年賀状のやり取りをやめる(年賀状じまい)方法について
LINEのQRコードやメールアドレスを年賀状に記載するのはどうなんでしょうか?
年賀状じまい|LINEのIDやQRコード印刷は?
年賀状にLINEのQRコードやメールアドレスを記載することについて、様々な意見や方法、注意点があります。
賛成意見としては、時代の変化に合わせて、年賀状のやり取りをLINEやメールに移行したいという考え方が挙げられます。 特に、令和への改元を機に、新しいコミュニケーション手段を提案する という考え方も示されています。
具体的な方法としては、QRコードを印刷して年賀状に添付する方法 や、LINE IDを直接記載する方法 が挙げられています。
注意点としては、LINE IDは個人情報であるため、取り扱いには注意が必要 で、信頼できる相手にのみ伝えるべきであるとされています。 また、QRコードを更新してしまうと、以前のQRコードは無効になってしまう ため、注意が必要です。 さらに、QRコードが小さすぎると読み取れない可能性がある ことや、加工すると読み取れなくなる可能性がある ことにも注意が必要です。
反対意見としては、セキュリティ上の懸念 や、年賀状の仕分け作業中に悪用される可能性 が挙げられています。
LINEやメールに移行する際の注意点としては、相手に失礼な印象を与えないように、感謝の気持ちを伝えること や、年賀状じまいの理由を簡潔に説明すること が重要です。また、今後の連絡方法を具体的に提案すること や、相手がLINEやメールでの連絡に抵抗がないか確認すること も大切です。
LINEのQRコードを印刷する方法
LINEのQRコードを印刷する方法は、大きく分けて2つあります。
- コンビニで印刷する方法
- 自宅で印刷する方法
どちらの方法も、スマホで表示したQRコードの画像を印刷するという点は同じです。
1. コンビニで印刷する方法
スマホさえあれば、コンビニのマルチコピー機を使ってLINEのQRコードを印刷できます。印刷用のアプリを使うので、事前にインストールしておきましょう。
手順
- LINEアプリでマイQRコードを表示し、スマホに保存する
- LINEアプリを開き、「ホーム」タブの上部にある友だち追加ボタンをタップします。
- 「QRコード」を選択するとQRコードリーダーが起動しますので、下の「マイQRコード」をタップします。
- 表示されたマイQRコードの画面の下にあるダウンロードボタン(□に下矢印のマーク)をタップします。これでスマホに保存されます。
- 印刷用のアプリをインストールする
- コンビニによって使うアプリが異なります。セブンイレブンなら「かんたんnetprint」、ローソンなら「PrintSmash」などです。
- アプリを起動し、保存したQRコードの画像を選択する
- コンビニのマルチコピー機で、アプリの指示に従って印刷する
- アプリに表示される「プリント予約番号」をマルチコピー機に入力する方法や、アプリで表示されるQRコードをマルチコピー機で読み取る方法があります。
2. 自宅で印刷する方法
自宅にプリンターがあれば、パソコンを使ってLINEのQRコードを印刷できます。年賀状や名刺などにQRコードを印刷したい場合はこちらの方法が便利です。
手順
- LINEアプリでマイQRコードを表示し、パソコンに転送する
- スマホの機種やパソコンのOSによって転送方法が異なります。AirDrop、Googleフォトなどのクラウドストレージサービス、USBケーブル接続、メールなどで転送できます。
- パソコンで文書作成ソフト(Word、Googleドキュメントなど)を開き、転送したQRコードの画像を挿入する
- 印刷する
LINEのQRコードを印刷する際の注意点
- QRコードのサイズは適切な大きさに設定する
- 小さすぎると読み取れない可能性があります。名刺に印刷する場合は2?3センチ四方くらいが目安です。
- QRコードを加工しない
- 色を変えたり、イラストを重ねたりすると読み取れなくなる可能性があります。
- QRコードを更新しない
- QRコードを更新すると、以前のQRコードは無効になります。相手にQRコードを読み取ってもらうまで、更新しないようにしましょう。
- 印刷品質
- QRコードがぼやけたり、かすれたりしないように、印刷品質にも気をつけましょう。
これらの点に注意して、LINEのQRコードを印刷してみてください。
年賀状じまい|挨拶文の例文は?
年賀状じまいの挨拶文は、これまでの感謝の気持ちを伝えつつ、今後の付き合い方について相手に配慮しながら、簡潔に伝えることが大切です。
以下、いくつかのパターンを例に挙げます。
1. 年齢や健康上の理由で年賀状じまいをする場合
- 「あけましておめでとうございます。\
旧年中は大変お世話になりました。\
さて、この度、高齢のため、年賀状でのご挨拶は本年をもちましてお休みさせていただきます。\
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」
2. 環境問題への配慮を理由にする場合
- 「あけましておめでとうございます。\
旧年中は大変お世話になりました。\
この度、環境問題への配慮から、年賀状でのご挨拶は控えさせていただくことになりました。\
今後は、[連絡手段] でのご挨拶とさせていただきます。\
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」
3. デジタルに移行する場合
- 「新年あけましておめでとうございます。\
令和の時代が始まり、輝かしい新年をお迎えのことと思います。\
さて、元号が改まりましたのを機に、皆様ともSNSで交流を深めたいと思い、\
LINEのQRコードを添えさせていただきました。\
友だち登録をしていただけるとうれしいです!\
年始のご挨拶も、来年からはLINEにてさせていただきますね。\
今年もよろしくお願いいたします。\
令和二年 元旦」
4. 引っ越しや生活環境の変化を理由にする場合
- 「あけましておめでとうございます。\
昨年は大変お世話になりました。\
この度、[引っ越しや生活環境の変化]に伴い、年賀状でのご挨拶は控えさせていただくことになりました。\
今後は、[連絡手段] でのご挨拶とさせていただきます。\
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」
ポイント
- 冒頭は新年の挨拶から始め、最後は結びの言葉で締めくくる
- 年賀状じまいの理由を簡潔に伝える
- 今後の連絡手段を伝える場合、相手が抵抗を感じないか配慮する (LINEのIDを記載する場合は、事前に相手にLINEを使っているか確認しておくと良いでしょう。)
- 相手への感謝の気持ちを忘れずに伝える
これらの例文を参考に、ご自身の状況や相手に合った挨拶文を作成してみてください。