ドラマ「御上先生」2話について。
「御上先生」は東大卒のエリート官僚が高校教師となり、教育の闇に立ち向かう学園ドラマ.
官僚と高校生が、権力に挑む大逆転教育再生ストーリーです。
御上先生（ドラマ）wiki2話あらすじ
試験会場で起きた殺人事件と自分がリークした不倫記事は関係がある。御上（松坂桃李）の言葉が気になった報道部の神崎（奥平大兼）は、隣徳学院を辞めた教師・冴島（常盤貴子）に会いに行く。
事実が明らかになる中で、神崎の記事について生徒たちに討論させる御上。同じ頃、文科省の塚田（及川光博）と槙野（岡田将生）が、動き出す――。
殺人事件、不倫記事、隣徳、文科省、これらには一体どんな関係があるのか、そして殺人犯の目的とは――。
引用：https://www.tbs.co.jp/mikami_sensei_tbs/story/ep2.html
御上先生（ドラマ）wiki2話ネタバレ
第2話では、御上孝が隣徳学院3年2組の担任となったことで生じる混乱と、生徒たちの反発、そして新たな事件の予兆が描かれます。
- 担任交代への生徒の反発：
- 御上が3年2組の担任になったことで、これまで担任だった是枝文香は副担任に降格します。進学校で東大を目指す29人の生徒たちは、担任が途中で変わることに不満を抱き、特に成績優秀な報道部の神崎拓斗は、御上に対し「授業できるのか」と挑発的な態度をとります。
- 生徒たちは、担任が持ち上がりであるはずなのに、御上が担任になったことに不信感を抱き、授業ができるのかと御上を挑発します。これに対し、御上は「挑発に乗らせてもらおう」と応じ、生徒たちの考えるエリートは「ただの上級国民予備軍だ」と言い放ちます。
- 御上と生徒の対立と、エリートの意味：
- 御上は、生徒たちが考える「エリート」はただの「上級国民予備軍」に過ぎないと指摘し、エリートの真の意味を問います。エリートの語源がラテン語で「神に選ばれた人」であることを伝え、学歴や社会的地位・収入を目指す生徒たちを批判します。
- 御上は生徒たちに、自分たちのことをエリートだと思っているのか、エリートの本当の意味を理解しているのかと問いかけます。
- 神崎拓斗と校内新聞：
- 神崎は、校内新聞で教師同士の不倫問題を暴いた過去があり、その件で解雇された教師・冴島悠子の名前を御上から聞かされます。また、御上は神崎が年度末試験で解けなかった問題を解説し、神崎の実力を試します。
- 神崎は、御上が文科省から民間研究機関への天下りを斡旋しており、そのために隣徳学院に左遷されたという記事を校内新聞に掲載します。学校中が騒然とする中、御上は文科省内でのリークと、ほとぼりが冷めるまでの隣徳学院への派遣を認めますが、天下りの斡旋は否定します。
- 御上の目的と「闇」の存在：
- 御上は、誰かに罪を被せられても左遷を受け入れたのは、「日本の教育を変えるために文科省に残りたかったからだ」と語ります。そして、官僚が出世するためには手を汚さずに上には行けないという現実を生徒たちに明かします。
- 御上は神崎に、記事にしたことは「闇」などではなく「ただの日常」だと伝え、「もし本当に闇を見る気があるなら、今日の放課後、ここで話そう」と誘います。
- 不倫記事と刺殺事件の関連性：
- 放課後、御上の元にやってきた神崎は、自分が記事にした不倫教師の生活が一変したことを突きつけられます。さらに御上は、神崎が書いた不倫記事と国家公務員試験で起きた刺殺事件がつながっていると語ります。
- 御上は、「気づいちゃったんだよね。闇の中で、その事件と僕の不正とこの学校と文科省が、つながっているかもしれないことに」と告げ、カオス理論の「バタフライエフェクト」を例に挙げ、「なんの痛みもなく。人は人を殺すことがある。本当の闇を見たければ、僕を手放すな」と神崎に告げます。
第2話のポイント
- 御上の教育理念と生徒たちの反発が明確になる。
- 神崎の過去の行動と、それが新たな事件に繋がる可能性が示唆される。
- 「エリート」の意味を問いかけることで、生徒たちの価値観を揺さぶる。
- 御上が語る「闇」という言葉が、今後の展開への重要なキーワードとなる。
