「一期一会」のように一が二つ入る四字熟語について。
一覧でまとめています。
一〇一〇|一が二つ入る四字熟語の一覧
「一期一会」のように一が二つ入る四字熟語について、調べてみると少なくとも
202種類
あるようです。
一衣帯水 (いちいたいすい)
一飲一啄 (いちいんいったく)
一牛吼地 (いちぎゅうこうち)
一牛鳴地 (いちぎゅうめいち)
一芸一能 (いちげいいちのう)
一期一会 (いちごいちえ)
一伍一什 (いちごいちじゅう)
一語一句 (いちごいっく)
一合一離 (いちごういちり)
一言一句 (いちごんいっく)
一言半句 (いちごんはんく)
一字一句 (いちじいっく)
一日九回 (いちじつきゅうかい)
一日九遷 (いちじつきゅうせん)
一日三秋 (いちじつさんしゅう)
一日千秋 (いちじつせんしゅう)
一日千里 (いちじつせんり)
一日之長 (いちじつのちょう)
一汁一菜 (いちじゅういっさい)
一入再入 (いちじゅうさいじゅう)
一上一下 (いちじょういちげ)
一杖一鉢 (いちじょういっぱつ)
一場春夢 (いちじょうのしゅんむ)
一塵不染 (いちじんふせん)
一塵法界 (いちじんほっかい)
一族郎党 (いちぞくろうとう)
一大決心 (いちだいけっしん)
一人当千 (いちにんとうせん)
一念往生 (いちねんおうじょう)
一念化生 (いちねんけしょう)
一念三千 (いちねんさんぜん)
一念通天 (いちねんつうてん)
一念万年 (いちねんまんねん)
一能一芸 (いちのういちげい)
一暴十寒 (いちばくじっかん)
一病息災 (いちびょうそくさい)
一望無垠 (いちぼうむぎん)
一木一草 (いちぼくいっそう)
一木難支 (いちぼくなんし)
一枚看板 (いちまいかんばん)
一味徒党 (いちみととう)
一味同心 (いちみどうしん)
一味郎党 (いちみろうとう)
一面之辞 (いちめんのじ)
一毛不抜 (いちもうふばつ)
一目十行 (いちもくじゅうぎょう)
一落千丈 (いちらくせんじょう)
一利一害 (いちりいちがい)
一離一合 (いちりいちごう)
一竜一猪 (いちりゅういっちょ)
一粒万倍 (いちりゅうまんばい)
一領具足 (いちりょうぐそく)
一了百了 (いちりょうひゃくりょう)
一力当先 (いちりょくとうせん)
一旅中興 (いちりょちゅうこう)
一縷千鈞 (いちるせんきん)
一蓮托生 (いちれんたくしょう)
一労永逸 (いちろうえいいつ)
一六勝負 (いちろくしょうぶ)
一路順風 (いちろじゅんぷう)
一路平安 (いちろへいあん)
一塊之肉 (いっかいのにく)
一攫千金 (いっかくせんきん)
一家眷族 (いっかけんぞく)
一家相伝 (いっかそうでん)
一家団欒 (いっかだんらん)
一割之利 (いっかつのり)
一竿風月 (いっかんふうげつ)
一喜一憂 (いっきいちゆう)
一句一語 (いっくいちご)
一薫一蕕 (いっくんいちゆう)
一決雌雄 (いっけつしゆう)
一欠十求 (いっけつじっきゅう)
一蹶不振 (いっけつふしん)
一結杳然 (いっけつようぜん)
一刻千秋 (いっこくせんしゅう)
一顧傾城 (いっこけいせい)
一壺千金 (いっこせんきん)
一狐之腋 (いっこのえき)
一呼百諾 (いっこひゃくだく)
一切有情 (いっさいうじょう)
一切皆空 (いっさいかいくう)
一切皆成 (いっさいかいじょう)
一切合切 (いっさいがっさい)
一切衆生 (いっさいしゅじょう)
一切即一 (いっさいそくいち)
一枝巣林 (いっしそうりん)
一失一得 (いっしついっとく)
一視同仁 (いっしどうじん)
一紙半銭 (いっしはんせん)
一糸不苟 (いっしふこう)
一糸不乱 (いっしふらん)
一死報国 (いっしほうこく)
一瀉千里 (いっしゃせんり)
一種一瓶 (いっしゅいっぺい)
一宿一飯 (いっしゅくいっぱん)
