卒業式・卒園式における母親の装い、特にコサージュの是非について
コサージュは伝統的に慶事で用いられてきましたが、現代では時代遅れと感じる意見も存在しますが、ブローチやパールネックレスといった代替アクセサリーの方が良いんでしょうか?
卒業式・卒園式にコサージュはダサい?古い?
■【卒業式・入園式】ママの服装、もう迷わない!コサージュの是非から服装の注意点まで徹底解説
こんにちは、はなです。
お子さんの大切な卒業式や入園式を間近に控え、そろそろ服装について考え始めている方も多いのではないでしょうか。
私もこれまで何度か経験してきましたが、毎回「何を着ていこう?」「コサージュってまだ付けるものなの?」と悩んでしまうんですよね。
特に気になるのが、コサージュのこと。
一昔前は当たり前のように付けていたイメージがありますが、最近では「もう古い?」「ダサい?」なんて声も耳にするようになりました。
そこで今回は、長年の経験を踏まえ、コサージュについて、そしてママの卒業式・入園式の服装について、あなたの疑問や不安を解消できるよう、徹底的に詳しく解説していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んで、自信を持って晴れの日を迎えてくださいね。
コサージュは古い?ダサい?今どきのママのホンネ
まず、一番気になるであろう「コサージュはもう古いのか?ダサいのか?」という疑問について、私の率直な意見をお話ししますね。
結論から言うと、一概に「古い」「ダサい」とは言えないと私は思っています。
ただ、時代とともにコサージュの在り方も少しずつ変化してきているのは事実です。
私が初めて子どもの入園式に参加した10年以上前は、確かに多くのお母様が華やかなコサージュを胸元に飾っていました。
大きめの生花のようなコサージュや、光沢のある素材のものが多かったように記憶しています。
当時の私は、「お祝いの場にはやっぱりコサージュよね!」と何の疑問も持たずに選んでいたのですが、今振り返ると、少し頑張りすぎた印象のものもあったかもしれません(笑)。
でも、最近の卒業式や入園式の写真を見ていると、コサージュを付けているお母様もいらっしゃいますが、以前に比べるとその数は減ってきているように感じます。
また、付けている方のコサージュも、以前のような大ぶりで装飾過多なものというよりは、小ぶりで上品なデザインのものが主流になっているようです。
なぜ「古い」「ダサい」と感じる人がいるのでしょうか?
それは、おそらくファッションのトレンドが変化し、よりシンプルで洗練されたスタイルが好まれるようになったことが大きな理由の一つでしょう。
また、SNSなどで様々な情報が手軽に手に入るようになり、「みんなと同じ」であることよりも「自分らしさ」を大切にする人が増えたことも影響しているかもしれません。
実際に、私のママ友の中にも「コサージュはちょっとおばさんっぽく見える気がするから、ネックレスやブローチにする」という意見を持つ人がいます。
特に若い世代のお母様の中には、コサージュに馴染みがなく、「付けるのはちょっと抵抗があるな」と感じる方もいるようです。
しかし、一方で、コサージュにはコサージュの良いところもたくさんあると私は思っています。
特に、ダークカラーのスーツやワンピースが多い卒業式では、胸元にコサージュがあるだけでパッと華やかになり、お祝いの気持ちを表現することができます。
地味になりがちな装いに、上品なアクセントを加えてくれる効果は絶大です。
また、コサージュには元々、「健康や安全を祈る」「祝福の気持ちを込める」といった素敵な意味合いがあるんです。
そういった意味を知ると、おめでたい席でコサージュを身につけることは、とても素敵なことだと改めて感じます。
私自身は、卒業式や入園式という特別な日には、控えめで上品なコサージュを付けることが多いです。
若い頃のような大きなコサージュではなく、小さめのパールやシフォン素材でできたものを選ぶようにしています。
色も、ベージュやオフホワイト、淡いピンクなど、服装に馴染みやすい優しい色を選ぶようにしています。
結局のところ、「コサージュが古いかダサいか」という判断は、個人の主観によるところが大きいと思います。
大切なのは、TPOに合った装いをすること、そして自分自身が心地よく、自信を持って式典に参加できるかどうかではないでしょうか。
もしあなたが「コサージュはちょっと…」と感じるなら、無理に付ける必要はありません。
代わりに、上品なネックレスや華奢なブローチ、デザイン性のあるスカーフなどで、装いに華やかさをプラスするのも素敵だと思います。
卒業式・卒園式コサージュの付け方・位置は?
