テリファーの映画の見る順番について。
。
見る順番は、テリファー0から見始めればいいのでしょうか?
テリファー映画の見る順番は?テリファー0は前作を見てないと怖くない?
「テリファー」シリーズの視聴順について
「テリファー」シリーズは、殺人ピエロのアート・ザ・クラウンの残虐行為を描いたホラー映画シリーズです。視聴順については、以下の点が重要です。
- 「テリファー0」は、ストーリーの繋がりは薄い: 「テリファー0」は、アート・ザ・クラウンが登場する短編映画集であり、他の「テリファー」シリーズ作品とのストーリーの繋がりは希薄です。そのため、「テリファー0」をスキップしても、後の作品を楽しむ上で問題ありません。
- 基本的には公開順に視聴: ストーリーの繋がりを考慮すると、「テリファー」、「テリファー 終わらない惨劇」、「テリファー 聖夜の悪夢」の順で視聴するのがおすすめです。
- 「テリファー 終わらない惨劇」は「テリファー」の続編: 「テリファー 終わらない惨劇」は「テリファー」の直接の続編となっており、前作の出来事や登場人物が関わってきます。
グロテスクな描写に重点を置くなら「テリファー」から、ストーリーを重視するなら公開順に視聴するのが良いでしょう。
テリファー映画の見る順番は?テリファー0は前作を見てないと怖くない?
「テリファー」シリーズは、殺人ピエロのアート・ザ・クラウンの残虐行為を描いたホラー映画シリーズです。各シリーズのストーリーは以下の通りです。
テリファー0 (All Hallows’ Eve)
- ハロウィンの夜を舞台にした短編映画集であり、アート・ザ・クラウンが登場するのはその中の一編のみです。
- ベビーシッターのサラが、預かっている子供たちのお菓子袋の中から古いビデオテープを見つけます。
- そのビデオテープには残虐な3つの物語が収録されており、サラは恐怖に陥ります。
- アート・ザ・クラウンは、ビデオテープの中の物語の一つに登場し、現実世界に現れて子供たちを殺害します。
テリファー (Terrifier)
- ハロウィン の夜、タラとドーンという二人の女性が、アート・ザ・クラウンに遭遇します。
- アートは二人の車をパンクさせ、助けを求めて入った古いビルで二人を襲います。
- タラの姉であるビクトリアが二人を迎えに来ますが、アートに襲われて顔に重傷を負い、精神病院に入院することになります。
- アートは警察に追い詰められ、拳銃自殺しますが、その後死体安置所で復活します。
- この作品でアート・ザ・クラウンは、不死身の殺人鬼として描かれています。
テリファー 終わらない惨劇 (Terrifier 2)
- 前作「テリファー」から5年後が舞台です。
- アート・ザ・クラウンは、「リトル・ペイル・ガール」という悪霊の力によって復活します。
- アートは、前作で彼に顔面を損傷されたビクトリアを操り、シエナとその弟ジョナサンを標的にします。
- シエナは、亡き父親が遺したスケッチを基に天使の戦士の姿となり、アートに立ち向かいます。
- 最終的にシエナは、父親の形見の剣でアートの首を切り落としますが、精神病院にいるビクトリアがアートの生首を出産し、アートは再び復活します。
テリファー 聖夜の悪夢 (Terrifier 3)
- クリスマス前の時期が舞台となり、アート・ザ・クラウンはサンタクロースの衣装を着て殺戮を繰り返します。
- シエナは、精神病院から退院後も過去のトラウマに苦しめられ、アートの復活を知り、再び彼との戦いに身を投じます。
- シエナは、ビクトリアの首を切り落とし、アートに戦いを挑みますが、戦いの最中にいとこのギャビーが地獄に落ちてしまいます。
- アートは逃走し、シエナはギャビーを救い出すことを誓います。
- 今作では、シエナとアートの対立が、善と悪の戦いを象徴するものとして描かれ、シリーズ全体のストーリーがより深掘りされています。
「テリファー」シリーズは、グロテスクな描写と予測不可能なストーリー展開が特徴です。各作品はそれぞれ独立したストーリーを持ちつつも、登場人物たちの運命が複雑に絡み合っていくことで、シリーズ全体を通して緊張感と恐怖感が持続します。
「テリファー」ストーリーの繋がり
「テリファー」シリーズは、殺人ピエロのアート・ザ・クラウンの残虐な殺害方法を描いたホラー映画シリーズですが、ストーリー性は薄く、各作品はある程度の独立性を持っています。 それでも、登場人物や出来事を通して、シリーズ全体を貫く繋がりが見られます。
- 「テリファー0」は独立した短編作品集: シリーズ最初の作品である「テリファー0」は、3つの短編映画で構成されており、そのうち1つにアート・ザ・クラウンが登場します。 しかし、この作品は他のシリーズ作品との直接的なストーリーの繋がりは希薄で、どちらかといえばアート・ザ・クラウンというキャラクターの紹介的な位置付けとなっています。
- 「テリファー」と「テリファー 終わらない惨劇」の直接的な繋がり: 「テリファー」では、アート・ザ・クラウンは主人公の姉妹、タラとビクトリアを襲い、タラを殺害、ビクトリアに重傷を負わせます。 アート自身は警察に追い詰められ自殺しますが、死体安置所で復活し、不死身の殺人鬼として描かれます。 続く「テリファー 終わらない惨劇」では、前作で顔に重傷を負ったビクトリアが再登場します。 彼女は「リトル・ペイル・ガール」という悪霊に憑依され、復活したアートの共犯者となります。 このように、「テリファー 終わらない惨劇」は「テリファー」の直接の続編として、前作の出来事と登場人物を引き継いでいます。
- 「テリファー 聖夜の悪夢」におけるシリーズ全体の深化: 「テリファー 聖夜の悪夢」では、前作でアートに首を切断されたシエナが主人公として再び登場します。 彼女は精神病院から退院後もトラウマに苦しめられる中、再びアートと対峙することになります。 今作では、シエナとアートの対立が、単なる殺人鬼と被害者の関係を超え、善と悪の象徴的な戦いとして描かれています。 また、ビクトリアがアートの共犯者として再登場するなど、シリーズを通して登場人物たちの運命が複雑に絡み合っていく様子が描かれています。
このように、「テリファー」シリーズは、各作品である程度の独立性がありながらも、登場人物たちの運命や、アート・ザ・クラウンの不死性、そして善と悪の対立といったテーマを通して、シリーズ全体としての繋がりを構築しています。 特に、「テリファー」と「テリファー 終わらない惨劇」は直接的な続編関係にあり、他の作品よりも強い繋がりを持っています。