藤田琉生の身長はなんと198cm！ 規格外の体格を誇る左腕投手。
東海大相模高校でエースとして活躍し、U-18アジア選手権でもその実力を証明しました。ドラフト1位指名も確実視される藤田琉生の強さの秘密とは？
藤田琉生（東海大相模）wiki｜球速の最速・球種は？
藤田琉生選手は最速150キロのストレートを投げる左腕投手です。 身長198cmから投げ下ろす角度のあるストレートは、多くのスカウトから高く評価されています。
球速の推移
- 2024年5月の時点で最速144キロを記録。
- その後球速が向上し、7月の時点で148キロに到達。
- 8月には149キロを計測。
- そして、U-18高校日本代表の壮行試合で自己最速の150キロをマークしました。
このように、藤田琉生選手の球速は、高校3年になるにつれて着実に伸びていきました。 これは、体格の成長やトレーニングの成果によるものと考えられます。
変化球
藤田琉生選手はストレートに加え、スライダー、カーブ、チェンジアップなどの変化球も持ち合わせています。 特に、ナックルカーブは高い評価を受けており、 プロのスカウトからも「キレが良い」「うまく使ってスピードも強弱がつけられていた」と称賛されています。 また、チェンジアップについても「外角に落ちるチェンジアップは、今永（現カブス）をほうふつさせる」という評価があります。
総合的な投球スタイル
藤田琉生選手は、力強いストレートを軸に、緩急を使ったピッチングを得意としています。 特に、2段モーションの解禁により、自分のリズムで投げられるようになり、球速アップと制球力向上に繋がったと言われています。
課題と将来性
藤田琉生選手は、まだ線が細く、下半身の強化が課題とされています。 しかし、その一方で、198cmという体格と潜在能力の高さは、プロからも大きな期待を寄せられています。 今後、プロのトレーニングや指導を受けることで、さらに球速が向上し、より完成度の高い投手へと成長することが期待されます。
藤田琉生（東海大相模）wiki｜ドラフト評価は？
藤田琉生のドラフト評価とスカウトの評価
藤田琉生選手は、2024年のドラフト会議で上位指名が確実視されている逸材です。 198cmという長身から繰り出される最速150キロのストレートと多彩な変化球、そして精神面の強さが魅力です。 以下、ドラフト評価とスカウトの評価について詳しく説明します。
ドラフト評価
藤田琉生選手は、ドラフト1位指名候補として、多くの球団から注目されています。 特に、左腕で150キロを超える速球を投げられる投手は希少価値が高く、 藤田琉生選手はその中でもトップクラスの評価を受けています。
ドラフト評価においては、以下の要素が総合的に判断されます。
- 体格・身体能力: 藤田琉生選手は、198cmという恵まれた体格と、両親から受け継いだ高い運動能力を持っています。これは、投手として大きなアドバンテージとなります。
- 投球能力: 藤田琉生選手は、最速150キロのストレートに加え、スライダー、カーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を操ります。 特にナックルカーブのキレの良さが高く評価されています。 また、制球力も高く、試合を組み立てられる能力も備えています。
- 精神面: 藤田琉生選手は、東海大相模高校の原監督から精神面の成長を高く評価されています。 冷静沈着で、プレッシャーにも強いメンタルは、プロの世界でも大きな武器となるでしょう。
- 将来性: 藤田琉生選手は、まだ線が細く、下半身の強化など、伸びしろがあるという指摘もあります。 しかし、その一方で、198cmという体格と高い潜在能力は、プロの指導を受けることで、さらに大きく成長することが期待されています。
スカウトの評価
複数の球団のスカウトが藤田琉生選手に高い評価を与えています。
具体的なコメント:
- 日本ハム・大渕スカウト部長: 無駄な力を入れずリリースに力を集めるのが上手い、角度も魅力
- 巨人・水野スカウト部長: 体格が良くストレートもしっかり来る、左投手として素晴らしい
- 楽天・後関スカウト部長: スライダーのキレが良い、あの身長は打者にとって怖い
- ヤクルト・小川GM: ストレートのスピードが出ている、変化球で緩急も使える、将来性がある
- 中日・小山スカウト: 出力が上がった、左投手では高校生トップクラス
- オリックス・小林スカウト: 体格を生かした投球、ストレートの質が良い、期待している
- DeNA・稲嶺スカウト: バランスとコントロールが良い、今年の左投手では注目度が高い