■コサージュに込められた意味と、知っておきたい正しい位置
もしあなたが「やっぱりコサージュを付けてお祝いしたいな」と思うなら、次に気になるのは「コサージュにはどんな意味があるの?」そして「どこに付けるのが正解なの?」ということかもしれませんね。
先ほどもお伝えしたように、コサージュにはお祝いの気持ちや祝福の思いを表現するという意味があります。
また、特に卒業式のように落ち着いた色の服装が多くなる場で、明るさや華やかさを添えるという大切な役割も担ってくれます。
さらに、コサージュを付けることで、フォーマルな装いであることを示し、お祝いの場にふさわしいきちんとした印象を与える効果も期待できます。
特に、黒のスーツにパールのネックレスだけだと、場合によっては喪服のように見えてしまうこともありますが、そこにコサージュを添えることで、お祝いの装いであることが一目で分かります。
では、コサージュはどこに付けるのが正しいのでしょうか?
一般的には、胸より少し高い位置、鎖骨のあたりに付けるのが良いとされています。
この位置に付けることで、視線が自然と上に集まり、顔周りが明るく華やかに見える効果があるんです。
また、スタイルアップ効果も期待できると言われていますよ。
左右どちらに付けるかについては、自分から見て左側に付けるのが基本とされています。
これは、相手から見たときにコサージュがよく見える位置であることや、名札やバッジなども左側に付けることが多いことに由来するようです。
ただ、服装のデザインによっては右側に付けた方がバランスが良い場合もあるので、最終的には鏡を見て、一番美しく見える位置に付けるのが良いでしょう。
コサージュの向きについては、茎があるデザインの場合は下向きにするのが一般的です。
これは、お花が自然に咲いているような、落ち着いた印象を与えるためと言われています。
しかし、短い茎のデザインや、上向きにデザインされているコサージュもあるので、コサージュのデザインに合わせて調整すれば問題ありません。
少し斜め上に向けて外側に付けると、よりフォーマルな雰囲気になるとも言われていますよ。
私がコサージュを付ける際に気をつけているのは、ジャケットの襟の形とのバランスです。
テーラードジャケットのような襟がある場合は、襟の上部分、鎖骨に近いあたりに沿わせるように付けると上品にまとまります。
丸襟やノーカラージャケットの場合は、襟がない分、身頃の鎖骨あたりを目安にするとバランスが良いでしょう。
また、コサージュをしっかりと固定するために、ピンで挟む布の量を少し多めにするのがおすすめです。
そうすることで、コサージュがぐらつきにくくなります。
ワンピースなど、生地が薄い素材の場合は、裏側に当て布をすると、より安定しますよ。
せっかく素敵なコサージュを選んでも、付ける位置がずれていたり、不安定だったりすると、せっかくの装いも台無しになってしまいます。
正しい位置と付け方をマスターして、コサージュをより美しく、そして自信を持って身につけてくださいね。
卒業式・卒園式のママの服装の注意点
■卒業式・入園式で失敗しない!ママの服装、知っておくべき注意点
最後に、卒業式や入園式でママが服装を選ぶ際に、ぜひ知っておいていただきたい注意点をいくつかお伝えしたいと思います。
お子さんの大切な晴れ舞台だからこそ、マナーを守りつつ、素敵な装いで参加したいですよね。
基本はセミフォーマル、清潔感と上品さを大切に
卒業式・入園式ともに、ママの服装の基本はセミフォーマル(準礼装)です。
ジャケットとスカート、またはワンピースにジャケットを羽織るスタイルが基本となります。
最近では、きれいめのパンツスーツも増えてきましたが、園や学校によってはジャケット着用が推奨される場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
スカート丈は膝が隠れる程度からミモレ丈までが適切です。短すぎる丈はカジュアルな印象になりすぎるので避けましょう。
ワンピースの場合も、肘と膝が隠れるくらいの丈を選ぶと上品に見えます。
