ワンピースでルフィに食べ物を上げて助けたのが黄猿?説について。
黄猿は海軍本部大将として、光速の攻撃と移動を操る「ピカピカの実」の能力者。
冷静沈着でつかみどころのない性格だが、「どっちつかずの正義」を掲げ、その真意は謎に包まれている黄猿がルフィに食べ物を上げて助けた?
ワンピース考察wiki|黄猿がルフィを助ける?なぜ食べ物?
マンガ「ワンピース」1103話で、ギア5の反動で動けなくなっていたルフィのそばに、誰にも気づかれずに大量の食料が現れ、ルフィはそれを食べて体力を回復しました。
この時、現場には五老星のサターン聖もいましたが、彼を含め誰も食料を提供した人物に気づかなかったことから、ルフィを助けたのは「ピカピカの実」の能力者である黄猿ではないかという説が浮上しました。
この説を裏付ける根拠として、110巻SBSでの作者・尾田栄一郎先生のコメントが挙げられます。
読者から「誰がルフィにご飯をあげたのか?」という質問に対し、尾田先生は「その行動は目にも止まらぬ『光りの速さ』で行われた様ですね。う~ん。僕にもわかりません。光の速さ……」と回答しています。
「光の速さ」というワードを強調していることから、作者が黄猿を示唆していると解釈できます。
また、1103話では、ルフィが食料を食べているコマの隣に、黄猿が食べていたラーメンの器が描かれているのも、この説を裏付ける要素の一つと言えるでしょう。
黄猿は、過去にもルフィに対して決定的な攻撃を避けるなど、不可解な行動を見せています。 シャボンディ諸島では、圧倒的な力で麦わらの一味を追い詰めながら、レイリーやくまの介入によりルフィたちを逃がしています。 頂上戦争でも、ルフィを捕らえることなく蹴り飛ばしたり、逃げるルフィの潜水艦への攻撃をわざと外したような描写があります。
これらの行動から、黄猿は海軍の正義に疑問を抱き、ルフィに共感しているという考察も生まれています。
さらに、エッグヘッド編では、黄猿は親友であるベガパンクを殺害するという辛い任務を負わされ、その後のサカズキとの通信で、彼の心の傷の深さが明らかになりました。
このような精神状態にある黄猿が、ルフィに食料を与えて助けたとしても、不思議ではありません。
「どっちつかずの正義」を掲げる黄猿が、今後海軍に残るのか、それともルフィたちの味方になるのか、彼の今後の行動に注目が集まります。
ワンピース考察wiki|黄猿がルフィの味方・仲間になる?
「ワンピース」における黄猿ことボルサリーノの行動は、常に謎に包まれています。
彼の掲げる「どっちつかずの正義」は、多くのファンに様々な憶測を生み出してきました。特に、最近のエピソードでは、彼の一見矛盾する行動から「ルフィの味方なのではないか」「ひょっとしたら仲間になる可能性もあるのでは?」という説が浮上しています。
その根拠として、以下の点が挙げられます。
- ルフィへの不自然な優しさ: シャボンディ諸島やマリンフォード頂上戦争での黄猿の行動は、ルフィを捕らえることに本気を出していないように見える。圧倒的な実力差がありながら、決定的な攻撃を避け、ルフィの逃亡を許している。
- ベガパンクへの情: 黄猿は、エッグヘッド編で親友であるベガパンクを自らの手で殺害しなければなりませんでした。任務とはいえ、大切な友人を殺める苦悩は計り知れないものがあり、彼の精神状態に大きな変化をもたらした可能性があります。
- サカズキへの反発: エッグヘッドでの任務後、サカズキから「甘い仕事しちょりゃあせんかのう?」と詰問された際に、黄猿は激昂し「親友を殺した事あんのかい」と反論しました。この場面は、黄猿が海軍のやり方に疑問を抱いていることを示唆しており、彼の中で海軍に対する不信感が高まっている可能性を示しています。
- ルフィへの食事提供: 1103話でルフィが食べた大量の食事は、黄猿が用意したと作者が示唆している。
