ブリの香りパン粉焼きが12月24日放送「ノンストップ!」の笠原将弘のおかず道場で紹介されました。
笠原将弘さんは東京・恵比寿に店を構える人気日本料理店『賛否両論』の店主
ノンストップ(12月24日)ブリの香りパン粉焼き|笠原将弘
12月24日放送のノンストップ「おかず道場」で、笠原将弘シェフが教えてくれた、ブリの香りパン粉焼きのレシピをご紹介します。
笠原将弘シェフのレシピは、家庭で手軽に作れるのに本格的な味わいが楽しめるのが魅力です。このブリの香りパン粉焼きも、簡単に作れて美味しく、食卓のアクセントになる一品です。ぜひ、お試しください。
ノンストップ(12月24日)ブリの香りパン粉焼き材料|笠原将弘
■材料(4人分)
- ブリ(切り身):4切れ
- 春菊:1/3束
- ニンニク:2かけ
- 大根:150g
- サラダ油:大さじ3
- バター:10g
- パン粉:40g
- レモン(半月切り):1/2個
【A】調味料
- 酒:大さじ2
- みりん:大さじ2
- しょうゆ:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 粉山椒:小さじ1/2
これらの材料は4人分です。番組内では半量(2人前)で紹介されたようです。
ブリは新鮮なものを使用してください。春菊は香りの決め手となる重要な食材です。粉山椒は風味のアクセントになります。
ノンストップ(12月24日)ブリの香りパン粉焼きの作り方・レシピ|笠原将弘
■作り方
- 下ごしらえ:
- 春菊は葉を摘んでみじん切りにします。茎の部分は硬い場合があるので、今回は葉のみを使用します。みじん切りにすることで、パン粉とよく混ざり、香りが引き立ちます。
- ニンニクはすりおろします。チューブ入りのニンニクを使用しても構いませんが、生のにんにくをすりおろした方が風味が豊かになります。
- 大根はすりおろして軽く水気を切ります。水気を切りすぎるとパサパサになるので、軽く絞る程度で大丈夫です。大根おろしは、ブリの脂っぽさをさっぱりとさせてくれる役割があります。
- ブリの下味:
- ブリはキッチンペーパーなどで水気を丁寧に拭き取ります。水気をしっかり拭き取ることで、調味料がよく染み込み、生臭みを抑えることができます。
- ボウルなどにブリを入れ、【A】の調味料(酒、みりん、しょうゆ、砂糖、粉山椒)を加えてよくまぶし、15分ほどおきます。この下味によって、ブリに味がしっかりと染み込み、香ばしいパン粉との相性が良くなります。特に粉山椒は、この料理の香りのポイントとなる重要な調味料です。
- 香りパン粉を作る:
- フライパンにサラダ油(大さじ2)とバターを入れて中火にかけます。バターを加えることで、風味が増し、パン粉が香ばしく仕上がります。
- パン粉を加えて炒めます。焦げ付かないように、常に混ぜながら炒めます。キツネ色になったら、①でみじん切りにした春菊とすりおろしたニンニクを加えて炒め合わせます。春菊とニンニクの香りがパン粉に移り、食欲をそそる香りになります。
- 炒め終わったら、火からおろして粗熱を取ります。
- ブリを焼く:
- フライパンを綺麗にして、サラダ油(大さじ1)を中火で熱します。
- ②で下味をつけたブリの汁気を軽く拭き取り、フライパンに入れます。両面に焼き色がつくまで焼きます。焼きすぎるとパサパサになるので注意が必要です。表面はカリッと、中はふっくらと仕上げるのが理想です。
- 余分な脂をキッチンペーパーなどで拭き取ります。これにより、仕上がりがさっぱりとします。
- 残ったブリの漬け汁をフライパンに加え、ブリによく絡めます。この漬け汁がソースの役割を果たし、ブリに更なる風味と照りを与えます。
- 盛り付け:
- 器に焼きあがったブリを盛り付けます。
- ③で作った香りパン粉をブリの上にかけます。
- ①ですりおろした大根おろしとレモンを添えて完成です。レモンを絞って食べると、さっぱりとした風味が加わり、より美味しくいただけます。
ノンストップ(12月24日)ブリの香りパン粉焼きのアレンジ|笠原将弘
この「ブリの香りパン粉焼き」は、様々なアレンジが可能です。以下にいくつかのアレンジ方法をご紹介します。
- パン粉のバリエーション: パン粉にパルメザンチーズやハーブ(パセリ、ローズマリー、タイムなど)を混ぜて焼くと、風味が増します。また、パン粉の代わりに米粉やアーモンドプードルを使用すると、違った食感を楽しめます。
- 香味野菜のバリエーション: 春菊の代わりに、水菜や三つ葉などの他の葉物野菜を使用しても美味しくいただけます。また、ニンニクの代わりに生姜を使用すると、風味が変わります。
- ソースのバリエーション: 漬け汁を煮詰めてソースにする以外にも、ポン酢やバルサミコ酢などをベースにしたソースをかけても美味しくいただけます。また、バターと白ワインで作るシンプルなソース(ブールブランソース)もおすすめです。
- 付け合わせのバリエーション: 大根おろしの代わりに、サラダやマリネなどを添えても美味しくいただけます。また、焼き野菜(ナス、パプリカ、ズッキーニなど)を添えると、彩りも豊かになります。
- ブリ以外の魚: ブリの代わりに、サワラやタラなどの白身魚を使用しても美味しく作れます。魚の種類によって、焼き時間を調整してください。
- オーブン焼き: フライパンで焼く代わりに、オーブンで焼いても美味しく作れます。オーブンで焼く場合は、200℃に予熱したオーブンで10?15分程度焼きます。
これらのアレンジ方法はほんの一例です。ご自身の好みや冷蔵庫にある食材に合わせて、自由にアレンジを楽しんでみてください。笠原将弘さんのレシピを参考に、自分だけのオリジナル「ブリの香りパン粉焼き」を作ってみるのも楽しいでしょう。この詳細な説明が、皆様の楽しい料理のお役に立てれば幸いです。特に、旬のブリを使ったこの料理は、食卓を華やかに彩ること間違いなしです。ぜひお試しください。
ノンストップ(12月24日)ブリの香りパン粉焼きのポイント|笠原将弘
- 粉山椒の香りでアクセントをつける: 粉山椒は、この料理の香りの決め手となる重要な調味料です。ブリの生臭みを消し、風味を引き立てる効果があります。
- 春菊を加えて香りのよいパン粉にする: 春菊を加えることで、パン粉に独特の香りが加わり、食欲をそそる仕上がりになります。春菊の代わりに、他のハーブ(パセリ、ディルなど)を使用しても、風味の変化を楽しめます。
- ブリの焼き加減: ブリは焼きすぎるとパサパサになってしまうため、焼き加減に注意が必要です。表面はカリッと、中はふっくらと仕上げるのが理想です。中火で両面に焼き色をつけたら、火を弱めて中まで火を通します。
- 大根おろしでさっぱりと: 大根おろしは、ブリの脂っぽさをさっぱりとさせてくれる役割があります。レモンと一緒に添えることで、さらにさっぱりと美味しくいただけます。
まとめ:ノンストップ(12月24日)ブリの香りパン粉焼き|笠原将弘
笠原将弘シェフのレシピは、素材の持ち味を生かしたシンプルな調理法が特徴です。この「ブリの香りパン粉焼き」も、素材の旨みが凝縮された、身体温まる一品です。
また、箸休めとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても最適です。簡単に作れるので、ぜひお試しください。