- 楽天・部坂スカウト: キレと伸びがありスピードも出てきた、球速はもっと上がる
- ヤクルト・斉藤宜之スカウト: メンタルの成長を評価、コントロールが良い大型左腕はいない
- 阪神・吉野スカウト: 今年になってグッと伸びた、良い投手
総評:
スカウトたちは、藤田琉生選手の 体格、球速、変化球、制球力、精神面、将来性 などを高く評価しています。 特に、 長身から投げ下ろす角度 と 左腕 という点は、多くのスカウトが魅力を感じているポイントです。 また、 変化球を投げ分けられる能力 や 試合を組み立てられるクレバーさ も評価されています。
藤田琉生選手は、 総合的に非常に高い評価 を受けており、ドラフト会議での動向が注目されます。
藤田琉生（東海大相模）wiki｜プロフィール
基本情報
- 名前：藤田琉生（ふじた・りゅうせい）
- 生年月日：2006年11月17日
- 出身地：神奈川県藤沢市
- 身長：198cm
- 体重：93kg (高校3年春), 96kg (高校3年夏)
- ポジション：投手
- 投打：左投左打
- 球速：最速150km
- 球種：ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ
家族
- 父：佳典さん (身長185cm、元バレーボール選手)
- 母：賢枝さん (身長182cm、元NECレッドロケッツ川崎バレーボール選手)
- 兄：瑞生さん (身長192cm、大学で野球を続ける左腕投手)
経歴
- 小学校：羽鳥ファイターズで野球を始める。
- 中学校：藤沢市立羽鳥中学校 湘南ボーイズでプレーし全国大会優勝。 中学時代に2段モーションで投げていた。
- 高校：東海大学付属相模高等学校 1年生秋からベンチ入り。 2年夏前に左肘を疲労骨折。 3年春からエースナンバーを背負う。
- 春季神奈川県大会：準優勝、関東大会出場
- 夏季神奈川県大会：優勝、甲子園出場
- 第106回全国高等学校野球選手権大会：ベスト8
- U-18アジア選手権：準優勝
まとめ：藤田琉生（東海大相模）wiki｜球速の最速・球種は？ドラフト評価は？
藤田琉生選手は、神奈川県藤沢市出身の、身長198cmを誇る大型左腕投手です。2024年のドラフト会議では、多くの球団から注目を集めています。
彼の野球人生は、母親の弟とのキャッチボールがきっかけで始まりました。小学1年生から地元の軟式野球チーム「羽鳥ファイターズ」に入団し、野球の基礎を学びます。中学校時代は、硬式野球チーム「湘南ボーイズ」に所属。そこで全国大会優勝を経験し、才能の片鱗を見せます。
藤田琉生選手が本格的に頭角を現したのは、東海大学付属相模高等学校に進学してからでした。1年生の秋にはベンチ入りを果たし、将来を期待されます。しかし、2年生の夏前に左肘を疲労骨折。この怪我により、夏の大会はベンチ外で過ごすことを余儀なくされました。
懸命なリハビリを経て、藤田琉生選手は2年生の秋に復帰。そして3年生の春、ついにエースナンバーを背負います。 春季神奈川県大会では、強豪校ひしめく中で準優勝の成績を収め、関東大会出場に貢献しました。特に、準決勝の横浜高校戦での完投勝利は、彼の名を一躍有名にしました。この試合で藤田琉生選手は、6安打を浴びながらも5対1で勝利投手となり、打者としても決勝点を叩き出す右越え3ランホームランを放つなど、投打にわたる活躍を見せました。
迎えた3年生の夏、藤田琉生選手はチームを甲子園へと導きます。 甲子園では、初戦の富山商業高校戦で7回3安打11奪三振無失点の完璧なピッチングを披露。続く広陵高校戦では、序盤に制球に苦しみながらも6回2安打1失点と粘り強く投げ抜き、チームを勝利に導きました。準々決勝の関東第一高校戦では、惜しくも敗れはしたものの、9回途中まで2失点と力投し、その実力を全国に示しました。
甲子園での活躍により、藤田琉生選手はプロのスカウトから高い評価を受けることになります。 150キロ近いストレートに加え、スライダー、チェンジアップ、ナックルカーブなど多彩な変化球を操る投球スタイルが注目を集めました。
甲子園後には、高校日本代表にも選出され、U-18アジア選手権に出場。準優勝に貢献しました。
藤田琉生選手は、2024年9月26日にプロ野球志望届を提出。 ドラフト1位指名が確実視されており、プロ入り後の活躍に大きな期待が寄せられています。
藤田琉生選手の球歴を振り返ると、順風満帆な道のりではありませんでした。 2年生の夏に左肘を疲労骨折し、苦しい時期を過ごした経験もあります。 しかし、彼はその経験を乗り越え、努力を重ねて大きく成長しました。 プロの世界でも、持ち前の精神力と向上心を武器に、さらなる飛躍を遂げてくれることでしょう。