一觴一詠 (いっしょういちえい)
一生一世 (いっしょういっせ)
一笑一? (いっしょういっぴん)
一生懸命 (いっしょうけんめい)
一倡三歎 (いっしょうさんたん)
一笑千金 (いっしょうせんきん)
一笑置之 (いっしょうちし)
一将万骨 (いっしょうばんこつ)
一生不犯 (いっしょうふぼん)
一触即発 (いっしょくそくはつ)
一所懸命 (いっしょけんめい)
一所不住 (いっしょふじゅう)
一心一意 (いっしんいちい)
一心一向 (いっしんいっこう)
一進一退 (いっしんいったい)
一心一徳 (いっしんいっとく)
一身軽舟 (いっしんけいしゅう)
一身是胆 (いっしんしたん)
一心同体 (いっしんどうたい)
一心不乱 (いっしんふらん)
一心発起 (いっしんほっき)
一水盈盈 (いっすいえいえい)
一水四見 (いっすいしけん)
一酔千日 (いっすいせんにち)
一炊之夢 (いっすいのゆめ)
一寸光陰 (いっすんのこういん)
一寸丹心 (いっすんのたんしん)
一世一元 (いっせいいちげん)
一世一代 (いっせいいちだい)
一成一旅 (いっせいいちりょ)
一世一度 (いっせいちど)
一世之傑 (いっせいのけつ)
一世之雄 (いっせいのゆう)
一世風靡 (いっせいふうび)
一成不変 (いっせいふへん)
一石二鳥 (いっせきにちょう)
一殺多生 (いっさつたしょう)
一銭一厘 (いっせんいちりん)
一箭双雕 (いっせんそうちょう)
一措一画 (いっそいっかく)
一体分身 (いったいふんしん)
一短一長 (いったんいっちょう)
一張一弛 (いっちょういっし)
一朝一夕 (いっちょういっせき)
一長一短 (いっちょういったん)
一超直入 (いっちょうじきにゅう)
一朝之忿 (いっちょうのいかり)
一朝之患 (いっちょうのうれい)
一朝富貴 (いっちょうのふうき)
一擲乾坤 (いってきけんこん)
一擲千金 (いってきせんきん)
一徹無垢 (いってつむく)
一点一画 (いってんいっかく)
一天四海 (いってんしかい)
一点素心 (いってんそしん)
一天万乗 (いってんばんじょう)
一刀三礼 (いっとうさんらい)
一刀両断 (いっとうりょうだん)
一得一失 (いっとくいっしつ)
一徳一心 (いっとくいっしん)
一斗百篇 (いっとひゃっぺん)
一登竜門 (いっとりゅうもん)
一敗塗地 (いっぱいとち)
一発五? (いっぱつごは)
一髪千鈞 (いっぱつせんきん)
一発必中 (いっぱつひっちゅう)
一波万波 (いっぱばんぱ)
一飯君恩 (いっぱんくんおん)
一飯千金 (いっぱんせんきん)
一斑全豹 (いっぱんぜんぴょう)
一飯之恩 (いっぱんのおん)
一飯之徳 (いっぱんのとく)
一飯之報 (いっぱんのむくい)
一筆啓上 (いっぴつけいじょう)
一筆勾消 (いっぴつこうしょう)
一筆三礼 (いっぴつさんらい)
一筆抹殺 (いっぴつまっさつ)
一瓢一? (いっぴょういったん)
一?一笑 (いっぴんいっしょう)
一貧一富 (いっぴんいっぷ)
一夫一婦 (いっぷいっぷ)
一夫多妻 (いっぷたさい)
一碧万頃 (いっぺきばんけい)
一片氷心 (いっぺんのひょうしん)
一放一収 (いっぽういっしゅう)
一飽一襲 (いっぽういっしゅう)
夷険一節 (いけんいっせつ)
以一当千 (いいつとうせん)
一意攻苦 (いちいこうく)
一意孤行 (いちいここう)
一意専心 (いちいせんしん)
一韻到底 (いちいんとうてい)
一栄一辱 (いちえいいちじょく)
一雁高空 (いちがんこうくう)
一技之長 (いちぎのちょう)
一行三昧 (いちぎょうざんまい)
一月三舟 (いちげつさんしゅう)
一業所感 (いちごうしょかん)
一期四相 (いちごしそう)
一言九鼎 (いちごんきゅうてい)
一言居士 (いちごんこじ)
一言万鈞 (いちごんばんきん)
