■【要注意!】+422550110からの電話は詐欺?武蔵野警察署の番号を装う巧妙な手口を徹底解説
皆さん、最近、見慣れない電話番号からの着信、増えていませんか?
特に「+422550110」という番号からの電話を受けたという話をちらほら耳にするようになりました。
この番号、ちょっと気になるのが、武蔵野警察署の電話番号「0422-55-0110」とすごく似ているんですよね。
「もしかして警察から重要な連絡…?」と、一瞬ドキッとする方もいるかもしれません。
僕も、もしこんな紛らわしい番号から電話が来たら、同じように感じると思います。
でも、ちょっと待ってください!
安易に電話に出たり、ましてや折り返したりする前に、この記事をぜひ読んでください。
もしかしたら、それは巧妙な詐欺の手口かもしれませんよ。
「+422550110」や「0422550110」からの相次ぐ不審な電話
実は、2025年の3月から4月上旬にかけて、「+422550110」や、武蔵野警察署の正規の番号である「0422550110」からの電話を受けたと訴える声がSNS上で複数確認されているんです。
どんな内容だったのか、気になりますよね?
確認されている事例をいくつか見てみましょう。
- 「0422550110(武蔵野警察署)から電話がかかってきて折り返したが、どうやら詐欺電話らしい」
- 「0422550110からの電話番号なのに、大阪府警を名乗った」
- 「+422550110から電話かかってきて、調べてみると、武蔵野警察署の電話番号に似ていた」
ね、なんだかおかしいと思いませんか?
正規の警察署の番号なのに、別の県警を名乗ったり、「+」から始まる国際電話の番号なのに、警察署の番号に似ていたり…。
これは明らかに不自然です。
「+」から始まる電話番号は海外からの着信
ここで覚えておきたいのが、「+」から始まる電話番号は海外からの着信である可能性が高いということです。
日本の警察署が、わざわざ国際電話を使って連絡してくるなんて、通常考えられませんよね。
そう考えると、「+422550110」からの電話は、かなり警戒する必要がありそうです。
ただ、厄介なのは、武蔵野警察署と全く同じ「0422550110」という番号からの不審な電話も確認されている点です。
これだと、表示された番号だけでは、詐欺かどうか判断がつきにくいですよね。
巧妙な手口:スプーフィングという偽装
なぜ、こんなことが可能なのでしょうか?
それは「スプーフィング」と呼ばれる手口が使われているからなんです。
これは、海外のサービスなどを悪用して、電話の表示番号を偽装する技術のこと。
つまり、あたかも本当に警察署から電話がかかってきたかのように見せかけることができるんです。
技術の進化って、こういう悪い方向にも使われちゃうんですね…本当に困ったものです。
LINEビデオ通話への誘導に要注意!
これらの不審な電話に出てしまうと、多くの場合、LINEなどのビデオ通話に誘導されるようです。
警察官を名乗る犯人が、「あなたに犯罪の容疑がかかっています」などと不安を煽り、ビデオ通話で「警察手帳」や「令状」を見せて信用させようとする手口が報告されています。
でも、ここで冷静に考えてみてください。
本物の警察官が、いきなりLINEのビデオ通話で連絡してくるなんて、ありえないと思いませんか?。
もし本当に事情があるなら、直接自宅に来たり、警察署への出頭を求めたりするはずです。
ビデオ通話で済ませようとするのは、何か裏があると考えた方が自然でしょう。
東京都武蔵野市も注意喚起
この状況を重く見た東京都武蔵野市は、公式サイトや公式X(旧Twitter)で、この詐欺事例について注意喚起を行っています。
市がわざわざ注意を呼びかけているということは、相当数の被害が出ている可能性があるということです。
他人事だと思わずに、自分自身も気を引き締める必要がありますね。
過去の事例も参考に:実在する警察署の番号を装う詐欺
実は、武蔵野警察署の件だけでなく、実在する他の警察署の電話番号を装った詐欺電話も最近確認されているんです。
2025年3月には、TBS NEWSの公式チャンネルでも、同様の手口が報道されています。
動画の内容によると、電話で「あなたの口座が犯罪に使われている」などと嘘を言い、SNSやビデオ通話に誘導した後、「口座を調査する」という名目で金銭を振り込ませるという悪質な手口です。
中には、偽物の令状を見せられて信じてしまうケースもあるそうで、本当に巧妙で悪質ですよね。
もし「+422550110」や「0422550110」からの電話がかかってきたら?
では、もし実際にこれらの番号から電話がかかってきた場合、どうすれば良いのでしょうか?
武蔵野市の注意喚起情報では、以下の点を推奨しています。
- 相手の連絡先番号、内線番号、担当者名を聞き出す
- 「折り返します」と伝え、すぐに電話を切る
- 慌てずに、相手との通話はできる限り短くする
- こうした電話があった場合には、武蔵野警察署に連絡する
また、TBS NEWSの動画内でも、たとえ本物の警察官だったとしても、一度電話を切ってかけ直すという対応が詐欺対策には有効だと解説されています。
電話を切ることが失礼だなんて思う必要はありません。
自分の身を守るためには、慎重すぎるくらいでちょうど良いんです。
海外からの電話には特に警戒を
「+」から始まる電話番号は海外からの電話なので、基本的には日本の警察官が使うことはありません。
もし「+422550110」から電話がかかってきた場合は、詐欺である可能性が非常に高いと考えられます。
このような電話には、絶対に出ないことが重要です.
実在する警察署の番号からの電話への対処
問題は、「0422550110」のように、実在する警察署の電話番号が表示された場合です。
この場合は、表示された番号だけでは詐欺かどうかを見分けるのは難しいでしょう。
そんな時は、先ほどお伝えしたように、相手の連絡先を詳しく聞き、必ず折り返すという対応を徹底してください。
もし相手が本当に警察官であれば、こちらの申し出を不審に思うことはないはずです。
逆に、連絡先をはぐらかしたり、すぐに連絡を取ろうと焦らせてくるようなら、詐欺の可能性が高いと判断できます。
知らない電話番号には出ないのが鉄則
今回のケースだけでなく、最近は本当に巧妙な手口の詐欺が増えています。
ディスプレイに表示されている電話番号さえも信用できない時代になっていると言えるでしょう。
ですから、心当たりのない電話番号からの電話には、原則として出ないということを徹底することが、最も有効な自衛策だと思います.
まとめ:+422550110からの電話の着信は武蔵野警察署って本物?無視・放置は危険?
この記事では、+422550110からの電話を中心に、武蔵野警察署の電話番号を装う詐欺事例について詳しく解説しました。
巧妙な手口で私たちを騙そうとする詐欺グループは、あの手この手で近づいてきます。
大切なのは、慌てずに冷静に対応することです。
もし、不審な電話がかかってきたら、まずは深呼吸。
相手の言うことを鵜呑みにせず、一旦電話を切って、家族や信頼できる人に相談したり、警察に問い合わせたりするのも良いでしょう。
皆さんが詐欺の被害に遭わないよう、心から願っています。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。