iphoneの「新しいiCloud利用規約」の通知について。
アップルが2024年9月16日に実施したiCloud利用規約の更新の影響で、同意を求める通知が来るはずですが、通知がまだ来ない理由は？
iphone｜新しいiCloud利用規約の通知が来ない？どこ？表示されない原因は？
結論から言うと、iPhoneの「新しいiCloud利用規約」の通知が来るタイミングは、ユーザーによって異なるようです。
- 2024年11月5日頃から、新しいiCloud利用規約に同意したことをきっかけにiPhoneのメモがすべて消えたという報告が増えています。
- しかし、2024年9月16日に新しいiCloud利用規約が発表され、一部のMacユーザーにはその4日前に通知が届いたという報告もあります。
- また、Appleはアップデートや規約への同意を段階的に展開しているため、サーバーへの負荷を軽減するために、同じアカウント内の家族でも通知を受け取るタイミングが異なる場合があります。
- さらに、iOS 18のリリースに伴い、iPhone 15を含む古い機種にもAIアシスタント機能が段階的に提供されており、そのアップデートのタイミングで新しいiCloud利用規約の通知が届く可能性もあります。
- 2024年11月上旬には、iOS 17.7.1と18.1のユーザーから、新しいiCloud利用規約の通知を受け取ったという報告が多数寄せられています。 一部のユーザーは、この通知がiOSアップデートとは関係なく届いたと報告しており、そのタイミングは予測できないようです。
- また、一部のユーザーは、設定アプリで新しいiCloud利用規約の通知が表示されるにもかかわらず、同意しようとすると「サーバーへの接続に問題が発生しました」というエラーメッセージが表示されると報告しています。
これらの報告から、iPhoneの「新しいiCloud利用規約」の通知が来るタイミングは、iOSのバージョン、デバイスの種類、アップデートの展開状況、サーバーの状態など、さまざまな要因によって影響を受ける可能性があると考えられます。
したがって、個々の環境・端末でいつ「新しいiCloud利用規約」の通知が来るかを正確に予測することは難しいと言えます。
新しいiCloud利用規約に同意しないと、iCloudのサービスが利用できなくなるため、通知が届いたら内容を確認し、同意するかどうかを判断する必要があります。 同意しない場合は、iCloud以外のクラウドサービスを利用するか、手動でデータを管理するなどの対策が必要となります。
iphone｜新しいiCloud利用規約に同意しないとどうなる？
■新しいiCloud利用規約に同意しないとどうなるのか？
新しいiCloud利用規約に同意しないと、iCloudのサービスが利用できなくなります。iCloudは、Appleデバイス間で写真、ファイル、連絡先、カレンダーなどのデータを同期したり、バックアップを作成したりする重要なサービスです。
iCloudが使えなくなるとどうなる？
iCloudが使えなくなると、以下のような影響があります:
- iCloudにサインインできなくなる：iCloudの各種サービスを利用する際に必要となるため、iCloudメールやiCloudフォトライブラリなど、様々な機能が使えなくなります。
- iCloudメールが使えなくなる：iCloudのメールアドレスで送受信ができなくなります。
- iCloudを使ったデータのバックアップができなくなる：iPhoneの故障や紛失時にデータを復元することが難しくなります。
- iPhoneのストレージ容量が圧迫される可能性がある：写真や動画がiCloudに保存されなくなるため、iPhone本体のストレージ容量を圧迫し、動作が遅くなる可能性があります。
- iCloudフォトライブラリが使えなくなる：写真やビデオをiCloudに保存して、他のデバイスと共有することができなくなります。
- iCloudドライブが使えなくなる：ファイルなどをiCloudに保存して、他のデバイスと共有することができなくなります。
- iCloudキーチェーンが使えなくなる：Safariなどのパスワードやクレジットカード情報が保存されず、ウェブサイトやアプリにアクセスするたびに毎回入力する必要が出てきます。
- Safariやメモなどのデータ同期ができなくなる：ブックマーク、タブ、リーディングリストなどが他のデバイスと共有できなくなります。
- 「探す」機能が使えなくなる：紛失したiPhoneを探すことができなくなります。