第2話では、御上が単なる教師ではなく、生徒たちを巻き込みながら、社会の構造的な問題に切り込んでいく姿勢が描かれています。また、神崎が「闇」に足を踏み入れ、物語がより複雑化していくことが予想されます。
御上先生（ドラマ）wiki2話ネタバレ｜感想は面白い？つまらない？
ドラマ全体の評価
- 「日曜夜9時に観るにはテーマが重過ぎる」という声もあったものの、多くの視聴者にとって、「御上先生」は面白いドラマとして受け止められています。
- 特に、従来の学園ドラマとは異なり、現代社会の闇に切り込む斬新な内容が高く評価されています。
- 「テンプレを外し、熱血とは真逆の世界観」で展開される点が特徴的です。
- 視聴者からは「引き込まれた」「来週が楽しみ」といった声が上がっています。
- 「アンチヒーロー」などの過去の日曜劇場作品にハマった視聴者からも支持されているようです。
- ただし、一部には「高3で先生の不倫撮影する暇ない」「クラスが殺伐としすぎている」といったリアリティへの疑問や、「学園ものにくっつけた感じが違和感」という意見もあります。
2話の具体的な展開と感想
- 2話では、試験会場で起きた殺人事件と神崎の記事が関係している可能性が示唆されました。
- 御上は、神崎が書いた不倫記事が、結果的に元教師の冴島とその子供である真山弓弦を追い詰めた可能性を示唆し、「バタフライエフェクト」という言葉を用いて、小さな出来事が大きな事件に繋がることを説明しました。
- 犯人である真山弓弦が女性（堀田真由）であったという事実に、視聴者は衝撃を受けました。この展開は、視聴者に「固定概念」を問いかける効果があったと言えます。
- 御上が過去の人気学園ドラマを批判するシーンは、視聴者から様々な反響を呼びました。特に、『3年B組金八先生』への言及は、「自社の番組をdisってる？」という驚きとともに、「攻めているな」という評価につながりました。しかし、このシーンは、単なる批判ではなく、「熱血教師」という理想像が、現実の教育現場に与える影響を問題提起していると解釈できます。
- 御上と真山弓弦の面会シーンでは、緊迫感のあるやり取りが描かれ、視聴者の心拍数を上げたという感想もあります。
- 御上の「物事にはその先があって、一部分だけじゃなく、見えない部分を見ようとする目、考える事・想像する事を教える活きた授業」に感動したという感想もあります。
- また、御上が学年主任とのやり取りで、霞ヶ関文学と永田町文学の違いを引用した返答は、視聴者から「あっぱれ」と評価されています。
その他の注目点
- 小島よしおと浪川大輔がサプライズで出演し、視聴者を驚かせました。
- 松坂桃李と岡田将生の演技について、視聴者から「凄い役者さん」「良い案配で嫌みと強さを醸し出している」という評価が寄せられています。
- 映像のクオリティが高く、「映画にも匹敵するレベル」という感想もあります。
総括
「御上先生」2話は、単なる学園ドラマの枠を超え、社会問題や人間の心理に深く切り込む、見応えのある内容でした。予測不能な展開、豪華なキャスト陣、そして考えさせられるテーマが、視聴者を惹きつけていると言えるでしょう。
面白いと感じる点
- 従来の学園ドラマにはない、社会の闇に切り込む斬新さ
- 衝撃的な展開や、予測できないサプライズ
- 豪華キャスト陣の演技力
- 考えさせられるテーマや、社会への問題提起
つまらないと感じるかもしれない点
- リアリティに欠ける部分や、設定への違和感
- 学園ドラマとしての展開に、サスペンス要素が強く結び付けられていることへの違和感
- テーマが重く、日曜夜に観るには辛いと感じる人もいるかもしれない点
これらの要素を踏まえると、「御上先生」は、多くの視聴者にとって「面白い」と感じられるドラマであると言えるでしょう。しかし、一部にはリアリティ不足や展開への違和感を感じる視聴者もいるかもしれません。
御上先生（ドラマ）wiki2話の視聴率は？
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御上先生（ドラマ）wiki2話キャスト・登場人物
