京大2025文系・理系の合格最低点・ボーダーは？難易度は難化？

今年（2025年度）の京大入試について。

文系・理系の合格最低点・ボーダーはどれくらいになることが予想される？

■文系・理系の合格最低点・ボーダーはどれくらいになることが予想される？

まず、今年の京大入試の合格最低点ですが、これは本当に予想が難しいんです。

なぜなら、共通テストと二次試験の難易度、そして受験生の出来具合によって大きく左右されるからなんです。

ただ、いくつかの情報源を総合すると、ある程度の予測は可能です。

文系については、二次試験のみの配点（国数英各150点、社会100点の計550点満点）で、300点取れていればまず間違いなく合格できるという意見があります。

これは、共通テストで85%程度の得点率を前提としています。

別の情報源では、2024年のボーダーが280点程度だったことを考慮し、今年の数学の難易度が昨年とほとんど変わらず、国語や英語の採点がシビアであることを考慮すると、1教科あたりのボーダーが10点も跳ね上がることはまずないだろうと分析しています。

さらに、世界史の傾向が変わったこともあり、社会のボーダーが数点程度下がるとも予想されています。

理系については、昨年とほぼ変わらないという意見が多いようです。

二次試験の物理が難化したため、昨年比マイナス10点前後と予想されていますが、共通テストが易化したため、2～3点プラスに働き、結果として昨年対比でマイナス5点くらいではないかと予想されています。

ただし、これはあくまで予想です。

学部によって合格最低点は大きく異なるため、注意が必要です。

マナビジョンというサイトでは、学部ごとの合格最低点や合格平均点、倍率などの詳細なデータが掲載されているので、ぜひ参考にしてください。

過去の合格最低点・ボーダーの推移は？

過去の合格最低点の推移を見ることは、今年の合格ラインを予想する上で非常に重要です。

2015年度から2024年度までの京都大学の学部・学科別合格者の最高点、最低点、平均点を表にまとめます。

学部・学科	年度	満点	最高点	最低点	平均点
総合人間（文系）	2015	800	563.66	446.16	480.64
	2020	800	550.99	448.91	475.47
	2022	800	632.57	532.00	572.36
	2024	800	609.07	472.58	510.20
文	2015	750	586.08	482.10	507.65
	2020	750	568.38	470.25	495.67
	2022	750	638.66	501.62	533.05
	2024	750	586.20	461.66	491.11
法	2015	820	599.92	484.28	515.94
	2020	820	605.84	507.46	538.73
	2022	820	697.30	544.10	587.25
	2024	820	656.70	484.75	526.13
経済（一般）	2015	800	586.10	465.85	501.48
	2020	800	615.20	491.55	523.15
	2022	800	645.87	526.62	567.53
	2024	800	631.75	486.87	526.63
理	2015	1200	959.25	709.05	773.85
	2020	1200	928.65	629.35	705.09
	2022	1200	976.62	711.87	787.81
	2024	1200	914.75	657.25	738.19
医（医）	2015	1300	1080.20	897.65	958.66
	2020	1250	995.60	789.95	858.06
	2022	1250	1125.37	916.62	978.79
	2024	1250	1059.75	844.25	906.79
工（地球工）	2015	1000	698.18	567.90	593.58
	2020	1000	699.78	513.61	541.90
	2022	1000	771.58	600.66	634.15
	2024	1000	676.66	529.66	564.30

例えば、文学部の前期日程の場合、2024年度の合格最低点は461.66点（満点750点）、2023年度は512.28点（満点750点）、2022年度は501.62点（満点750点）となっています。

このように、年度によって50点程度の差が生じることがあります。

また、大学入試情報というサイトには、1996年から2023年までの合格最低点・ボーダーのデータが掲載されています。

これを見ると、合格最低点は年度によって大きく変動しており、共通テストの難易度や二次試験の出題傾向によって左右されることがわかります。

今年の難易度についてですが、情報源によって意見が分かれています。

ある情報源では、理系の二次試験の物理が難化したとされています。

しかし、別の情報源では、全体的に昨年とほぼ変わらないという意見もあります。

難易度の判断は非常に主観的なものであり、受験生自身の得意科目や苦手科目によっても感じ方が異なるため、一概に言うことはできません。

ただ、過去問を解いてみて、自分がどれくらいの点数を取れるのかを把握することが、難易度を判断する上で最も重要なことです。

京大入試の傾向と特徴は、他の大学とは一線を画しています。

科目数の多さと試験時間の長さ：
京大の二次試験は科目数が多く、理系でも国語が必須です。
また、試験時間も長く、一番短い地歴でも90分、一番長い理科は180分となっています.
長時間の集中力とスタミナが求められます。
記述式の問題が多い：
京大の二次試験は記述式の問題が多く、論述力が重要です。
単に知識を暗記するだけでなく、自分の言葉で説明できるようにする必要があります。
思考力を問う問題が多い：
京大の入試問題は、単なる知識の暗記では解けません。
思考力、判断力、表現力が求められます。
問題文をよく読み、何が問われているのかを正確に理解する必要があります。
過去問の徹底的な分析：
京大の入試対策として最も重要なのは、過去問を徹底的に分析することです。
過去問を解くことで、出題傾向や難易度、時間配分などを把握することができます。
基礎力の重要性：
京大の入試問題は難易度が高いですが、基礎がしっかりしていれば、十分に合格可能です。
教科書や参考書を丁寧に読み込み、基礎知識を確実に身につけることが重要です。

京大合格のためには、早い段階から計画的に対策を進めることが重要です。
基礎力を固め、過去問を分析し、記述力を鍛えることで、合格の可能性を高めることができます。
応援しています！