110回薬剤師国家試験2025ボーダー予想・合格点は何点？

2025年2月に実施された110回薬剤師国家試験について。

薬剤師国家試験は薬剤師になるための登竜門。

必須問題と一般問題が出題され合格率は例年60%前後で推移していますが、110回薬剤師国家試験のボーダー予想・合格点は何点？

110回薬剤師国家試験2025

第110回薬剤師国家試験について、皆さんが気になる情報をぎゅっと詰め込んだブログ記事をお届けします。

この記事を読めば、試験の概要から合格後のことまで、まるっと理解できちゃいますよ！

■試験概要：日程と形式

まず、試験の日程から確認していきましょう。第110回薬剤師国家試験は、2025年2月22日（土）と23日（日）に実施されます。そして、合格発表は2025年3月25日（火）午後2時。厚生労働省のWebサイトで受験地と受験番号が発表され、合格者には合格証書が郵送されます。

試験形式は、基本的に選択式。一問一答形式や、正しい答えが複数ある形式、解答の組み合わせから選ぶ形式などがあります。ただし、必須問題は一問一答かつ五肢択一形式で、文章で答える記述問題はありません。

■試験内容：科目と問題数

試験科目は多岐に渡ります。必須問題と一般問題（薬学理論問題、薬学実践問題）があり、それぞれ出題目的が異なります。

具体的な科目と問題数は以下の通りです：

科目	必須問題	一般問題（薬学理論問題）	一般問題（薬学実践問題）	一般問題合計
物理、化学、生物	15問	30問	15問	45問
衛生	10問	20問	10問	30問
薬理	15問	15問	10問	25問
薬剤	15問	15問	10問	25問
病態、薬物治療	15問	15問	10問	25問
法規、制度、倫理	10問	10問	10問	20問
実務	10問	–	20問＋65問	85問
出題総数	90問	105問	150問	255問

複合問題とは、「実務」以外の各科目と「実務」とを関連させた問題のことです。

■合格基準：得点と足切り

薬剤師国家試験の合格基準は、「得点に関する基準」と「足切り基準」の2つ。

得点に関する基準：問題の難易を補正して得た総得点について、平均点と標準偏差を用いた相対基準により設定した得点以上であること。また、必須問題について、全問題への配点の70％以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30％以上であること。
足切り基準：公衆衛生に甚大な被害を及ぼすような内容、倫理的に誤った内容、患者に対して重大な障害を与える危険性のある内容、法律に抵触する内容に関する設問（禁忌肢）を一定数以上選択した場合、合格点をクリアしても不合格。

■ボーダーライン予想：過去の合格点推移から見る

さて、皆さんが最も気になるボーダーライン（合格点）ですが、これは試験の難易度によって変動します。過去の合格点を見てみましょう：

近年の合格点は、345点換算で210点台～230点台で推移しています。

個人的な予想としては、第110回も同程度の難易度であれば、215点～225点あたりがボーダーラインになるのではないかと考えています。ただし、これはあくまで予想なので、油断せずにしっかりと対策しましょう。

薬剤師国家試験に合格したら、いよいよ薬剤師としてのスタートラインです。まずは、薬剤師免許の申請を行いましょう。その後は、病院や薬局、製薬会社など、様々な場所で活躍することができます。

薬剤師の仕事は、患者さんの健康をサポートするだけでなく、地域社会に貢献できるやりがいのある仕事です。私も薬剤師として、日々患者さんと向き合い、その笑顔を見ることが私の原動力になっています。

■薬剤師国家試験合格に向けて

薬剤師国家試験は決して簡単な試験ではありませんが、しっかりと対策をすれば必ず合格できます。

皆さんが、薬剤師として輝かしい未来を歩めることを心から応援しています！