一言芳恩 (いちごんほうおん)
一新紀元 (いちしんきげん)
一字三礼 (いちじさんらい)
一字千金 (いちじせんきん)
一〇一〇|一が二つ入る四字熟語の意味を解説
- 一衣帯水 (いちいたいすい): 海や川が間にあって遮られているが、非常に距離が近いこと。または、互いの関係が非常に深いこと。
- 一飲一啄 (いちいんいったく): 自然とともに、自由に生きることのたとえ。または、人が分を弁えて、多くを求めないことのたとえ。
- 一牛吼地 (いちぎゅうこうち): 非常に近い距離にあること。また、のどかな田舎・田園風景のこと。
- 一牛鳴地 (いちぎゅうめいち): 非常に近い距離にあること。または、のどかな田舎、田園風景のこと。
- 一芸一能 (いちげいいちのう): 一つの技芸や才能のこと。
- 一期一会 (いちごいちえ): 一生に一度だけの機会。または、一生に一度だけ会えること。
- 一伍一什 (いちごいちじゅう): 事の最初から最後まで、もれなく、すべての意。
- 一語一句 (いちごいっく): ひとつひとつの言葉。
- 一合一離 (いちごういちり): 他人と関係を結んだり、離れたりすること。
- 一言一句 (いちごんいっく): 一つ一つの言葉、ちょっとした言葉。
- 一言半句 (いちごんはんく): 短い言葉。些細な言葉。一言。
- 一字一句 (いちじいっく): 一つの文字や、一つの言葉。
- 一日九回 (いちじつきゅうかい): ひどく心配して、悩み苦しむこと。
- 一日九遷 (いちじつきゅうせん): あっと言う間に出世すること。
- 一日三秋 (いちじつさんしゅう): 相手を恋しく思う気持ちが深いこと。または、とても待ち遠しいこと。
- 一日千秋 (いちじつせんしゅう): 時、人、物などが来るのを今か今かと楽しみに待つこと。
- 一日千里 (いちじつせんり): 一際すぐれた才能があることのたとえ。
- 一日之長 (いちじつのちょう): 年齢が一日分年上なこと。または、少しだけ経験が多いという意味から、知識や技量などが少しだけすぐれていること。
- 一汁一菜 (いちじゅういっさい): 質素な食事のこと。
- 一入再入 (いちじゅうさいじゅう): 布を何度も染め重ねること。深く、濃い色合いということから、恩が深いことのたとえ。
- 一上一下 (いちじょういちげ): 上がったり下がったりすること。または、情況に合わせて対応すること。
- 一杖一鉢 (いちじょういっぱつ): 僧侶の質素な服装を言い表す言葉。
- 一場春夢 (いちじょうのしゅんむ): 人生の栄光や繁栄が、儚く消えてしまうことのたとえ。
- 一塵不染 (いちじんふせん): 汚れが少しもないこと。または、他者から影響を受けて感化されずに、清らかさを保ち続けること。
- 一塵法界 (いちじんほっかい): 一つのちりの中にも、全宇宙の真理が含まれているということ。または、真理はどんなものからでも見出すことができるということ。
- 一族郎党 (いちぞくろうとう): 血縁関係のある家族や親族とそれらに付き従う家来のこと。または、権力のある者やその者に付き従い利益を分けあう者たちのこと。
- 一大決心 (いちだいけっしん): 生涯に一度しかないような大きな決意のこと。
- 一人当千 (いちにんとうせん): 非常に大きな力、勇気があること。または、そのような人。
- 一念往生 (いちねんおうじょう): 一度念仏を唱えるだけで極楽浄土に行くことができるということ。
- 一念化生 (いちねんけしょう): 集中して強く念じることで、別の姿に生まれ変わること。
- 一念三千 (いちねんさんぜん): 日常における一瞬の思いの中にも、全宇宙の全事象が備わっているということ。
- 一念通天 (いちねんつうてん): どんなことでも、一心に念じ努力し続ければ、必ず成就するということ。
