村上泰斗は身長180cm、恵まれた体格から繰り出される豪速球を武器とする180cmの恵まれた体格を持つ選手。
その体格を活かしたダイナミックなフォームから繰り出されるストレートは、まさに圧巻の一言。 プロの世界で、さらなる進化を遂げる村上泰斗の姿に期待が高まります！
村上泰斗（神戸弘陵）wiki｜フォーム解説
村上泰斗選手のフォームの特徴
- セットポジションから足を高めに上げて前傾し、重心を下げて、クロス気味に肘を柔らかく使った腕の振りから投げ込むフォームが特徴です。
- 力を入れるところと抜くところを明確にした「脱力投法」を習得しています。
- 下半身の柔軟性が高く、オリックスの山岡泰輔投手に例えられています。
- 体の使い方が上手いと複数のスカウトから評価されています。
フォームに関するスカウトの評価
- オリックス・谷口悦司スカウトは、村上選手の股関節の柔らかさを評価し、オリックスの山岡泰輔投手のように力を無駄なく伝えて投げることができると述べています。
- 中日・山本将道スカウトは、ストレートの力強さを評価する一方で、球威を求めて力むあまりバランスを崩すことがある点を指摘しています。左足を踏み込んだときに上体が流れることが制球を乱す原因だと分析し、その課題を克服できるか注目したいと述べています。
村上選手のフォームの進化
村上選手は、高校入学後に投手に転向してからわずか2年半で、最速153キロを投げるまでに成長しました。
その成長の過程で、フォームも進化を遂げてきました。
- 当初は、スピードを出そうとするあまり、左腕を高く突き上げて投げていました。
- しかし、キャッチボールのときから意識して平行に腕を降ろすようにしたことで、コントロールが安定するようになりました。
- また、冬には「脱力投法」の習得に取り組み、スタミナをセーブし、長いイニングを投げられるようになりました。
村上泰斗（神戸弘陵）wiki｜出身中学・小学校は？フォーム・ドラフト評価は？
村上泰斗（神戸弘陵）wiki｜球種は？
■球種
- ストレート: 最速153km/hを記録する威力抜群の直球。
- 回転数が非常に高く、プロの平均(約2200～2300rpm)を大きく上回る平均2500rpmを記録しているという報告もあります。
- 高めのストレートは特に効果的で、打者を空振りに打ち取る場面が多く見られます。
- スライダー: 縦に鋭く変化するスライダー。
- カットボール: 岡本監督の提案で習得した「楽できる球」。
- カーブ: 効果的に使われている変化球。
- フォーク: メッツの千賀滉大投手と同じ握りで、最速138km/hを記録。
- チェンジアップ: 観客を前に倒さんばかりの急ブレーキと言われるほどの切れ味。 夏の大会では「隠し球」として使っていなかった。
- ツーシーム
■投球内容
- ストレートを軸とした投球スタイル: 村上選手は、威力抜群のストレートを軸に、スライダーやフォーク、チェンジアップなどを織り交ぜて打者を打ち取っていきます。
- 変化球の精度向上: 高校入学当初は制球に苦しむ場面も見られましたが、練習を重ねるにつれて変化球の精度も向上し、投球の幅が広がっています。
- スタミナ面: 以前は球数を要する投球が多かったですが、冬場に脱力投法を習得したことで、長いイニングを投げられるようになりました。
- 打者心理を読む投球: 状況に応じて投球の強弱をつけ、打者を打ち取る術を心得ています。
- 研究熱心な姿勢: YouTubeなどで独自にフォームや変化球を研究し、常に進化を続けています。
■その他
- スカウトからは、変化球の使い方が上手い、体の使い方がうまい、成長率が素晴らしいなどの評価を受けています。
全体的に見て、村上選手は 将来性豊かな本格派右腕 と言えます。 プロの世界で更なる成長を遂げ、どのようなピッチャーになるのか、今後の活躍が非常に楽しみです。
村上泰斗（神戸弘陵）wiki｜球速の最速は153km/h
村上泰斗選手は最速153km/hのストレートを投げる本格派右腕として知られています。 高校入学後に投手に転向したにも関わらず、わずか2年半でこの球速に到達したことは驚異的です。
球速の変遷
- 高校1年秋：142km/h
- 高校2年夏前：152km/h（練習試合）
- 高校3年夏：149km/h（プロ計測）
- 高校3年夏前：153km/h
球速に関するスカウトの評価
多くのスカウトが村上選手の球速を高く評価しています。
- 巨人・岸スカウトは、村上選手の直球は空振りを取れる球質だと評価しています。
- 中日・山本スカウトは、村上選手の体がうまく使えているため、力感なく強い球を投げられると評価しています。
- 広島・鞘師スカウトは、村上選手は馬力があると評価しています。
- 日本ハム・荻田スカウトは、村上選手のストレートは空振りが取れると評価しています。
- 中日・山本将道スカウトは、村上選手のストレートは力強いと評価しています。
回転数
村上選手のストレートの回転数は、1分間に約2500回転を記録しています。 これはプロ野球選手の平均回転数（2200～2300回転）を上回る数値であり、 MLBで活躍する今永昇太投手の平均回転数（2442回転）よりも高い数値です。
村上選手は、高校時代から150km/hを超える速球を投げ、プロのスカウトからも高い評価を受けてきました。その球速は、恵まれた体格と、体の使い方のうまさ、そしてたゆまぬ努力によって生み出されています。プロ入り後、さらなる球速アップが期待されます。
まとめ：村上泰斗（神戸弘陵）wiki｜フォームや球種は？球速の最速は？
村上泰斗選手は兵庫県出身の野球選手で、現在ドラフト候補として注目されています。
■中学時代
- 兵庫県猪名川町立猪名川中学校出身です。
- 中学時代は大阪箕面ボーイズに所属し、捕手、内野手、外野手と複数のポジションを経験していました。
- チームメイトに、その後智辯和歌山高校に進学した福元聖矢選手がいました。
■高校時代
- 兵庫県の神戸弘陵高校に進学しました。
- 高校入学後、監督の提案で投手に転向しました。
- 1年生の秋には142km/hを記録しました。
- 2年生の春から背番号11番でベンチ入りしました。
- 2年生の6月には練習試合で152km/hを計測しました。
- 2年夏の兵庫県大会では、3試合に登板し、8.2回を投げて9奪三振、9安打、4失点を記録しました。
- 2年秋の兵庫県大会では、彩星工科高校に敗れ、3回戦で敗退しました。
- 3年春の兵庫県大会では、八鹿高校戦で公式戦初完封を記録しました。
- 3年夏の兵庫県大会は、西宮今津高校に敗れ、3回戦で敗退しました。
- 高校時代、甲子園出場経験はありません。
■その他
- 5人兄弟の末っ子です。
- 研究熱心で、YouTubeなどでダルビッシュ有投手の動画を参考に変化球を習得しています。
- プロ入りを希望しており、プロ志望届を提出しています。
■将来性
村上選手は、投手歴が浅いにもかかわらず、153km/hの速球と多彩な変化球を操る、将来性豊かな投手です。 多くのスカウトから高い評価を受けており、ドラフト会議での動向が注目されます。
