漫画「ダンダダン」に登場するキャラクター
「パヤセ」
「カシモト」
について。特に「パヤセ」は「呪物コレクター」を自称していますが、元ネタは都市ボーイズだとみられます。
ダンダダンwikiネタバレ｜「パヤセ」「カシモト」元ネタは？
漫画「ダンダダン」で呪行李の一件と小人による襲撃が一段落する一方、桃の祖母・星子さんが町中華で再会していたのが
「パヤセ」
「カシモト」
という2人の人物。
特に「パヤセ」は「呪物コレクター」を自称していますが、元ネタは都市ボーイズだとみられます。
「ダンダダン」本編では、星子さんが保管していた呪行李の調査を「パヤセ」に、「カシモト」には小さいおじさん（小人）の調査を依頼するもの、キョンシーと鉄の怪異に襲撃されるという展開となりました。
呪行李とは？
ダンダダンの呪行李は、凶悪な妖怪、幽霊、悪魔を呪いの力で封印するための箱です。 見た目は地味な箱ですが、強力な呪いの力を持っており、中に封印されれば永遠に脱出できないとされています。 呪行李の中には四つの封印があり、それぞれに守り神や不思議な生き物が守っているため、どんなに強く特殊な能力を持つ者でも、自力で脱出することは不可能です。
呪行李は本来、人間の手に渡ることのないはずでしたが、悪魔であるメルヘンカルタは呪行李に封印されている間に脱出計画を実行しました。 メルヘンカルタは、自力での脱出が不可能であることを理解していたため、人間の力を借りることを決意しました。 まず、呪行李を乗っ取り、それを不思議なゲーム「團魔羅（だんまら）」に変えました。 そして、様々な偶然が重なった結果、メルヘンカルタはついに自由になり、呪行李を壊そうとしました。
呪行李には、いくつかの特徴的なルールやアイテムが存在します。
- 出入りに関するルール: 呪行李の中に入ってしまうと、本来は二度と元の世界へは戻れません。 これは人間にも適用されるルールです。 しかし、呪行李を乗っ取ったメルヘンカルタはこのルールを改変し、人間の出入りをコントロールできるようにしました。
- 金の玉: 呪行李の中では、金の玉を持たなければ、どんな力も使えません。 金の玉は冴えない主人公・高倉健のもので、ターボババアの力に包まれているため、凄まじいエネルギーを秘めています。 金の玉は人間が触れるだけで霊力が目覚めるほどの力を持っており、古墳を開けることも可能です。 呪行李の中で戦うためには、膨大な霊力が必要であり、金の玉はその霊力の源と考えられます。
- カード: 呪行李の中にいる人間たちが、全ての生き物や守り神を倒せるように、メルヘンカルタが用意した特殊な武器です。 カードは強力な武器であり、攻略の難易度を大幅に下げることができます。 メルヘンカルタはカードを利用することで、人間を操り、自分の計画を進めようとしました。
呪行李は、メルヘンカルタだけでなく、謎の男やターボババアにも深く関わっていることが示唆されています。 謎の男も呪行李を壊すことを企んでおり、彼の目的は完全な呪行李からの脱出、あるいは呪行李の中に存在する「何か」である可能性が考えられます。 また、ターボババアの過去や能力も、呪行李と何らかの関係があるようです。
これらのことから、呪行李は単なる封印の箱ではなく、ダンダダンの物語において重要な役割を果たす、謎と力に満ちた存在であると言えるでしょう。
都市ボーイズとは？ダンダダン「パヤセ」「カシモト」元ネタ
都市ボーイズは、岸本誠と早瀬康広の2人からなる日本の怪奇ユニットです。2人は放送作家養成所の同期として出会い、その後2015年5月14日に都市ボーイズを結成しました。ユニット名は、2人がコントユニット「シティボーイズ」のファンだったことと、都市伝説を扱うユニットであることから名付けられました。
岸本誠は、東京都歌舞伎町出身の放送作家兼YouTuberです。歌舞伎町出身のため、東京の裏社会に詳しく、放送作家としてクイズ番組も手がけているため雑学にも明るいという特徴があります。
早瀬康広は、岡山県津山市出身の放送作家、YouTuber、作家です。高校卒業後、18歳で上京し、放送作家養成所に入りました。上京後は、事故物件を転々として住んでいたというエピソードがあります 。また、「オカルト界のプリンス」という異名を持ち、呪物コレクターとしても知られています。
都市ボーイズとしての活動は、主にオカルト関連のメディア出演やトークイベント、YouTubeでの配信活動などです。2015年にYouTubeチャンネル「都市ボーイズ」を開設し、YouTuberとしての活動を開始しました。2020年にはサブチャンネル「都市ミナティチャンネル」も開設しています。
早瀬は、オカルト大会「オカルトスター」で2度の優勝、稲川淳二の怪談グランプリでも2度の優勝を果たすなど、オカルト界での実績も豊富です。2022年には、吉本興業主催の呪物コレクションの大会「呪物-1グランプリ」で優勝し、初代王者に輝きました。
まとめ：ダンダダンwikiネタバレ｜「パヤセ」「カシモト」元ネタは都市ボーイズ
都市ボーイズは、「怖い村の話」「本当にあった「呪いの手紙」の怖い話」「行ってはいけない呪いの村」など、数々の書籍も出版しています。
漫画家の龍幸伸が都市ボーイズのファンであり、自身の漫画「ダンダダン」に岸本と早瀬をモデルにしたキャラクター「パヤセ」「カシモト」が登場する流れになったようです。
