共通テスト成績請求票および成績請求票番号について。
私立大学などをweb受験する際など、出願時に共通テスト成績請求票番号を入力することが求められることがありますが、成績請求票番号はどこにある?
共通テスト成績請求票とは?いつもらえる?もらい方は?
共通テスト成績請求票は、大学入試共通テストの成績を、希望する大学に提出するために必要なカードです。
大学入試共通テストを利用する大学では、個別の学力検査の出願を受理した後、志願者の大学入試共通テストの成績を大学入試センターに請求します。この際に使用するのが成績請求票です。
成績請求票には、認識番号(会場コード – 受験番号 – 発行回数)などが記載されており、志願者は各大学の個別学力検査の出願書類の所定欄に、大学が指定する種類の成績請求票を貼り付けて出願します。 成績請求票が貼り付けられていない場合、出願は受理されません。 (大学入試共通テストを課さない推薦入学の場合を除く)。
成績請求票は、大学入試センターから受験票と共に12月上旬に志願者へ送付されます。 送付される成績請求票の種類と枚数は以下のとおりです。
- 推薦:1枚(国公立大学学校推薦型選抜用)
- 総合:1枚(国公立大学総合型選抜用)
- 前:1枚(国公立大学前期試験用)
- 後:1枚(国公立大学後期試験用)
- 公中:1枚(公立大学中期試験用)
- 2次:1枚(国公立大学2次募集用)
- 私:18枚(私立大学・公私立短期大学・専門職大学用)
私立大学等の成績請求票は18枚付いていますが、足りない場合は追加で発行できます。
共通テスト成績請求票番号とは?どこ?
成績請求票番号は、試験場コード6桁、受験番号4桁+アルファベット1文字、発行回数(普通の人なら1)から成る番号です。願書に成績請求票番号を登録した場合は、成績請求票を郵送する必要がない場合もあります。詳細については、出願する大学の入試要項を確認してください。
共通テスト成績請求票は、大学入試共通テストの受験票の下に切り取りでくっついている長方形のものです。大学によっては、調査書に成績請求票を同封して送る場合もあります。また、クリアファイルに挟んで送る方法もあります。
共通テスト成績請求票は非常に大切なので、決して捨てないでください。出願時に必要になります。
共通テスト成績請求票を紛失・失くした場合に再発行は?
成績請求票を紛失した場合は、再発行の手続きが必要になります。
大学入試センター試験の「受験案内」P39に記載されている手続きに従って、成績請求票の再発行を申請してください。
再発行の手続きは、時期によって異なります。
- 令和7年1月10日(金)まで(必着)の場合: 大学入試センターに受験票の再発行申請を行ってください。
- 令和7年1月11日(土)以降の場合: 試験前日までに再発行された受験票が届かないおそれがあります。 そのため、試験当日は「仮受験票」で受験し、試験終了後に受験票の再発行申請を行う必要があります。
試験当日に仮受験票で受験する場合は、以下の点に注意してください。
- 学生証または身分証明書と写真(縦4cm×横3cm)3枚を持参してください。
- 仮受験票の発行手続きには1時間程度かかるため、1時間程度早めに試験場に到着してください。
- 試験場本部で仮受験票の発行と受験票の再発行手続きを行ってください。
なお、成績請求票は「国公立総合型選抜用」「私立大学・公私立短期大学用」についてのみ追加発行が可能です。 その他の種類の成績請求票は追加発行ができないため、紛失しないよう大切に保管してください。
まとめ:共通テスト成績請求票番号とは?
成績請求票は、共通テストの成績を、希望する大学に提出するために必要なカードです。
成績請求票には、認識番号などが記載されており、志願者は各大学の個別学力検査の出願書類の所定欄に、大学が指定する種類の成績請求票を貼り付けて出願します。 成績請求票が貼り付けられていない場合、出願は受理されません。(共通テストを課さない推薦入学の場合を除く)
成績請求票は、大学入試センターから受験票と共に12月上旬に志願者へ送付されます。 送付される成績請求票の種類と枚数は以下のとおりです。
- A日程・前期日程用:1枚
- B日程・後期日程用:1枚
- C日程群用:1枚
- 第2次募集用:1枚
- 国公立推薦入学用:1枚
- 私立大学用:4枚
私立大学用の成績請求票は、受験回数の制限がないため、志願者の申請により希望する枚数を追加発行できます。
なお、令和7年度大学入学共通テストの出願書類である「受験案内」によると、成績請求票の追加発行を希望する場合は、「受験案内」P39に記載されている手続きにより申請する必要があります。
また、成績請求票を紛失した場合は、「受験案内」P39に記載されている手続きにより再発行を申請できます。