映画「室井慎次 生き続ける者」の英語の一文について考察。
「室井慎次 生き続ける者」は警察を去り、里親となった室井慎次が、新たな人生で直面する試練と、その中で見せる人間としての成長を描いた感動作。
「踊る大捜査線」の室井慎次が、警察官ではなく、一人の人間として愛と葛藤の中で”生き続ける”姿を描いた物語ですが、最後の
「Odoru Legend still continues」
はどんな意味なんでしょうか?
室井慎次 生き続ける者(映画)wiki考察|最後「Odoru Legend still continues」
「Odoru Legend still continues」は、「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品に用いられてきたレーベル「THE ODORU LEGEND CONTINUES」に「STILL」を差し込んだフレーズです。
直訳すると「踊る伝説はまだ続く」という意味になります。
「Odoru Legend still continues」の具体的な意味合い
- スピンオフ作品としての位置づけ:
- 「THE ODORU LEGEND CONTINUES」は「踊る大捜査線」を冠さないスピンオフ作品に使われてきました。
- 今回の「室井慎次」シリーズもこのレーベルに含まれます。
- 「踊る」シリーズの継続:
- 「STILL」が追加されたことにより、単なるスピンオフではなく、本編である「踊る大捜査線」シリーズの継続を強く示唆しています。
- 青島俊作の復帰:
- エンドロール後に青島俊作が登場することからも、「踊る」シリーズの復活が期待されます。
- 今後の展開:
- 「踊る大捜査線」というタイトルで新作が作られるのか、あるいは別の形で「踊る」シリーズが続いていくのかは、まだ明らかになっていません。
「Odoru Legend still continues」考察
- 室井慎次が亡くなったにもかかわらず「踊る伝説はまだ続く」と宣言されたことは、青島俊作を主人公とした「踊る」シリーズの復活を明確に示唆しています。
- 今後の作品で、室井の意志や青島との約束がどのように引き継がれていくのか、また、新城賢太郎や子供たちの成長がどのように描かれるのかに注目が集まります。
- 一部のファンからは、室井慎次生存説も出ていますが、公式には死亡したことになっています。
映画「室井慎次 生き続ける者」ストーリー解説
映画「室井慎次 生き続ける者」は、警視庁を早期退職し、故郷の秋田で里親として3人の子供たちと暮らす室井慎次の物語です。過去の事件に再び巻き込まれる中、彼は人間として成長し、その生き様を周囲に伝えていきます。
物語は、室井が秋田に移住し、2人の男の子の里親となり、静かに暮らしている場面から始まります。彼は農業をしながら子供たちとの穏やかな日々を過ごしていました。しかし、彼の家の近くで白骨化した死体が発見されたことで、室井は再び事件に巻き込まれていきます。
その死体は、過去に室井が捜査に関わった「レインボーブリッジ封鎖事件」の犯人グループの一人であることが判明します。これをきっかけに、室井は秋田県警本部長となった新城から捜査協力を依頼され、事件の真相解明に協力することになります。
室井は、捜査を進める中で、かつての事件の関係者や地域の人々との関わりを通して、自身の過去と向き合い、成長していきます。また、新たな里子としてやってきた少女・杏との出会いを通して、親として、そして人間として、葛藤しながらも子供たちの成長を見守っていきます。
杏は「レインボーブリッジ封鎖事件」の主犯格である日向真奈美の娘であり、母親の洗脳に苦しんでいました。室井は杏の心の傷を理解しようと努め、彼女が自分の意志で人生を選択できるよう、優しく導いていきます。
平穏を取り戻したかに見えた室井の生活は、杏による放火事件や、もう一人の里子・凛久の実父とのトラブルなど、様々な問題によって再び揺り動かされます。特に、虐待の過去を持つ凛久の実父・柳町明楽が出所し、凛久を引き取りに来た際には、室井は苦悩しながらも、凛久を守るために奔走します。
そして、物語は衝撃的な結末を迎えます。吹雪の夜、明楽から逃げてきた凛久と、その後を追ってきた明楽との間で激しい争いが起こり、杏は明楽を止めるために猟銃を発砲します。事件後、室井は行方不明になった愛犬シンペイを探しに吹雪の中へ出て行き、そのまま帰らぬ人となります。
室井慎次は亡くなってしまいましたが、彼の意志は、新城や子供たち、そして彼の人生に触れた人々によって受け継がれていきます。
- 新城は室井が目指した警察改革の草案を、室井が愛用していた椅子に供えます。
- 室井が世話をしてきた子供たちは、石津夫妻に支えられながら、室井の夢であった「大きな家を建てて、多くの子供たちと暮らす」ことを実現しようと前を向いて歩み始めます。
- エンドロール後には、青島俊作が室井の家を訪れます。しかし、電話がかかってきたため、後ろ髪を引かれる思いでその場を去ります。
「生き続ける者」というタイトルには、まさにそのような意味が込められていると言えるでしょう。
室井慎次の死をめぐる考察
公式には、パンフレットにプロデューサーの「室井慎次の死亡が決まった後…」という発言が記載されているため、室井慎次は死亡したとされています。
しかし、一部のファンからは、以下の根拠を挙げ、室井慎次が生きているという解釈も出ています。
- 劇中で室井の遺影や葬儀のシーンが描かれていない
- 室井の死後も子供たちが前向きに生きている
- 「踊る大捜査線」シリーズの根幹は青島と室井の関係である
一方で、室井慎次の死亡を裏付ける描写も多数存在します。
- 新城が警察の礼服で室井家を訪れ、「室井モデル草案」を室井の椅子に供えている
- 室井の死後、彼に関わってきた秋田の人々が次々と室井慎次の家を訪れている
まとめ:室井慎次 生き続ける者(映画)wiki考察|最後「Odoru Legend still continues」
■エンドロール後の「Odoru Legend still continues」の意味
エンドロール後に「Odoru Legend still continues」というフレーズが表示されます。これは、「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品に用いられてきたレーベル「THE ODORU LEGEND CONTINUES」に「STILL」を差し込んだものです。
「踊る伝説はまだ続く」という意味で、室井慎次は亡くなりましたが、青島俊作を主人公とした「踊る大捜査線」シリーズの復活を強く示唆しています。
■今後の「踊る」シリーズへの期待
「室井慎次 生き続ける者」は、室井慎次の死という衝撃的な結末を迎えましたが、同時に「踊る大捜査線」シリーズの復活を示唆するものでもありました。
今後の作品では、室井の意志や青島との約束がどのように引き継がれていくのか、また、新城賢太郎や子供たちの成長がどのように描かれるのかに注目が集まります。
一部のファンからは、室井慎次生存説も出ていますが、公式には死亡したことになっています。今後の作品で、本当に室井は亡くなっているのか、あるいは生きているのか、明らかになるかもしれません。