2025年の大阪公立大を受験する際の共通テスト ボーダー・足切りについて。
共通テストは二次試験への切符！「足切り」というボーダーラインを突破することが、国公立大学合格への第一歩
特に東大や京大をはじめ難関大学や医学部では、「足切り」のボーダーラインが高く設定されている傾向がありますが2025年の大阪公立大の法学部などで共通テスト ボーダー・足切りは何点？いつわかる？
大阪公立大の共通テスト2025ボーダー・足切り点数は何点？いつわかる？
大学受験における「足切り」とは、国公立大学の入試において、共通テストの成績が大学の定める基準に満たない場合に、二次試験の受験資格を失う制度のことです。
共通テストのボーダーライン
- 共通テストのボーダーラインとは、大学が合格者を選抜する際に、合否を分ける得点ラインのことです。
- 大阪公立大学の各学部学科のボーダーラインは、大手予備校（河合塾、駿台、東進ハイスクールなど）が発表しています。
- これらの予備校は、共通テストの自己採点結果を集計し、各大学のボーダーラインを予想します。
- ボーダーラインは、大学や学部、年度によって変動します。
- 共通テストの得点率は、大学や学部によって異なりますが、共通テストで6割程度の得点率があれば、出願できる大学もあります。
- 例えば、大阪公立大学の一部の学部では、共通テストの得点率が60%程度でも合格の可能性があるとされています。
- しかし、難関学部や人気学部では、より高い得点が必要になります。
- 大阪公立大学医学部医学科のように、共通テストに基準点を設定している学部もあります。
- この場合、基準点を満たさないと足切りに遭う可能性があります。
足切り（第一段階選抜）
- 足切りは、正式には「第一段階選抜」または「二段階選抜」と呼ばれます。
- 大阪公立大学を含む多くの国公立大学では、志願者数が募集人員に対して一定の倍率を超えた場合に、足切りが実施されます。
- 足切りの目的は、
- 二次試験の採点にかかる大学側の負担を軽減するため。
- 試験会場の収容人数を制限するため。
- 大学の教育水準を維持するため。
- 大阪公立大学では、すべての学部で予告倍率が設定されており、志願倍率が上回った場合は選抜を行うとされています。
- ただし、医学部医学科のみ、共通テストに「650/900」点という基準点を設定しています。
- 前期日程で不合格になるのは医学部医学科の十数名程度で、ほかの学部では実施されていないとされますが、工学部の中期日程と、法学部の後期日程では毎年2段階選抜を実施しています。
- 足切りには2つのパターンがあります。
- 基準点に満たない受験生を不合格とする場合。
- あらかじめ定めた倍率に収まるように、点数の低い受験生を不合格とする場合。
- 大学によっては、両者を併用する場合があります。
足切りライン
- 足切りラインは、共通テストの得点によって決定されます。
- 具体的な足切りラインは、大学や学部によって異なり、毎年の志願者数や合格者数によって変動します。
- 多くの大学では共通テストの得点を「総得点の何％以上」といった形で基準を設定します。
- 一般的に、難関大学や人気学部ほど、足切りラインは高く設定されます。
- 足切りラインは、共通テストの平均点や、志望校の二次試験の合格最低点などを基準として設定されます。
- 各予備校（河合塾、駿台、東進など）が、足切り予想ラインを発表しますが、数値は異なることがあるため、複数の情報を参考にしましょう。
- 大阪公立大学の法学部では、共通テストの得点率が75%程度でボーダーラインとなることが多いようですが、年度によって変動があります。
- 2025年度の入試では、共通テストの平均点が上がったため、ボーダーラインも上がると予想されています。
足切りの結果がわかる時期と通知方法
- 足切りの結果は、共通テストリサーチの結果、国公立大学へ実際の出願をした場合、2月15日前後にわかるとされます。
- しかし、大学ごとに通知の時期・方法が異なり、学生募集要項に記載されています。
