田村正資さんはクイズ、哲学、執筆、多方面で活躍する、現代の知性を体現する人物。
開成高校時代に「イケメン開成生」として話題をさらった田村正資さんの気になる現在のプロフィールをまとめています。
田村正資wiki|現在のプロフィール
田村正資さんは1992年に東京で生まれた、まさに僕と同世代の男性なんです。
最終学歴はなんと東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論分野の博士課程を修了という、超が付くほどの秀才!
専門は現象学、特にフランスの哲学者メルロ=ポンティの哲学、そして知覚の哲学という、なかなか奥深い分野を研究されているんですね。
その研究成果は高く評価されていて、2017年には修士論文「知覚の逆説」で一高記念賞を、2021年には論文「メルロ=ポンティのグールヴィッチ批判」でメルロ=ポンティ研究賞を受賞されているんですから、本当にすごいの一言です。
さらに驚くべきことに、あの伊沢拓司さんと共に、第30回高校生クイズで優勝という輝かしい経歴もお持ちなんです。
現在は、東京大学の特任研究員を続けながら、伊沢さんが中心となって運営する株式会社baton(QuizKnock)の業務にも参画されていて、哲学研究と並行して、同社で新規事業開発を手がけているという、多才ぶりを発揮されています。
哲学論文の執筆はもちろんのこと、『ユリイカ』や『群青』といった文芸誌にも論考や批評を寄稿するなど、幅広い分野で活躍されているんですね。
まさに知的好奇心の塊のような方だと感じます。
田村正資のクイズ経歴
さて、そんな田村さんのクイズ経歴ですが、これはもう語らずにはいられません!
なんといっても、2010年の「高校生クイズ」優勝は、彼の名前を一躍全国に知らしめる出来事でした。
しかも、その時のチームメイトがあの伊沢拓司さんだったというのは、今考えるとすごい巡り合わせですよね。
遡ると、2009年の「高校生クイズ」でもベスト4に進出している実力者なんです。
開成高校のクイズ研究部に入部したのがクイズとの出会いだったそうで、ボタンを押して正解した時の気持ちよさが忘れられなかった、というエピソードには、僕も共感してしまいます!
小さい頃から雑学が好きで、『トリビアの泉』のような番組もよく見ていたそうで、知識欲が人一倍強かったのかもしれませんね。
ただ、高校時代はクイズに青春を捧げた一方で、大学進学を機に一度クイズから距離を置いた時期もあったようです。
しかし、今はQuizKnockという、まさにクイズを軸とした会社で活躍されているわけですから、人生って本当に面白いですよね。
彼自身、「クイズではないことをやっている僕のなかに、クイズが息づいている」と語っていて、高校時代にクイズに打ち込んだことで変化した自分の身体が、別のことをやりたいと感じるようになった、とも分析しています。
クイズを通して、身の回りの世界がいろんな情報を隠し持っていて、自分の切り口次第でいろんな顔を見せてくれることに気づいた経験が、今の哲学研究にも繋がっているのかもしれません。
「これなんだろう?」という探求心が、「どうしてこうなっているんだろう?」というより深い疑問へと変わっていったことが、哲学への道を開いたと言えるでしょう。
田村正資のツイッターやインスタグラム
田村正資のツイッター
田村正資のインスタグラム
田村正資のフェイスブック
田村正資の高校や中学の学歴は?
では、小学校・中学・高校・大学に関する情報をまとめていきましょう。
田村さんは、公立中学校から開成高校に進学されています。
高校ではクイズ研究部に所属し、そこで伊沢拓司さんと出会ったわけですね。
田村正資の大学の学歴は?
大学は東京大学に進学し、教養学部で現代思想コースに進んでいます。
その後、大学院に進み、総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論分野で修士課程、そして博士後期課程を修了されています。
理系的な知識も持ち合わせながら、人文科学、特に哲学の分野を深く探求されているというのは、彼の知的好奇心の幅広さを物語っていますね。
田村正資の結婚した嫁は?
皆さんも気になるであろう結婚・彼女/彼氏に関する情報ですが、残念ながら、今回参考にした情報源の中には、直接的な記述は見当たりませんでした。
これだけの魅力的な人物ですから、きっと素敵なパートナーがいらっしゃるかもしれませんし、研究や仕事に没頭されているのかもしれませんね。
田村正資はどんな人?
最後に、僕が思う田村正資さんの人物像について語らせてください。
彼は、高校生クイズで注目を浴びた「イケメン開成生」というイメージとは裏腹に、内省的で思慮深い一面を持っているように感じます。
クイズに情熱を注ぎながらも、その先にある「なぜ?」という疑問へと突き進み、哲学という深遠な世界を探求していく姿勢は、まさに知的好奇心の権化です。
高校生クイズでの優勝という輝かしい実績を持ちながらも、それに安住することなく、新たな分野に挑戦し続ける探求心は、本当に尊敬に値します。
伊沢拓司さんとは対照的な性格だと自己分析していて、人前に出ることを得意としないタイプでありながら、自分の選んだ道でしっかりと成果を出そうという強い意志も感じられます。
クイズを通して得た、興味のないことにも興味を持つ姿勢や、知識と知識を結びつけることで新たな発見をする喜びは、彼の哲学研究の根幹にあるのではないでしょうか。
「問いが世界をつくりだす」という彼の言葉は、まさに彼の人生そのものを表しているように思います。
僕自身、彼のクイズに対する真摯な姿勢と、そこから哲学へと深化させていく過程を知ることで、知的好奇心の大切さを改めて教えられました。
皆さんも、田村正資さんの生き方から、何かインスピレーションを受け取ってみてはいかがでしょうか?
きっと、今まで見過ごしていた世界が、新しい輝きを放ち始めるはずですよ!
まとめ:田村正資wiki現在|年齢・結婚した嫁は?高校生クイズでクイズノック
田村正資さんの気になる現在の様子ですが、先ほどもお伝えしたように、哲学研究を続けながら、株式会社batonで新規事業開発を手がけるという、二足のわらじを履いた生活を送られています。
2023年には、博士論文「メルロ=ポンティにおける曖昧な世界の存在論」の審査に合格し、博士号を取得されたとのことですから、研究者としての道も順調に進んでいらっしゃるようです。
文芸誌への寄稿など、執筆活動も活発に行なっていて、最近では『問いが世界をつくりだす』(青土社)という書籍を出版されています。
この本は、彼のクイズ経験が哲学研究にどのように生かされたのか、そしてメルロ=ポンティの思想を通して「あなたと世界」を結びつけるあり方を考察した内容になっているそうで、すごく興味をそそられます。
QuizKnockの動画や記事にも時々登場されているので、彼の知的な一面に触れる機会はまだまだありそうですね。