ドラマ「119エマージェンシーコール」1話(初回)について。
「119エマージェンシーコール」は1本の電話で命をつなぐ、指令管制員の熱き戦いを描くヒューマンドラマ。
“想像力”を武器に、緊急事態に立ち向かう新人指令管制員の成長物語です。
119エマージェンシーコール（ドラマ）1話(初回)あらすじ
「119番消防です。火事ですか、救急ですか」
横浜市消防局司令課３係で通話を受けた粕原雪（清野菜名）。雪の隣には、教育係として兼下睦夫（瀬戸康史）が指導にあたっている。緊急性のない119番通報に対しては厳しい態度をとる兼下の様子を、係長の高千穂一葉（中村ゆり）は苦笑いで見ていた。
休憩時間になると同僚の与呉心之介（一ノ瀬颯）や箕輪健介（前原滉）は、兼下の指導は無愛想だがもうすぐ終わるから辛抱するようにと雪を励ます。だが、当の雪は気にしていない様子。同じく同僚の新島紗良（見上愛）はみんなの話には加わらずにいた。
高千穂は自分のデスクに兼下を呼び、雪への指導に愛がないのではと注意する。兼下は最初から自分は指導係に向いていないと断ったと反論し、異動時期ではないのになぜ雪が来たのかと不満を漏らす。
高千穂は銀行を退職してまで指令管制員になるために消防局に入った雪は大事に育てなければいけないと諭した。さらに、高千穂は、雪はずば抜けた能力を持っていると教える。それは、雪が一度聞いた声や音を忘れないでいることだった。
その夜、司令センターに現れた堂島信一（佐藤浩市）を雪はあこがれの眼差しで見ている。それには、ある理由があった。
そんな時、雪が受けたネットカフェの男性客からの119番通報を皮切りに、管制員たちは次々に通報を受ける。
引用：https://www.fujitv.co.jp/119emcall/story/story1.html
119エマージェンシーコール（ドラマ）1話(初回)wikiネタバレ
■ドラマ「119エマージェンシーコール」1話(初回)のストーリー
横浜市消防局司令課3係に、銀行を辞めて指令管制員になったばかりの粕原雪が配属されます。教育係の兼下睦夫は元消防隊員で、緊急性のない119番通報に対して厳しい態度をとります。雪は兼下の指導にめげずに、様々な通報に対応していきます。
雪が最初に受けた通報は、ネットカフェの男性客からでした。その後、電動キックボードで転倒した男性、ショッピングモールのフードコートで発生した異臭騒ぎなど、次々と通報が入り、雪たちは対応に追われます。
雪は、指令管制員の仕事について「通話を切ったら、そこで終わり」という兼下の言葉に葛藤を抱きます。雪は「想像力のある指令管制員になりたい」という思いから、勤務時間外に現場に足を運び、通報内容を振り返ります。
雪が銀行員だった頃、偶然消防関連のイベントで、伝説の指令管制員と呼ばれる堂島信一の話を聞き、指令管制員の仕事を目指すきっかけとなりました。雪は、「忘れることと、切り替えることは違う。想像力はそのために全部使え」という堂島の言葉に励まされます。
その後、ショッピングモールで火災が発生し、雪はそこで発生した事故に巻き込まれた少女からの通報を受けます。雪は、一度聞いた声や音は忘れないという特殊な能力を活かし、少女の居場所を特定し、救助に貢献します。
1話の放送中には、実際に日向灘で地震が発生し、津波注意報が発令されたため、ドラマは一時中断されました。ドラマの内容と現実の状況が重なり、視聴者からは様々な声が上がりました。放送はその後再開され、初回は予定時間を延長して放送されました。
119エマージェンシーコール（ドラマ）1話(初回)の感想は面白い？つまらない？
「119エマージェンシーコール」1話は、緊張感と人間ドラマが織りなされ、視聴者を魅了する始まりとなりました。
面白い点:
- 指令管制員の仕事: これまであまり知られていなかった指令管制員の仕事の”リアル”が描かれており、1本の電話を通して人命を救う責任の重さに引き込まれました。
- 清野菜名さんの演技: 新人指令管制員・雪の、命を救いたいという強い思いと、未経験ゆえの葛藤を、清野菜名さんが繊細に表現しており、感情移入しやすかったです。
- 個性的なキャラクター: 教育係の兼下や、伝説の指令管制員と呼ばれる堂島など、個性豊かなキャラクターたちが登場し、今後の展開が楽しみです。
- 緊迫感: ネットカフェからの火災通報や、ショッピングモールでの事故など、次々に起こる緊急事態に手に汗握る展開でした。
- 想像力の大切さ: 指令管制員は現場に出向くわけではないものの、状況を正確に把握し、適切な指示を出すためには”想像力”が不可欠であるというメッセージが印象的でした。
惜しかった点:
- 地震速報による中断: 1話の放送中に地震速報が入り、約20分間ドラマが中断しました。 緊迫したシーンで中断してしまったため、集中力が途切れてしまった視聴者もいたかもしれません。
- ステレオタイプな描写: 一部の消防隊員が、指令管制員の仕事を軽視したり、雪の行動に過剰に反応する描写は、ややステレオタイプに感じられました。
総評:
1話(初回)は、テンポの良い展開と魅力的なキャラクターで、全体的には面白いと感じました。惜しい点はいくつかありましたが、それを上回る魅力があったと思います。特に、雪の成長と、他の指令管制員たちとの人間模様がどのように描かれるのか、今後の展開が楽しみです。