- たとえば、大阪大学の例では、第一段階選抜を実施した場合、合格者には「大阪大学受験票」と「受験者注意事項」を、不合格者には「不合格通知」を速達郵便で送付します。
- また、第一段階選抜の実施状況（実施の有無のみ）は、大学のウェブサイトで公開されます。
- 足切りの結果は、二次試験の出願締め切り後に発表されます。
- そのため、受験生は足切りの結果を確認する前に、自己採点などを参考にして二次試験の出願を行わなければなりません。
大阪公立大学の共通テスト2025ボーダー・足切りされたら？
大阪公立大学の受験において足切りが行われた場合について
大阪公立大学における足切り
- 大阪公立大学は、国公立大学であるため、足切りが実施される可能性があります。
- 2段階選抜を実施している大学のリストに大阪公立大学が含まれています。
- 具体的な足切りの基準や実施状況は、大学や学部によって異なり、年度によっても変動する可能性があります。
- 多くの大学では、出願期間中に志願状況を公開しており、受験生はこれらの情報を基に出願を検討できます。
足切りされた場合の対策
- 足切りされた場合、二次試験を受験できないため、志望校の変更や再受験（浪人）を検討する必要があります。
- 志望校を変更する際は、共通テストの足切り基準が低い大学や、二次試験の合格最低点が低い大学を検討するとよいでしょう。
- 再受験をする場合は、計画的に勉強を進め、しっかりと対策を立てることが大切です。
大阪公立大学法学部の例
- ある受験生が、共通テストで73%の得点を取り、大阪公立大学法学部を受験しようとしています。
- 法学部のボーダーラインは71%、昨年の合格者平均は74%程度ですが、今年は共通テストが易化した可能性があるため、ボーダーラインが上がるのではないかと心配しています。
- また、授業料無償化により倍率も上がりそうだと懸念しています。
- このように、共通テストの結果がボーダーラインに近い場合、足切りにあう可能性も考慮して、志望校の決定や対策を行う必要があります。
重要なポイント
- 足切りは、共通テストの成績によって二次試験の受験資格を制限する制度である。
- 大阪公立大学は国公立大学なので、足切りが実施される可能性がある。
- 足切りを回避するためには、共通テストでしっかり得点を取り、自己採点を正確に行う必要がある。
- 足切りに該当した場合、志望校の変更や再受験を検討する必要がある。
- 大学の募集要項で足切りの有無や基準を事前に把握しておくことが重要である。
これらの情報を参考に、大阪公立大学の受験対策をしっかりと進めてください。
大阪公立大の共通テスト2025ボーダー・足切り実施状況
大阪公立大学の学部ごとの共通テストのボーダーラインと足切り実施状況について
共通テストのボーダーライン
- 大阪公立大学法学部の一般的なボーダーラインが71%とされていますが、これは過去のデータであり、2025年度の共通テストの難易度やその他の要因によって変動する可能性があるとされています。
- 学部ごとの偏差値は記載されていますが、共通テストの具体的なボーダーラインは明示されていません。例えば、文学部は偏差値65、法学部は偏差値67、経済学部は偏差値66となっています。
- 実際のボーダーラインは、大学が公式に発表する情報や、大手予備校が提供する予想ラインを参考にする必要があります。
足切り（2段階選抜）の実施状況
- 大阪公立大学は国公立大学であるため、足切り（2段階選抜）が実施される可能性が高いです。
- 大阪公立大学は2段階選抜を実施している大学リストに含まれています。
- 大学側は具体的な足切りラインを公表しないため、大手予備校の予想ラインを参考にする必要があります。
- 足切りの実施の有無や基準は大学や学部によって異なり、出願期間中に志願状況が公開されることが一般的です。
- 足切りの理由としては、二次試験の採点負担の軽減や受験会場の確保が挙げられます。