色選びはシーンに合わせて、明るい色もOK
卒業式はブラック、ネイビー、グレーなどの落ち着いたダークカラーが基本とされています。
これは、卒業という旅立ちの儀式にふさわしい、厳かな雰囲気を表すためです。
ただし、全身を黒でまとめると重たい印象になることもあるので、コサージュやアクセサリーで華やかさをプラスすることを意識しましょう。
一方、入園式・入学式は、新たな始まりを祝うおめでたい場なので、明るい色を取り入れるのもおすすめです。
ベージュ、オフホワイト、パステルカラーなどの優しい色合いは、春の訪れを感じさせ、晴れやかな気分を演出してくれます。
ネイビーやグレーのスーツに、明るい色のブラウスを合わせるだけでも、印象は大きく変わりますよ。
アクセサリーはパールが定番、華美なものは避けて
アクセサリーは、上品なパールを選ぶのが定番です。
一連のネックレスはもちろん、二連のパールネックレスも華やかさを添えてくれます。
イヤリングやピアスも、小ぶりで上品なデザインのものを選びましょう。
コサージュやブローチを付ける場合は、派手すぎるデザインや大きすぎるものは避け、控えめで上品なものを選ぶようにしましょう。
特に、ラメやビジューが過剰に使われたものや、カジュアルな素材のものは、フォーマルな場にはふさわしくありません。
ネックレスとコサージュやブローチを両方付ける場合は、どちらか一方にポイントを置くと、バランス良くまとまります。
例えば、華やかなパールのネックレスを付けるなら、コサージュやブローチは控えめなデザインにする、といった具合です。
バッグと靴もフォーマルなものを選んで
バッグは、小ぶりで上品なデザインのものが基本です。
黒やネイビー、ベージュなどの落ち着いた色の、革製や布製のものがおすすめです。
大きすぎるバッグやカジュアルな素材のバッグは避けましょう。
もし荷物が多い場合は、サブバッグを用意しておくとスマートです。
靴は、シンプルなデザインのパンプスを選びましょう。
ヒールの高さは3?5cm程度が歩きやすく、おすすめです。
黒やネイビー、ベージュなどの落ち着いた色の、プレーンなデザインであれば、素材はエナメルやスエードでも問題ありません。
オープントゥやサンダル、ブーツ、スニーカーはNGです。
3.5 ストッキングはベージュが基本、タイツはNG
足元は、ナチュラルなベージュのストッキングを着用するのが基本です。
黒のタイツや柄物のストッキングは、フォーマルな場にはふさわしくありませんので避けましょう。
素足もNGです。
忘れがちなアウターにも気を配って
卒業式や入園式は、まだ肌寒い時期に行われることが多いので、アウターも必要になります。
トレンチコートやきれいめのノーカラーコートなど、フォーマルな服装に合うものを選びましょう。
色は黒、ネイビー、グレー、ベージュなどが合わせやすいです。
カジュアルすぎるダウンジャケットなどは避けましょう。
主役は子ども、派手になりすぎないように
最も大切なことは、卒業式・入園式の主役はお子さんであるということです。
ママの服装は、お祝いの気持ちを表しつつも、派手になりすぎず、控えめで上品な装いを心がけましょう。
事前の情報収集も大切
園や学校によっては、服装について特に決まりがある場合や、雰囲気が異なる場合があります。
事前に先生や先輩ママに話を聞いたり、過去の卒業式や入園式の写真などを参考にしたりして、情報収集をしておくと安心です。
まとめ:卒業式・卒園式にコサージュはダサい?古い?コサージュの付け方・位置は?
いかがでしたでしょうか?
今回は、卒業式・入園式のママの服装について、コサージュの是非から服装の注意点まで、私の経験も交えながら詳しく解説しました。
服装選びは、お子さんの晴れの日を気持ちよく迎えるための大切な準備の一つです。
ぜひこの記事を参考に、自信を持って、そして素敵な笑顔で式典に参加してくださいね。
あなたの装いが、お子さんの門出を祝う、温かい気持ちの表れとなりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!