- iCloud+のサービスが使えなくなる：iCloud+で提供されているプライベートリレーやHomeKitセキュアビデオなどの機能が利用できなくなります。
- ファミリー共有が使えなくなる：家族でiCloudのストレージプランを共有したり、アプリや音楽などを共有することができなくなります。
iCloud利用規約への同意は必須？
iPhoneを使い続けるには、新しいiCloud利用規約への同意はほぼ必須となります。iOSのアップデートやiCloudの新機能追加に伴い、iCloudの設計やルール、データの取り扱い方が変更されたためです。Appleは、これらの変更をユーザーに理解してもらうために、新しい利用規約への同意を求めています。
同意しない場合の選択肢
iCloudの利用規約に同意しない場合は、以下の選択肢があります。
- iCloud以外のクラウドサービスを利用する：Google Drive、Dropbox、OneDriveなどのサービスがあります。
- iCloudを使わずに、手動でデータを管理する：デバイス間でデータを転送する場合は、USBケーブルやAirDropなどを利用します。
同意しても追加料金は発生する？
新しいiCloud利用規約に同意しても、追加料金は発生しません。iCloudの基本的なサービスは無料で提供されます。ただし、iCloud+のサービスに加入した場合は、料金が発生します。
「同意しない」「今はしない」を選択してしまった場合
誤って「同意しない」「今はしない」を選択してしまった場合は、デバイスの設定画面から改めて同意することができます。設定アプリを開き、「新しいiCloud利用規約」というメニューを選択し、利用規約を確認して同意します。
iphone｜新しいiCloud利用規約について
新しいiCloud利用規約は、主に2024年9月16日に発表され、Apple IDの名称がApple Accountに変更されたこと、児童に対する搾取を目的としたサービスの利用を禁止する条項が追加されたこと、オーストラリアの消費者法に基づく条項が追加されたこと、特定の国におけるAppleの契約主体の変更などが含まれています。
■Apple Accountへの名称変更
これは、Appleのすべてのサービスで名称を統一するために行われた変更です。この変更によって、ユーザーがiPhoneの設定などをやり直す必要はありません。
■児童の安全に関する条項の強化
新しい利用規約では、児童の搾取、危害、脅迫を目的としたサービスの利用を禁止する条項が追加されました。具体的には、児童性的虐待素材（CSAM）の制作、共有、アップロード、保存などが禁止されています。
■オーストラリアの消費者法に関する条項
オーストラリアの消費者法に基づく法的権利に関する条項が追加されました。
■特定の国におけるAppleの契約主体の変更
ブータン、ブルネイ、カンボジア、フィジー、ラオス、マカオ、モルディブ、ミクロネシア、モンゴル、ミャンマー、ナウル、ネパール、パラオ、パプアニューギニア、韓国、スリランカ、ソロモン諸島、トンガ、バヌアツのユーザーは、2024年10月26日からApple Services Pte. Ltd.（シンガポール所在）が契約主体となります。これらの国以外のユーザーは、日本を含む、変更ありません。
通知は、iOSのバージョン、デバイスの種類、アップデートの展開状況、サーバーの状態など、さまざまな要因によって影響を受ける可能性があり、正確なタイミングを予測することは難しいです。
まとめ：iphone｜新しいiCloud利用規約の通知が来ない？どこ？表示されない原因は？
新しいiCloud利用規約は、macOSのシステム設定で確認できます。 また、iPhone、iPad、MacなどのデバイスでiCloudを利用するには、新しい利用規約に同意する必要があります。
利用規約への同意を促す通知は、ユーザーによって異なるタイミングで届くようです。 2024年11月上旬には、iOS 17.7.1と18.1のユーザーを中心に、多くの報告が寄せられています。
なお、新しいiCloud利用規約の通知画面で、同意する際にiPhoneのパスコード入力を求められることがありますが、これは正規の画面であり、フィッシングや詐欺ではありません。
ただし、一部のユーザーは、新しいiCloud利用規約の通知画面で言語が英語とスペイン語で混在していたり、英語とドイツ語で混在していたり、英語とギリシャ語で混在していたという報告をしています。 また、利用規約に同意した後にメモアプリのデータが消えてしまったという報告もあります。
これらの問題が発生した場合は、Appleサポートに問い合わせることをおすすめします。
