プリンプリン物語のルチ将軍について。
知能指数は1300を誇る脅威の天才ですが、最後はどうなったんでしょうか?
プリンプリン物語wiki|ルチ将軍の最後は?
ルチ将軍は、隕石が墓守の老人に取りついたものだったため、最後は隕石の姿に戻って宇宙へ帰っていきました。
- アクタ共和国編の最後で、ベベルが命と引き換えにルチ将軍の首を取り、本懐を遂げます。
- ルチ将軍の首は隕石に戻り、胴体は木に埋め込まれていた管理人に戻ります。
- その後、ルチ将軍の手下がランカーから大量殺人ヒトゴロチ爆弾を買い、マノンを暗殺して王家の財宝を奪回しようとしますが失敗に終わります。
- ヒトゴロチ爆弾のエネルギーが隕石に集中し、ルチ将軍の隕石だけが宇宙に戻ります。
最終回の「希望の船出」では、ランカーがプリンプリンと住むために「プリンプリン&ランカータウン」を建設しますが、カセイジンの予言通り、地中に埋没してしまいます。 その際、ランカーとヘドロも中にいましたが、ランカーは「ランカーは永遠に不滅だ!」と言い残し、ヘドロと共に地中から復活します。
なお、ルチ将軍が宇宙に戻った後、再び地球に現れたかどうかについては記述がありません。
プリンプリン物語wiki|ルチ将軍は知能指数1300の宇宙人
NHKの人形劇「プリンプリン物語」に登場するルチ将軍は、アクタ共和国の独裁者です。
- 知能指数が1300もある天才で、その決め台詞「私の名前はルチ将軍、知能指数は1300!」は、当時の子どもたちの間で流行しました。
- 劇中では、無理やりな選挙法を作って自分が元首になるように仕向けたり、人類滅亡を企てるなど、狂気に満ちた人物として描かれています。
- その正体は、隕石が墓守の老人に取りついたものでした。
- ルチ将軍のモデルは、ナチスドイツや当時のチリ独裁政権と言われています。
- 国名のアクタ共和国も「塵芥(ちりあくた)」から来ているという説があります。
- ルチ将軍は、主人公のプリンプリンとNHKの受信料のミニドラマで共演した際、ジェネレーションギャップに落胆するお茶目な一面を見せることもありました。
- また、ルチ将軍は、他の作品にも影響を与えており、
- 漫画「るろうに剣心」に登場する戦術家・破軍の才槌は、作者によるとルチ将軍をオマージュしたキャラクターだそうです。
- 漫画「レベルE」にも、知能指数1300ならぬレベル1300のボスキャラとして登場しています。
このように、ルチ将軍は、強烈な個性と印象的な言動で、子どもたちに強烈なインパクトを与えた人気キャラクターでした。
プリンプリン物語あらすじネタバレ
「プリンプリン物語」は、1979年から1982年までNHKで放送された人形劇です。全656回という長期にわたるシリーズで、女の子が単独で主人公の作品は、NHK連続人形劇の中ではこれが唯一です。 物語は、主人公の少女プリンプリンが、まだ見ぬ故郷を探し求めて仲間たちと旅をする、ミュージカル仕立ての物語です。
■あらすじ
プリンプリンは、赤ちゃんの頃に何らかの事情で箱舟に乗せられ、海に流されます。 流れ着いた国の漁師に拾われ育てられますが、箱舟の中にティアラが入っていたことから、彼女はどこかの国のプリンセスだったのではないかと推測されます。 15歳になったプリンプリンは、本当の故郷と両親を探すため、仲間たちと旅に出ます。
■物語の構成
物語は、基本的には以下のパターンで展開されます。
- プリンプリンの故郷に関する手がかりを得てある国を訪れる
- 訪れた国で様々な騒動に巻き込まれる
- その国は本当の故郷ではないことが判明し、別の国へ向けて旅を続ける
■特徴
「プリンプリン物語」は、子供と大人の対比を明確に描き、子供らしい倫理観で大人の論理に対抗するプリンプリンの姿を通して、平和、祖国、愛、命といったテーマを問いかける作品です。
- 単なる勧善懲悪ではなく、政治や社会風刺を織り交ぜた深い内容となっています。
- 時事ネタを積極的に取り入れ、当時の世相を反映した内容も含まれています。
- 各国の文化や風習を表現した歌や踊りが多く登場し、ミュージカルのような楽しさがあります。
- 個性豊かな登場人物たちが織りなす人間模様も魅力です。
■最終回
最終回では、プリンプリンは母親からの手紙を受け取ります。手紙には、「海に行きなさい。そこには希望という名の船があります。それに乗って船出をしなさい。明るい未来の光の中、おまえの祖国に向って。」と書かれていました。 手紙を受け取ったプリンプリン一行は、希望という名の船で旅立ちますが、結局、故郷も両親もわからないまま物語は終わります。
■映像の保存状況
「プリンプリン物語」は、当時のビデオテープが高価だったため、初期のエピソードのマスターテープがほとんど残っておらず、再放送の際には、その部分が大幅にカットされていました。 しかし、2009年からNHKが「番組発掘プロジェクト」を立ち上げ、視聴者から録画ビデオの提供を呼びかけた結果、多くの映像が発見されました。2019年時点では、全編未発見回1回、部分欠落回が5回の計6回分の欠落となっています。
■うその他
- 「プリンプリン物語」は、2003年と2017年に再放送されています。
- 2013年には、「ざわざわ森のがんこちゃんスペシャルショー」にプリンプリンと仲間たちが特別出演しました。
- 2015年には、NHK受信料のミニドラマ「受信寮の人々」にプリンプリンとルチ将軍が出演しました。
「プリンプリン物語」は、子供向け番組でありながら、深いテーマや社会風刺、個性豊かな登場人物たち、そして美しい音楽など、多くの魅力が詰まった作品です。
まとめ:プリンプリン物語wiki|ルチ将軍の最後は?知能指数1300の宇宙人?
ルチ将軍は、「プリンプリン物語」の中でも特に人気のあるキャラクターです。 アクタ共和国の独裁者で、知能指数が1300もある天才ですが、狂気に満ちた人物として描かれています。 彼の決め台詞「私の名前はルチ将軍、知能指数は1300!」は、当時の子どもたちの間で流行しました。
ルチ将軍の最後は、彼が実は隕石が墓守の老人に取りついたものだったことが明らかになり、隕石の姿に戻って宇宙へ帰って行きます。