- 一念万年 (いちねんまんねん): 時が経過する間隔は、個人の感覚で変わるということ。
- 一能一芸 (いちのういちげい): 一つの技芸や才能のこと。
- 一暴十寒 (いちばくじっかん): 努力というものは、続けられずに怠ってしまいがちであるということ。また、短期間努力してもその後に長期間怠れば努力が無駄になってしまうということ。
- 一病息災 (いちびょうそくさい): 一つくらい持病があったほうが、健康な人よりも体を気遣うようになり長生きできるということ。
- 一望無垠 (いちぼうむぎん): 一目ではるかかなたまで広々と見渡せること。
- 一木一草 (いちぼくいっそう): 一本の木から一本の草まで全てという意味から、その場にあるすべてのもののこと。または、わずか一本の木と一本の草という意味から、極めて少ないもののこと。
- 一木難支 (いちぼくなんし): 一度崩れ始めると、一人の力ではどうすることも出来ないということ。
- 一枚看板 (いちまいかんばん): 一座を代表する役者のこと。または、多くの人の中心人物となる人のこと。また、一着しかない衣服のこと。
- 一味徒党 (いちみととう): 同じ志や目的のために集まること。また、その仲間のこと。
- 一味同心 (いちみどうしん): 同じ目的をもって結束すること。または、同じ目的をもち集まり、心を一つにした同志、仲間のこと。
- 一味郎党 (いちみろうとう): 同じ目的のために集まること。また、その仲間、同志のこと。
- 一面之辞 (いちめんのじ): 議論において、双方の言い分を平等に聞かず、一方の言い分、主張のみを聞くこと。
- 一毛不抜 (いちもうふばつ): 極めてけちなこと。または、利己的な人、けちな人。
- 一目十行 (いちもくじゅうぎょう): 文章などを読むのが速いことのたとえ。
- 一落千丈 (いちらくせんじょう): 地位や権威、価値などが一気に落ちること。
- 一利一害 (いちりいちがい): 利益がある一方で害もあること。良い点と悪い点の両方があること。
- 一離一合 (いちりいちごう): 他人と関係を結んだり、離れたりすること。
- 一竜一猪 (いちりゅういっちょ): 努力して学ぶ人と、怠けて学ばない人との間には大きな賢愚の差ができるということ。
- 一粒万倍 (いちりゅうまんばい): ほんの少しのものから大きな利益をあげることのたとえ。または、小さなものでも粗末に扱ってはいけないという戒め。または、稲の別名。
- 一領具足 (いちりょうぐそく): 一式揃っている具足。または、戦国時代に土佐国の戦国大名である長宗我部氏が行った軍事政策。
- 一了百了 (いちりょうひゃくりょう): 一つが解決すれば、すべてのことが解決すること。または、根本の一つから、全体を推測できること。
- 一力当先 (いちりょくとうせん): 自身の力だけで、先頭で敵に当たること。
- 一旅中興 (いちりょちゅうこう): 衰退して滅亡しかけた国を立て直して栄えさせること。
- 一縷千鈞 (いちるせんきん): 極めて危険なこと。
- 一蓮托生 (いちれんたくしょう): 極楽浄土に往生して同じ蓮の花の上に生まれ変わるという意味の仏教語。転じて、何があろうとも行動や運命を共にすること。
- 一労永逸 (いちろうえいいつ): 一度苦労すれば、その後は長く利益が得られ、安定した暮らしが送れること。
- 一六勝負 (いちろくしょうぶ): ばくちのこと。また、運任せの思い切った行動のこと。
- 一路順風 (いちろじゅんぷう): ものごとが順調に進むこと。または、旅に出る人の安全を祈ることば。
- 一路平安 (いちろへいあん): 旅立つ人の道中の安全を祈る言葉。
- 一塊之肉 (いっかいのにく): 兄弟のいない、ただ一人の子のこと。
