2025年1月18日・19日に実施された英語の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
2025年の共通テストの傾向は?難易度は難化したのでしょうか?
英語の共通テスト2025解答速報
2025年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)英語の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール(代ゼミ)など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解(模範解答)および配点の公開が始まっているようです。
その他の方法としてX(旧ツイッター)でも
「#英語 #共通テスト #解答速報」
「#英語 #大学入学共通テスト」
「#英語 #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
英語の共通テスト2025の平均点は?
随時更新
2024年の大学入学共通テスト英語の平均点は100点満点換算で
リーディング:51.54
リスニング:67.24
でした。
英語の共通テスト2025の配点は?
随時更新
■2024年度共通テスト英語 リーディング 大問ごとの配点・比率
1
A チラシの読み取り 10
B 案内の読み取り 10
2
A チラシの読み取り 20
B レビューの読み取り 20
3
A ブログ記事の読み取り 15
B 学校新聞の読み取り 15
4
記事とアンケート結果の読み取り 16
5
物語文の読み取り 15
6
A 記事の読み取り 24
B 論理的な文章の読み取り 24
■2024年度共通テスト英語 リスニング 大問ごとの配点・比率
1
A 短い発話の内容に合う英文を選ぶ25
B 短い発話の内容に合う絵などを選ぶ 25
2
短い対話の内容に合う絵などを選ぶ 16
3
短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 18
4
A やや長めの発話の内容に沿って図表を完成させる 12
B やや長めの発話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 12
5
やや長めの発話の内容について、ワークシートを完成、答えを選ぶ 15
6
A 二人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ 14
B 長めの会話・議論を聴いて、質問に対する答えを選ぶ 14
英語の共通テスト2025難易度は難化?傾向は?
随時更新
1. 出題範囲と内容
大学入学共通テストと、大学独自の個別試験の二つがあります。
- 大学入学共通テスト:
- 高校で学習する英語の内容が幅広く出題されます。
- 「リーディング」と「リスニング」の2つの試験で構成されます。
- 思考力・判断力・表現力を測る問題が多く出題されるのが特徴です。
- 複数の資料や文章を読み解き、情報を整理・分析する能力が求められます。
- 日常生活や社会問題など、身近なテーマを題材とした問題も出題されます。
2. 対策方法
- 基礎力固め:
- 単語・熟語・文法など、基礎的な知識をしっかりと身に付けましょう。
- 教科書の内容を完璧に理解し、基本的な問題は解けるようにしておきましょう。
- 特に、高1・高2の段階で基礎を固めておくことが重要です。
- 実践練習:
- 共通テスト対策として、過去問や予想問題集を繰り返し解きましょう。
- 時間配分を意識し、本番と同じ形式で問題を解く練習をしましょう。
- 個別試験対策として、志望大学の過去問を分析し、出題傾向を把握しましょう。
- 英作文や和訳など、それぞれの形式に合わせた対策を行いましょう。
- 思考力・判断力・表現力の養成:
- 英文を正確に読み解く読解力を養いましょう。
- 与えられた情報から論理的に思考する思考力を鍛えましょう。
- 自分の考えを英語で明確に表現する表現力を磨きましょう。
- アウトプット学習、例えば第三者に説明する練習などが有効です。
3. 配点
- 大学入学共通テストでは、英語の配点は他の科目と比べて高く設定されている場合が多いです。
英語の共通テスト2025|自己採点について
自己採点とは、試験後、自分で自分の答案を採点することです。共通テストでは、試験後すぐに点数が公表されないので、受験生は自己採点をして、自分の点数を把握する必要があります。
自己採点は、共通テスト後の出願校の検討にとても重要です。なぜなら、自己採点した得点によって、合格可能性が大きく変わるからです。
具体的な自己採点の方法としては、試験中に問題冊子に自分の解答を転記しておき、試験後に公表される解答と照らし合わせて採点します。
自己採点をすることで、
- 自分の現在の学力を把握できる
- 志望校の合格可能性を判断できる
- 二次試験に向けて、どの科目を重点的に勉強する必要があるかがわかる
- 併願校の検討材料になる
などのメリットがあります。
自己採点はできるだけ正確に行い、その結果を踏まえて、今後の受験戦略を立てましょう。
英語の共通テスト2025|ボーダー判定と大学選びについて
共通テストの自己採点が終わったら、いよいよ志望校の決定です。判定結果と点数差をみて、出願校を決めましょう。
合格可能性を知るためにボーダー判定を活用しましょう。ボーダー判定とは、過去の合格者のデータや今年の受験生の動向を基に、どのくらいの点数を取れば合格の可能性が高いかを判定してくれるものです。河合塾の共通テストリサーチ、駿台・ベネッセのデータネット、東進の合否判定システムなど、いくつかの種類があります。
ボーダー判定を見るポイントは次の2つです。
- ボーダーからの得点差:判定結果だけでなく、合格ボーダーラインとの点差を確認することが重要です。点差がわずかであれば、判定が良くても油断はできません。
- 二次試験の得点比率:大学によって、共通テストと二次試験の配点比率が異なります。二次試験の比率が高い大学は、共通テストで多少点数が低くても、二次試験で挽回できる可能性があります。
判定結果を参考に、大学選びの基準を以下に示します。
- A判定・B判定:合格の可能性が高い判定です。ただし、難関国公立大学では二次試験の配点比率が高いため、気を抜かずに二次試験対策に取り組みましょう。地方国公立大学は、二次試験の配点比率が比較的低いため、大きなミスがなければ合格の可能性は高いと言えるでしょう。
- C判定:合格の可能性は五分五分です。二次試験の配点比率や自分の得意科目を考慮し、志望校を変えるか、そのまま第一志望に挑戦するかを決めましょう。C判定でも、二次試験で高得点を取れば逆転合格は可能です。
- D判定・E判定:合格の可能性は低いですが、逆転合格の可能性もゼロではありません。二次試験の配点比率が高く、自分の得意科目が二次試験科目にある場合は、挑戦する価値はあるでしょう。
大学選びの際に考慮すべき点は、点数や判定だけでなく、将来の夢の実現可能性も重要です。大学で何を学びたいのか、将来どんな仕事に就きたいのかを考え、自分の夢に合致する大学を選びましょう。
その他、大学選びの際に参考になる情報
- 大学のホームページ:学部・学科の情報、カリキュラム、教授陣、就職状況などを確認できます。
- 大学案内:各大学の特色や魅力が紹介されています。
- オープンキャンパス:実際に大学を訪れて、雰囲気や施設を体感できます。
- 先輩からの情報:実際にその大学に通っている先輩から、生の声を聞くことができます。
大学選びは、将来の人生を左右する重要な決断です。 焦らず、じっくり時間をかけて、自分に最適な大学を見つけましょう。
まとめ:英語の共通テスト2025解答速報|難易度は難化?傾向は?
共通テストは、従来のセンター試験と比べて、思考力・判断力・表現力を重視する問題が増えています。 これは、知識を暗記しているだけでは解けない問題が増えたということです。
- 複数の資料や図表などを参照しながら、問題を解く必要がある。
- 問題文や選択肢の文章が長く、読解力が必要とされる。
- 実生活に基づいた問題が出題されることがある。
- 会話文形式の問題が出題されることがある。
4. 出題範囲は教科書の範囲内
共通テストの出題範囲は、あくまで教科書の範囲内です。 難問・奇問は出題されません。
5. 自己採点が重要
共通テストでは、試験後すぐに点数が公表されません。 そのため、自己採点をして、自分の点数を把握する必要があります。 自己採点の結果は、出願校の検討材料になります。