主要人物
- 御上 孝（みかみ たかし）：松坂桃李が演じる、文部科学省から私立高校へ派遣された官僚で、3年2組の担任教師。日本の教育を変えようという強い思いを持つ。
- 是枝文香（これえだ ふみか）：吉岡里帆が演じる、3年2組の副担任で、国語教師。御上が担任になったことで副担任に降格した。
- 神崎拓斗（かんざき たくと）：奥平大兼が演じる、報道部部長でジャーナリスト志望の生徒。正義感が強く成績優秀だが、喜怒哀楽を表に出さない。教師同士の不倫問題を暴いた校内新聞を発行したことがある。
- 槙野恭介（まきの きょうすけ）: 岡田将生が演じる、御上の文科省の同期。
- 塚田幸村（つかだ ゆきむら）: 及川光博が演じる、文部科学省初等中等教育局局長で、御上の上司。
- 冴島悠子（さえじま ゆうこ）: 常盤貴子が演じる、元隣徳学院の教師で、現在はコンビニでパートとして働いている。過去に不倫を暴かれ学校を去った。
隣徳学院3年2組の生徒
3年2組には29人の生徒がおり、それぞれ個性的なキャラクター設定がされています。以下に主な生徒を挙げます。
- 安西淳平（あんざい じゅんぺい）：森愁斗が演じる、活発で前向きな性格の生徒。元サッカー部。
- 市原穂波（いちはら ほなみ）：鈴川紗由が演じる、ふわふわ系の個性的な性格の生徒。アニメ研究会。
- 伊原 宙（いはら そら）：渡辺色が演じる、気弱で自己主張しない性格の生徒。元天文学部。
- 遠藤雄大（えんどう ゆうだい）：唐木俊輔が演じる、正義感が強く、筋トレが好きな生徒。元水泳部。
- 小栗天音（おぐり あまね）: 安斉星来が演じる、ヴァイオリンを習っていて、東京藝術大学への進学を目指している生徒。
- 遠田祥子（おんだ しょうこ）：花岡すみれが演じる、法学部志望の理路整然とした生徒。
- 香川大樹（かがわ だいき）：今井柊斗が演じる、お調子者の元バスケ部キャプテンの生徒。
- 川島圭祐（かわしま けいすけ）: 藤本一輝が演じる、冷静沈着で口数が少ないがツッコミがうまい生徒。元バレー部。
- 次元賢太（つぎもと けんた）：窪塚愛流が演じる、明るく雄弁な愛されキャラで、プログラミングが得意な生徒。
- 富永蒼（とみなが あおい）：蒔田彩珠が演じる、明るく自由な性格で、神崎の幼馴染の生徒。
- 冬木竜一郎（ふゆき りゅういちろう）：山下幸輝が演じる、皮肉屋で理屈っぽい性格の生徒。金融関係の職を希望。
- 和久井翔（わくい かける）: 夏生大湖が演じる、全国模試一位の秀才で、クールな性格の生徒。
- 倉吉由芽（くらよし ゆめ）：影山優佳が演じる、アメリカで生まれ育ったバイリンガル帰国子女の生徒。
- 櫻井未知留（さくらい みちる）: 永瀬莉子が演じる、気が強く、ストイックに勉強に打ち込む生徒。法学部志望。
- 椎葉春乃（しいば はるの）：吉柳咲良が演じる、責任感が強く、人にも自分にも厳しい生徒。
- 東雲温（しののめ たずね）：上坂樹里が演じる、考え込みがちな真面目な性格の生徒。
- 高梨晋太郎（たかなし しんたろう）: 青山凌大が演じる、前向きでポジティブな生徒。
- 千木良遥（ちぎら はるか）: 高石あかりが演じる、真面目で控えめな性格の生徒。
- 徳守陣（とくもり じん）: 八村倫太郎が演じる、素直で好奇心旺盛な生徒。慶應義塾大学への進学を目指している。
- 宮澤涼（みやざわ りょう）: 豊田裕大が演じる、要領の悪いことが嫌いで、正義感がある生徒。慶應義塾大学志望。
- 村岡渉（むらおか わたる）: 山田健人が演じる、元生徒会長でリーダーシップがある生徒。
- 名倉知佳（なぐら ちか）: 白倉碧空が演じる、明るく親しみやすい生徒。元バスケ部マネージャー。
- 波多野侑（はたの たすく）: 真弓孟之が演じる、お調子者の盛り上げ役だが、気が利く生徒。
その他
- 溝端完（みぞはた たもつ）：迫田孝也が演じる、3年の学年主任。
- 一色真由美（いっしき まゆみ）：臼田あさ美が演じる、養護教諭。
- 中岡壮馬（なかおか そうま）：林泰文が演じる、神出鬼没な男。
