KB5051987について
windows updateでは、
インストールできない
アップデートが進まない・終わらない
といった不具合が起こりがちですが、KB5051987は?
KB5051987|Windows Update 2025年2月
■【2025年2月】Windows Update KB5051987:不具合、インストール問題、アップデート内容を徹底解説!
皆さん、こんにちは!
Windows Updateに情熱を注ぐ30代のITエキスパートです。
2025年2月12日にリリースされたWindows 11の累積更新プログラムKB5051987について、徹底的に解説していきます。
今回のアップデート、実は私も5台のPCに適用してみたのですが、色々気になる点が見えてきました。
皆さんのPC環境は如何でしょうか?
アップデートで困った経験はありませんか?
KB5051987を安心してインストールできるよう、不具合情報からインストール時の注意点、アップデート内容まで、詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください!
KB5051987とは?アップデートの基本情報
まず、KB5051987の基本情報から確認していきましょう。
KB5051987は、Windows 11 バージョン24H2向けのセキュリティ更新プログラムを含む累積更新プログラムです。
この更新プログラムを適用することで、OSのセキュリティ脆弱性が修正され、システムの安全性が向上します.
具体的には、以下のような点が改善・修正されています:
- セキュリティ脆弱性の修正:Windows OSのセキュリティ上の弱点を解消し、不正アクセスやマルウェア感染のリスクを軽減します.
- 自動HDR有効時のゲーム不具合の修正:自動HDRを有効にしているとゲームの色がおかしくなったり、ゲームがフリーズする(固まる)不具合を修正します.
- マウスカーソルにプログレスリングが頻繁に表示される不具合が修正.
KB5051987不具合は?
■KB5051987で発生している不具合情報
セキュリティ向上のためのアップデートですが、残念ながらKB5051987にはいくつかの不具合が報告されています.
アップデート前に、これらの情報を把握しておきましょう。
- ファイルエクスプローラーの異常動作:
- フォルダを開こうとすると応答しなくなる.
- デスクトップ上のフォルダが開けない.
- Officeファイルが保存できない.
- インストール失敗:
- インストールが96%で停止し、エラーメッセージが表示される.
- エラーコード0x80070003が表示される.
- システムパフォーマンスの低下:
- マウスの動きがぎこちなくなる.
- 文字入力の遅延が発生する.
- カメラの動作不良:
- カメラが起動しなくなる.
- Windows Cameraがカメラを検出できなくなる.
- RDP接続の問題:
- RDP接続が60秒程度で切断される.
- その他
- Microsoft StoreからRobloxをダウンロードしてプレイできない (ARM CPU環境).
- タスクバーのプレビューアニメーションの不具合.
これらの不具合は、すべての環境で発生するわけではありません.
しかし、発生した場合に備えて、対処法を知っておくと安心です。
KB5051987不具合|インストールできない・アップデートが進まない・終わらない
■インストール・ダウンロードできない、進まない場合の対処法
KB5051987のインストールやダウンロードがうまくいかない場合、以下の対処法を試してみてください:
- Windows Update トラブルシューティングツールの実行:
- 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」→「Windows Update」を選択し、実行します.
- システムファイルチェッカー(SFC)とDISMの実行:
- コマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します.
sfc /scannow DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
- .NET Framework 3.5 の再インストール:
- 「コントロールパネル」を開き、「プログラムと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択し、「.NET Framework 3.5(.NET 2.0および3.0を含む)」にチェックを入れて「OK」を押します.
- Windows Update サービスの再起動:
- コマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します.
net stop wuauserv net stop cryptSvc net stop bits net stop msiserver ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old ren C:\Windows\System32\catroot2 Catroot2.old net start wuauserv net start cryptSvc net start bits net start msiserver
- 高速スタートアップ機能の無効化:
- 高速スタートアップ機能が有効になっていると、更新が正常に完了しない場合があります。
- 「高速スタートアップ機能 無効」で検索して、無効化の手順を確認してください.
- Windows Update の一時キャッシュ関連コマンド実行:
- コマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します.
net stop wuauserv net stop bits
- エクスプローラーで
%windir%\SoftwareDistribution\DataStore
を開き、中のファイルを削除します. - コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力してEnterキーを押します.
net start wuauserv net start bits
- 空き容量の確認:
- Cドライブに30GB以上の空き容量があるか確認してください.
- 空き容量が少ない場合は、不要なファイルやアプリを削除するか、クリーンアップを実行してください.
- インストールメディアからのクリーンインストール
- 上記の方法で解決しない場合、最終手段としてWindowsのクリーンインストールを検討してください.
- Microsoftの公式サイトからメディア作成ツールをダウンロードし、USBインストールメディアを作成して、PCをUSBから起動しクリーンインストールします.
- 個人ファイルを保持しないオプションを選択してください.
- 気長に待つ
- 一部の環境では、インストールに非常に時間がかかる場合があります(8時間以上かかったという報告もあります).
- 気長に待つことで、最終的にはインストールが完了することもあります.
KB5051987のアップデート内容詳細
KB5051987には、セキュリティ修正以外にも様々な改善点が含まれています:
- Windows Studio Effects:NPUを搭載したデバイスで、Windows Studio Effectsを使用しているアプリをシステムトレイから確認できるようになりました.
- Simsun-ExtGフォント:簡体字中国語フォント「Simsun-ExtG」が追加されました。Biangbiang麺の文字も含まれています.
- マウス関連の問題の修正:テキストフィールドにカーソルを合わせたときにカーソルが消える問題、ポインタートレイルの問題、カーソルの吃音の問題などが修正されました.
- ファイルエクスプローラーの改善:右クリックメニューに「新しいフォルダー」コマンドが追加、以前のタブを復元する機能、自動ファイルエクスプローラー設定などが追加されました.
- その他:時刻表示、Windows共有、拡大鏡アプリ、WARP、Windowsカーネルドライバーのブロックリスト、リモートデスクトップゲートウェイなど、多くの機能改善と不具合修正が行われました.
個人的な感想とアップデートの注意点
今回のKB5051987、私のPC環境では特に大きな問題は発生しませんでしたが、ネット上では様々な不具合報告が上がっているようです.
特にファイルエクスプローラーの不具合は、Windowsの基本機能だけに影響が大きいので、注意が必要です。
アップデートを行う際は、以下の点に注意しましょう。
- 事前にバックアップを取る:万が一の事態に備えて、大切なデータのバックアップを取っておきましょう。
- 時間に余裕をもって行う:インストールに時間がかかる場合があるので、時間に余裕がある時に行いましょう.
- 不具合情報を確認する:最新の不具合情報を確認し、自分の環境で発生する可能性がないか確認しましょう.
- 周辺機器の動作確認:アップデート後、カメラやプリンターなど、周辺機器の動作確認を行いましょう.
まとめ:KB5051987は慎重にアップデートを
KB5051987は、セキュリティを向上させる重要なアップデートですが、不具合も報告されています.
アップデートを行う際は、この記事で紹介した情報を参考に、慎重に判断してください。
もし不具合が発生した場合は、焦らずに対処法を試してみましょう。
今回の記事が、皆さんのWindows Updateの一助となれば幸いです。
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それでは、また次回の記事でお会いしましょう!