最近、見慣れない電話番号からの着信、増えてませんか?。
特に、頭に「+」が付いた海外からの電話って、ドキッとしますよね。
僕も初めて見た時、思わず二度見しちゃいましたよ。
今回は、最近僕の周りでもよく話題になる「+422」から始まる不審な電話について、ネットで調べた情報をもとに、皆さんと一緒にその正体を探っていきたいと思います。
「+422」って一体どこの国?
まず、この「+422」という番号なんですけど。
調べてみると、なんとこの国番号、どこの国にも割り当てられていないんですって。
つまり、存在しないはずの国番号から電話がかかってきているということになります。
これは、電話の発信元が意図的に番号を偽装(スプーフィング)している可能性が非常に高いということですね。
怪しいにもほどがありますよね。
なぜ「+422」から電話がかかってくるの?
じゃあ、なんでそんな偽装した番号から電話がかかってくるのか、というと。
残念ながら、そのほとんどが詐欺や悪質な迷惑電話なんです。
特に多いのが、自動音声で中国語のメッセージが流れるパターンです。
内容は、「あなたの個人情報が漏洩している」とか「犯罪に加担している」といった不安を煽るもの。
さらには、中国の公安局や警察、大使館職員などを名乗って、お金を振り込ませようとする手口が報告されています。
中には「あなたの名前で間違いないですか?」と尋ねてきて、個人情報を聞き出そうとするケースもあるようです。
こうした詐欺は、日本に住む中国の方々をターゲットにしていることが多いようですが、国籍関係なく無作為に発信されているため、僕たち日本人にもかかってくる可能性があるんですね。
警察庁のデータを見ても、特殊詐欺に使われた電話番号の約62%が国際電話番号だったという報告もあって、これは本当に深刻な問題だと感じています。
僕も以前、怪しい国際電話がかかってきたことがあって、もし出ちゃったらどうなってたんだろうって、今でもゾッとしますね。
422で始まる電話番号にもし出てしまったらどうすればいい?
もし、うっかり「+422」から始まる電話に出てしまったとしても、慌てないでください。
基本的には、相手の話を聞かずにすぐに電話を切ることが大切です。
個人情報を話してしまったり、相手の指示に従って行動してしまったりしなければ、被害に遭うリスクは比較的低いと言えるでしょう。
ただ、もし万が一、クレジットカード情報や銀行口座の情報を伝えてしまった場合は、すぐにそのカード会社や銀行に連絡して、利用停止や口座凍結の手続きを依頼してください。
そして、すぐに警察に相談することをおすすめします。
国際電話は、基本的に発信者側が通話料を負担する仕組みなので、電話に出ただけで通話料が発生することはありません。
でも、絶対にやってはいけないのは、相手に折り返し電話をすることです。
国際電話詐欺の中には、不在着信を残して折り返しを誘い、高額な通話料を請求する「国際ワン切り詐欺」という手口もあるんです。
僕たちがかけ直してしまうと、高額な通話料を支払う羽目になるだけでなく、自分の電話番号が「この番号は有効だ」と認識され、さらに迷惑電話が増える可能性もあるので、本当に注意が必要です。
422で始まる怪しい電話から身を守るために
僕たちがこの手の怪しい電話から身を守るためには、いくつかの対策があります。
まず一番大切なのは、心当たりのない国際電話には絶対に応答せず、折り返さないことです。
これは鉄則ですね。
次に、スマートフォンの着信拒否設定や迷惑電話対策アプリを活用しましょう。
iPhoneの場合は「不明な発信者を消音」機能、Androidの場合は「通知不可能/非通知番号をブロック」といった設定があります。
キャリアによっては、迷惑電話ブロックサービスを提供しているところもありますよ。
もし、どうしても電話番号が気になる場合は、すぐにインターネットでその番号を検索してみてください。
迷惑電話リストに登録されていることが多いので、危険な番号かどうかすぐに確認できますよ。
僕も何か怪しい番号から電話がかかってきたら、まず検索するようにしています。
不安を感じたら、すぐに相談を!
もし、この記事を読んでいて「もしかして、私も被害に遭ったかも…」と不安になった方がいたら、ためらわずに警察や消費生活センターなどの専門機関に相談してください。
警察は、国際電話を悪用した特殊詐欺の相談にも乗ってくれますし、具体的なアドバイスをもらえるはずです。
また、家族や友人、特にご高齢のご両親など、周りの人にも今回の情報を共有して、みんなで詐欺被害を防ぐ意識を高めることが大切です。
デジタルリテラシーを高めて、安全なネットライフを送っていきましょうね!。