- 足切りには、「基準点に満たない受験生を不合格とする場合」と「あらかじめ定めた倍率に収まるように点数の低い受験生を不合格とする場合」の2種類があります。
- 情報源には、大阪公立大学の各学部の2024年度と2023年度の募集人員、志願者数、志願倍率、予告倍率、一次合格者数、実施倍率が掲載されています。
学部ごとの詳細な情報
各学部の日程（前期、後期など）ごとの詳細なデータより、以下にいくつかの学部について、2024年度の情報を抜粋して示します。
- 文学部：前期日程で募集人員125人に対し、志願者数360人、志願倍率2.9倍。予告倍率は6倍だが、一次選抜は実施されなかった。
- 法学部：前期日程で募集人員155人に対し、志願者数342人、志願倍率2.2倍。予告倍率は6倍だが、一次選抜は実施されなかった。
- 後期日程では、募集人員25人に対し、志願者数391人、志願倍率15.6倍。
- 経済学部: 前期日程で募集人員185人に対し、志願者数606人、志願倍率3.3倍。予告倍率は6倍だが、一次選抜は実施されなかった。
- 商学部: 前期日程で募集人員198人に対し、志願者数534人、志願倍率2.7倍。予告倍率は6倍だが、一次選抜は実施されなかった。
- 理学部：前期日程で学部計の募集人員204人に対し、志願者数690人、志願倍率3.4倍。予告倍率は6倍だが、一次選抜は実施されなかった。
- 数学科、物理学科、化学科、生物学科、地球学科、生物化学科は後期日程で募集あり。
- 工学部：前期日程で学部計の募集人員269人に対し、志願者数716人、志願倍率2.7倍。予告倍率は6倍だが、一次選抜は実施されなかった。
- 中期日程では、募集人員442人に対し、志願者数5,990人、志願倍率13.6倍。一次合格者数5,659人で実施倍率は12.8倍。
- 農学部：応用生物科学科、生命機能化学科、緑地環境科学科の各学科で前期と後期の日程で募集がある。
- 獣医学部：前期日程で募集人員35人に対し、志願者数160人、志願倍率4.6倍。予告倍率は6倍だが、一次選抜は実施されなかった。
- 医学部：医学科、リハビリテーション学科（理学療法学、作業療法学）で募集がある。医学科は前期日程で、募集人員80人に対し、志願者数275人、志願倍率3.4倍。予告倍率は650/900点であり、一次合格者数262人で実施倍率は3.3倍。
- 看護学部：前期日程で募集人員85人に対し、志願者数258人、志願倍率3.0倍。予告倍率は6倍だが、一次選抜は実施されなかった。後期日程でも募集がある。
- 生活科学部：食栄養学科（均等型、理数重点型）、居住環境学科、人間福祉学科で募集がある。各学科で前期日程での募集がある。
- 現代システム科学域: 知識情報システム、環境社会システム（英・国型、理・数型）、教育福祉、心理（英・国型、理・数型）、その他型で募集がある。
まとめ：大阪公立大の共通テスト2025ボーダー・足切り点数は何点？いつわかる？
大阪公立大学では、多くの学部で足切り（2段階選抜）が実施される可能性があります。特に、倍率が高い学部や学科では、足切りが実施される可能性が高いため、共通テストでしっかりと得点を取ることが重要です。 各学部の詳細なデータは情報源 を確認してください。
共通テスト後には、自己採点を行い、予備校の「足切り予想ライン」を参考にしながら、出願戦略を立てることが重要です。大学の公式サイトや募集要項を必ず確認し、最新の情報を入手するようにしてください。
■足切りを回避するための対策
- 足切りを回避するためには、共通テストで高得点を取ることが最も重要です。
- 共通テストの対策を万全に行い、苦手な科目は重点的に対策しましょう。
- 自己採点を正確に行い、予備校の足切り予想ラインを参考に、出願する大学を決定しましょう。
- 志望校の入試要項をよく確認し、足切りの基準や実施状況を事前に把握しておきましょう。
■足切りに遭ってしまった場合の対策
- 足切りに遭ってしまった場合、その大学の二次試験を受験することはできません。
- 足切りに遭った場合は、
- 志望校を変更する。
- 再受験（浪人）を検討する。