これらの点を総合的に見ると、黄猿が海軍を離れ、ルフィ側に付く可能性は否定できません。
黄猿が仲間になる可能性をさらに探る
- モデルの行動: 黄猿のモデルは、映画『トラック野郎・爆走一番星』に登場する「ボルサリーノ2」です。この人物は、主人公と対立しながらも、最終的には彼を助ける行動をとります。
- もしも、この映画の展開を「ワンピース」に当てはめるとすれば、黄猿も最終的にはルフィの味方になる可能性が示唆されます。
- 「どっちつかずの正義」の真意: 黄猿の掲げる「どっちつかずの正義」は、海軍の正義と海賊の正義の間で揺れ動いている状態を表しているかもしれません。
- 彼の内面には、海賊を一方的に悪と決めつけることへの葛藤や、真の世界平和に対する模索があると考えられます。
結論
黄猿が仲間になるという説は、現時点ではあくまでも憶測の域を出ません。
しかし、彼の行動や言動、そしてモデルとなった人物の行動を考えると、可能性としては十分にあり得ます。
今後、黄猿がどのような決断を下すのか、彼の動向から目が離せません。
黄猿(ボルサリーノ)について
黄猿は、海軍本部最高戦力である三大将の一角を担う人物です。悪魔の実「ピカピカの実」の能力者であり、「光人間」として光速での移動や攻撃を可能とする圧倒的な戦闘能力を誇ります。
その実力は、シャボンディ諸島編では伝説の海賊王の右腕であったレイリーと互角に渡り合い、マリンフォード頂上戦争では、白ひげ海賊団の最強の男マルコを相手に優位に立ち回り、不死鳥マルコを海楼石の手錠で封じるなど、数々の強敵を相手にその力を示してきました。
しかし、黄猿の真の魅力は、その強さだけではありません。彼は「どっちつかずの正義」という独特のスタンスを掲げており、その行動や言動は常に謎に包まれています。
黄猿の謎めいた行動
黄猿の不可解な行動は、読者の間で様々な憶測を呼んでいます。
- シャボンディ諸島編やマリンフォード頂上戦争では、ルフィを圧倒的な力で追い詰めながら、決定的な攻撃を避け、結果的に逃亡を許しています。
- エッグヘッド編では、五老星の命令で親友であるベガパンクを抹殺するという過酷な任務を遂行しました。 しかし、その過程で、かつての弟子である戦桃丸を傷つけ、内心では苦悩する姿を見せています。
- さらに、エッグヘッド編終盤では、ギア5の反動で倒れたルフィに、誰にも気づかれずに大量の食料を提供していたことが明らかになりました。
これらの行動は、黄猿が本当に海軍の正義を信じているのか、それとも別の目的を持っているのか、様々な疑問を投げかけています。
黄猿は革命軍のスパイなのか?
黄猿の不可解な行動から、一部のファンからは「革命軍のスパイ説」が浮上しています。
- 彼の「どっちつかずの正義」は、海軍と革命軍の間で揺れ動く心の表れなのかもしれません。
- ルフィに対する優しさや、ベガパンクを殺害した後のサカズキへの反発は、彼が海軍のやり方に疑問を抱いていることを示唆していると言えるでしょう。
- ルフィへの食事提供は、彼の中でルフィや革命軍に対する共感が芽生えている証拠とも考えられます。
まとめ:ワンピース考察wiki|黄猿がルフィを助ける?なぜ食べ物?味方になる?
黄猿のモデルは、映画『トラック野郎・爆走一番星』の「ボルサリーノ2」という人物です。 彼は、主人公と対立しながらも、最終的には彼を助ける行動をとります。
もしも「ワンピース」でも同様の展開が待っているとすれば、黄猿は最終的に海軍を離れ、ルフィたちの味方になる可能性も考えられます。
エッグヘッド編での出来事は、黄猿の心に深い傷を残しました。
彼が今後、海軍に残り続けるのか、それとも「どっちつかずの正義」の真意を明らかにし、新たな道を歩むのか、今後の展開に注目が集まります。