119エマージェンシーコール（ドラマ）1話(初回)｜視聴率は？
ドラマ「119エマージェンシーコール」1話(初回)の視聴率は
7.3%
でした。
一つ前のクールに放送された「嘘解きレトリック」（2024年10月7日 – 12月16日）の1話(初回)視聴率は
7.1%
で平均視聴率 6.2%でした。
119エマージェンシーコール（ドラマ）1話(初回)からの展開を予想・考察
ドラマ「119エマージェンシーコール」第2話以降の展開予想・考察
第1話では、新人指令管制員である粕原雪が、様々な119番通報に対応しながら、指令管制員の仕事の厳しさとやりがいを学び、成長していく姿が描かれました。特に、ショッピングモールの火災事故での少女救出劇は、雪の「一度聞いた声や音を忘れない」という特殊能力が活かされた印象的なシーンでした。
今後の展開としては、以下の点が予想されます。
雪と兼下の関係性の変化
- 雪は指導期間を終え独り立ちしますが、兼下は依然として雪の指導係的な立場として、時に厳しく、時に優しく接していくでしょう。
- 第1話では、2人の間には意見の相違や衝突も見られましたが、共に様々な事件や事故を経験していく中で、互いに理解を深め、信頼関係を築いていく展開が予想されます。
- 特に、兼下がなぜ指令管制員として働くことに葛藤を抱いているのか、その過去や心の内が明かされることで、雪との関係性に変化が生じる可能性もあります。
雪の特殊能力と葛藤
- 雪の特殊能力は、今後も様々な場面で人々を救う鍵となるでしょう。しかし、その能力ゆえに、救えなかった命への責任や無力感に苦悩する場面も出てくるかもしれません。
- 堂島は雪に対し「忘れることと、切り替えることは違う」と助言していますが、雪が今後どのように自身の能力と向き合い、成長していくのかが注目されます。
個性豊かな指令管制員たちの群像劇
- 雪だけでなく、他の指令管制員たちもそれぞれに抱える事情や葛藤、成長が描かれるでしょう。
- 仕事熱心で厳しい兼下、ベテランの高千穂、救急救命士の資格を持つ与呉など、個性豊かなメンバーたちが、時にぶつかり合いながらも、チームとして成長していく姿が期待されます。
- 指令管制員という仕事を通して、それぞれの人間ドラマが深く掘り下げられていく可能性もあります。
予想外の事件や災害への対応
- 第1話では、地震による放送中断という現実世界とリンクした出来事が起こりました。
- 今後も、地震や火災、事故など、予期せぬ事態が発生し、指令管制員たちが緊迫した状況下で困難な決断を迫られる展開が予想されます。
- 特に、横浜市消防局を舞台としていることから、大規模災害発生時の対応や、指令管制員たちの奮闘、そして彼らを取り巻く人々のドラマが描かれるかもしれません。
家族との関係
- 雪の家族、特に姉である小夏との関係も今後の展開に影響を与える可能性があります。
- 小夏はイラストレーターでありながら、とある要因で失声症を患っています。雪が指令管制員として「声」を通して命を繋ぐ仕事をすることと、声が出せない小夏の状況がどのように対比され、物語に深みを与えていくのか注目されます。
「119エマージェンシーコール」は、119番通報という誰にとっても身近な出来事を題材に、指令管制員という仕事の重要性と、そこに携わる人々の葛藤や成長、人間ドラマを描いた作品です。 緊急事態の緊迫感と、登場人物たちの心の機微が丁寧に描かれることで、視聴者の共感を呼ぶ作品になるのではないでしょうか。
119エマージェンシーコール（ドラマ）1話(初回)キャスト・登場人物
主人公：粕原雪（清野菜名）
横浜市消防局司令課3係に配属されたばかりの新人指令管制員。元銀行員という異 unusual な経歴を持ち、指令管制員の仕事に強い憧れを抱いている。持ち前の 「一度聞いた声や音を忘れない」 という特殊能力を活かし、時に型破りな方法で事件解決に貢献する。
雪の教育係：兼下睦夫（瀬戸康史）
雪の指導を担当するベテラン指令管制員。元消防隊員ということもあり、現場主義で指令管制員の仕事にやりがいを感じにくい様子。雪の型破りな行動に反発することも多いが、次第に彼女の熱意に影響を受けていく。
司令課3係のメンバー
- 新島紗良（見上愛）: 雪の先輩にあたるクールな指令管制員。
- 与呉心之介（一ノ瀬颯）: 救急救命士の資格を持つ、心優しい指令管制員。
- 箕輪健介（前原滉）: ムードメーカー的存在の、おしゃべり好きな指令管制員。
司令課の上司
- 堂島信一（佐藤浩市）: 指令管制員のレジェンド的存在である主任。雪に指令管制員の仕事の重要性を説き、彼女の成長を後押しする。
- 高千穂一葉（中村ゆり）: 酒好きで面倒見の良い係長。雪と兼下の橋渡し役も務める。
その他
- 上杉昴（酒井大成）: 現場第一主義の消防隊員。雪の行動に批判的。
- 粕原小夏（蓮佛美沙子）: 雪の姉。イラストレーターだが、ある理由で失声症を患っている。
第1話では、雪が様々な 緊急通報 に対応していく中で、指令管制員の仕事の難しさや責任の重さを実感していく様子が描かれる。 高速道路での急病、餅詰まらせ、ネットカフェからの火災通報 など、様々な事件を通して、雪は成長していく。
また、 地震発生による緊急地震速報 が入ることで、物語は更に緊迫感を増していく。 指令管制員たちが 災害の最前線 で奮闘する姿に注目だ。