ドラマでは、これらの登場人物たちが、学校という舞台と省庁という舞台で、それぞれの思惑や葛藤を抱えながら物語を展開していく。特に、御上先生と生徒たちの関わりを通して、教育のあるべき姿や社会の闇が描かれていく。
御上先生（ドラマ）wiki2話からの展開を予想・考察
ドラマ「御上先生」の2話までの展開を踏まえた、今後の展開の予想と考察について。
- 御上先生の目的と過去: 御上孝が文科省から私立高校へ派遣された背景には、単なる左遷人事以上の理由があることが示唆されています。「日本の教育を変えたい」という強い意志を持つ一方で、文科省内での不正をリークされた過去も持ち合わせており、その真相が今後の物語の鍵を握る可能性があります。御上がなぜそこまで教育を変えたいのか、その動機となる過去の出来事が今後明かされるかもしれません。
- 「パーソナルイズポリティカル」の具現化: ドラマの重要なテーマである「パーソナルイズポリティカル」、つまり「個人的なことは政治的なこと」という考え方が、今後さらに具体的に描かれるでしょう。生徒たちの個人的な悩みや問題が、学校や社会の構造的な問題と密接に結びついていることが、より明確に示されるはずです。例えば、神崎拓斗が書いた不倫記事が、国家公務員試験での刺殺事件に繋がっている可能性が示唆されており、個人の行動が社会全体に影響を与えるというテーマが強調されるでしょう。
- 生徒たちの変化と成長: 御上の授業や問いかけを通して、生徒たちは既存の価値観や常識を疑い、自分自身で「考える」ことの大切さを学び始めます。特に、神崎拓斗は、自身の行動がもたらした結果に責任を感じ、真実を追求しようとする姿勢を見せています。また、他の生徒たちも、それぞれの問題や葛藤と向き合いながら、成長していく姿が描かれるでしょう。
- 学校と文科省の対立: 御上は、文科省官僚でありながら、学校現場から教育を変えようとしています。この行動は、文科省上層部との対立を深めることになり、今後、学校と文科省という二つの異なる組織間の対立が激化していく可能性があります。特に、御上の上司である文科省初等中等教育局局長の塚田幸村や、同期の槙野恭介の動きは、物語の展開に大きな影響を与えるでしょう。
- 冴島悠子の役割: 冴島悠子は、過去に不倫を暴かれて学校を去った元教師ですが、国家公務員試験での刺殺事件の犯人の母親であることが判明しました。冴島の存在は、御上の過去や事件の真相解明に重要な役割を果たすと考えられ、今後の物語で、彼女の行動や発言が重要な鍵となるでしょう。特に、神崎が冴島に会いに行ったことや、冴島の「もしこれから何があっても、あなたのせいじゃないから」という言葉が、今後の展開にどのような影響を与えるのか注目されます。
- 隠された真実の解明: 第2話の最後で、御上は「気づいちゃったんだよね。闇の中で、その事件と僕の不正とこの学校と文科省が、つながっているかもしれないことに」と発言しました。この言葉は、一見無関係に見える出来事が、実は複雑に絡み合っている可能性を示唆しており、今後の展開では、この隠された真実が徐々に明らかになっていくでしょう。
- 「ハゲワシと少女」のメタファー: 御上が授業で語った写真「ハゲワシと少女」の例えは、社会の不条理や構造的な問題を象徴している可能性があります。このメタファーは、今後も繰り返し登場し、生徒たちが社会の闇と向き合う際の重要な視点となるでしょう。特に、神崎が「ハゲワシの正体」を暴こうとする過程で、自身の過去の行動を反省し、新たな視点を得ることが予想されます。
- 生徒たちの多様な個性と成長: 3年2組の生徒たちは、それぞれ異なる個性と背景を持っています。御上との出会いを通して、彼らが自身の内面と向き合い、どのような変化や成長を遂げるのか、それぞれの生徒の視点から物語が展開されることも予想されます。例えば、成績優秀な和久井翔が抱える葛藤、元生徒会長の村岡渉がクラスでどのように変化していくのかなど、各生徒の物語も注目すべき点です。
これらの要素が複雑に絡み合いながら、物語は進んでいくと考えられます。「御上先生」は単なる学園ドラマではなく、現代社会が抱える問題点を浮き彫りにする、社会派ドラマとしての側面を強めていくでしょう。
