ハンターハンター410話について。
410話「交渉④」ではベンジャミンに毒が盛られ、特殊戒厳令発令! カキン王位継承戦、怒涛の展開へ!
残り9時間半の命! ベンジャミン、残る王子抹殺を決意!
ハンターハンター考察wiki|410話ネタバレ・感想
■ハンターハンター 第410話 交渉④ 考察: 毒と戒厳令、そしてボークセンの決断
休載突入直前の「ハンターハンター」第410話「交渉④」は、怒涛の展開で読者を驚愕の渦に巻き込みました。ベンジャミン王子への毒、特殊戒厳令発令、ボークセンのモレナ陣営への加入など、衝撃的な出来事が次々と起こり、今後の継承戦の行方を大きく左右する内容となっています。今回は、410話の内容を深く掘り下げ、今後の展開を考察していきます。
ベンジャミン、毒に侵される
410話冒頭、ベンジャミンは側近のバルサミルコから衝撃的な報告を受けます。なんと、ベンジャミンは毒を盛られ、残り9時間半の命だと告げられたのです。 彼はこの事態を、第4王子ツェリードニヒと第9王子ハルケンブルクによる生物兵器テロと推測し、 怒りを露わにします。
一体誰が、どのようにベンジャミンに毒を盛ったのでしょうか?作中では明確な説明はありませんが、 状況証拠から、ハルケンブルクが深く関わっている可能性が高いと考えられます。
- ハルケンブルクは以前、自身の私設兵であるシカクの肉体を乗っ取り、バルサミルコの姿でベンジャミンの元に戻りました。
- バルサミルコはベンジャミン暗殺のために強力な毒「TSK-17」を所持しており、 ハルケンブルクがこれを使用した可能性があります。
しかし、疑問点も残ります。
- 「TSK-17」は無色無臭で痕跡を残さない毒であるはずなのに、 なぜベンジャミンは毒に気づいたのでしょうか?
- ハルケンブルクはなぜ、毒殺がバレると分かっていながら実行したのでしょうか?
これらの疑問に対する答えは、今後の展開で明らかになるかもしれません。
ハンターハンター410話の考察wiki|ベンジャミン、特殊戒厳令を発令
毒を盛られ、残りわずかな命となったベンジャミンは、焦燥感を募らせます。 彼は直ちに、自身の王位継承を早急に確実なものにするため、そして自らの血筋を次世代に繋ぐため、非嫡出子に王位を継がせることを決意します。 この決意を達成するため、彼は特殊戒厳令を発令し、軍部の掌握に乗り出します。
ベンジャミンの狙いは、特殊戒厳令を利用して他の王子たちの行動を制限し、自らが有利な状況を作り出すことにあると考えられます。 しかし、この強引なやり方は、他の王子たちの反発を招くことは必至であり、継承戦はさらに混迷を極めることが予想されます。
ハンターハンター410話の考察wiki|ボークセン、モレナの仲間になることを決断
一方、モレナと交渉ゲームを続けていたボークセンは、モレナの策略によってYESかNOしか選択できない状況に追い込まれていました。 これは、ボークセンがイカサマを行っていたことへのペナルティでした。 NOを選べば命の保証はなく、 他の選択肢も封じられた状況下で、ボークセンはモレナの仲間になることを選択します。
しかし、ボークセンの心は完全にモレナに屈したわけではありません。 彼女は、モレナの仲間として行動しつつも、友人たちを守る「目的」を抱いているようです。 ボークセンの決断は、エイ=イ一家と他の王子たちの関係に新たな波紋を広げることになるでしょう。
ハンターハンター410話の考察wiki|残る王子は4人…? 継承戦の行方
410話でベンジャミンは、「残る王子はあと4人」 と発言しています。既に、第3王子チョウライと第7王子ルズールスは逃亡中であることが明かされています。
残りの2人は誰なのでしょうか? 可能性としては、
- 念空間の中にいる第13王子マラヤーム
- ワームで逃亡できる第11王子フウゲツ
が考えられます。
しかし、ベンジャミンは既に他の王子たちを拘束し、殺害できる状況に置いている可能性も否定できません。
ベンジャミンの残された時間が少ないこと、特殊戒厳令による混乱、ボークセンの動向、そして各王子陣営の思惑、これらが複雑に絡み合い、継承戦はますます予測不可能な状況へと進んでいきます。今後の展開に目が離せません。