- 一攫千金 (いっかくせんきん): 苦労することなく、一度の機会で大金を手に入れること。
- 一家眷族 (いっかけんぞく): 家族や親族、血縁者のこと。または、その家臣や部下のこと。
- 一家相伝 (いっかそうでん): 一つの家系でのみ、代々引き継いでいく技術やもののこと。
- 一家団欒 (いっかだんらん): 家族が集まって仲良く談笑したりしながら楽しい時間を過ごすこと。
- 一割之利 (いっかつのり): 凡人でも、たまには役に立つこと。
- 一竿風月 (いっかんふうげつ): 俗世にとらわれず、自然の中でのんびりと自由な生活を送ること。
- 一喜一憂 (いっきいちゆう): 物事の状況が変化するたびに喜んだり心配したりすること。または、周りの状況に振り回されること。
- 一句一語 (いっくいちご): ひとつひとつの言葉。
- 一薫一蕕 (いっくんいちゆう): 悪が善を駆逐すること。善は消えやすく、悪を取り除くのは難しくはびこりやすことのたとえ。
- 一決雌雄 (いっけつしゆう): 戦闘一回で決着をつけること。
- 一欠十求 (いっけつじっきゅう): 官職に一つの空席が出ると、空席をめぐって人が集まること。
- 一蹶不振 (いっけつふしん): 一度の失敗で挫折してしまい、二度と立ち上がれなくなること。
- 一結杳然 (いっけつようぜん): 文章の後に残っている風情。
- 一刻千秋 (いっこくせんしゅう): とても待ち遠しいこと。
- 一顧傾城 (いっこけいせい): 絶世の美女のこと。
- 一壺千金 (いっこせんきん): 価値がないと思えるものでも、時と場合によっては非常に役に立つこと。
- 一狐之腋 (いっこのえき): 貴重なもの、大変価値のあるもののたとえ。
- 一呼百諾 (いっこひゃくだく): 人望や権威が強く、一声かければ応じる人の多いたとえ。
- 一切有情 (いっさいうじょう): この世に生きとし生けるものすべてのこと。特に、人間のこと。
- 一切皆空 (いっさいかいくう): この世の全て事象には実体がなく、全て空であるということ。
- 一切皆成 (いっさいかいじょう): この世の全ての生き物は、仏になることのできる可能性を秘めているという考え。
- 一切合切 (いっさいがっさい): 全部。全て。
- 一切衆生 (いっさいしゅじょう): この世に生きるすべてのもの。特に、人間のこと。
- 一切即一 (いっさいそくいち): 全体 は個の中にあり、また個一つ一つの中に全体があること。個と全体は相即しているという考え方。または、このように考えれば人生や世界を正しく把握できるという教え。
- 一枝巣林 (いっしそうりん): 分相応の暮らしに満足すること。
- 一失一得 (いっしついっとく): 利益を一つ得ると、別の部分では一つ損失があること。利益と損失の両方がともにあるということから。
- 一視同仁 (いっしどうじん): 差別することなく、全ての人を平等に慈しむこと。
- 一紙半銭 (いっしはんせん): ごくわずかなことのたとえ。
- 一糸不苟 (いっしふこう): 何事にも手を抜かないこと。
- 一糸不乱 (いっしふらん): 完全に整っている様子。
- 一死報国 (いっしほうこく): 命をかけて国の恩に報いること。
- 一瀉千里 (いっしゃせんり): 文章や言葉が、止まることなくすらすらと出てくることのたとえ。または、物事が順調にどんどん進むこと。
- 一種一瓶 (いっしゅいっぺい): 簡素な宴会のこと。
- 一宿一飯 (いっしゅくいっぱん): ちょっとした世話になること。
- 一觴一詠 (いっしょういちえい): 酒を飲みながら詩をよむ、風流な楽しみのこと。
- 一生一世 (いっしょういっせ): 人生で一度きりの最も大切な出来事。強く信じたり、心を決める時に使う言葉。
- 一笑一? (いっしょういっぴん): 顔に表れるちょっとした表情。または、少しの表情の変化。
- 一生懸命 (いっしょうけんめい): 全力で物事に取り組む様子。命がけで物事に取り組む様子。
- 一倡三歎 (いっしょうさんたん): 優れた詩文を褒め称えていう言葉。
- 一笑千金 (いっしょうせんきん): 美人のこと。
- 一笑置之 (いっしょうちし): いい加減に扱う。相手にしない。
- 一将万骨 (いっしょうばんこつ): 功名や手柄は上に立っている人が得るが、その陰には多くの部下の犠牲があるということ。また、それを忘れてはいけないという戒め。
- 一生不犯 (いっしょうふぼん): 仏教での僧侶の戒律で、一生涯にわたって戒めを守り、男女の交わりをしないこと。
- 一触即発 (いっしょくそくはつ): 非常に緊迫した状態のこと。
- 一所懸命 (いっしょけんめい): 命がけで物事に取り組む様子。全力で物事に取り組む様子。
- 一所不住 (いっしょふじゅう): 一定の場所に住まず、各地を転々とすること。特に、行脚して回る僧のことをいう言葉。
- 一心一意 (いっしんいちい): 心を一つにして一途に思うこと。また、集中して一心に励むこと。
- 一心一向 (いっしんいっこう): 他のことに気を散らさず、一つのことに集中すること。
- 一進一退 (いっしんいったい): 進んだり退いたりすること。または、物事の状況が良くなったり、悪くなったりすること。
- 一心一徳 (いっしんいっとく): 目的や利益が同じ者同士が心を一つにして事にあたること。または、君主と臣下が心を合わせ団結して物事を行うこと。
- 一身軽舟 (いっしんけいしゅう): 自然の中で自身と乗っている船が一つに感じられ、自身と他のものの区別がつかなくなること。または、そのように感じるほどに風景が壮観な様子。
- 一身是胆 (いっしんしたん): 強い勇気があり、何事にも恐れないことのたとえ。
- 一心同体 (いっしんどうたい): 複数の人が心を一つにして、まるで一人の人であるかのように固く結びつくこと。
- 一心不乱 (いっしんふらん): 他のことに心を奪われることなく、一つのことに集中すること。または、余所見をすることなく、ひたすら努力すること。
- 一心発起 (いっしんほっき): 何かを成し遂げる決意を固めること。
- 一水盈盈 (いっすいえいえい): 愛する人に言葉をかけることが出来ない苦しい思いのこと。
- 一水四見 (いっすいしけん): 同じものを見ても、見る人が変わればそれぞれの見方があるということ。
- 一酔千日 (いっすいせんにち): 極めておいしい酒のこと。
- 一炊之夢 (いっすいのゆめ): 人の世界での繁栄は儚いということのたとえ。または、人の人生が儚いことのたとえ。
- 一寸光陰 (いっすんのこういん): ほんの少しの時間のこと。少しでも時間を無駄にしてはいけないという戒めの言葉。
- 一寸丹心 (いっすんのたんしん): 嘘のない本心からの誠意。
- 一世一元 (いっせいいちげん): 天皇や皇帝が一代ごとに一つの元号を定め、変えずに用いること。
- 一世一代 (いっせいいちだい): 人が生まれて死ぬまでの間にたった一度だけのこと。
- 一成一旅 (いっせいいちりょ): 統治している土地が狭く、国民が少ないこと。または、衰退した国などが努力によって勝利をおさめ、元の状態を取り戻すこと。
- 一世一度 (いっせいちど): 生きている間に一度だけあること。
- 一世之傑 (いっせいのけつ): その時代で最もすぐれている英雄。
- 一世之雄 (いっせいのゆう): その時代で一番すぐれた英雄。
- 一世風靡 (いっせいふうび): ある時代で、大いに流行ること。
- 一成不変 (いっせいふへん): 一度出来上がったものは、二度と変えるが出来ないということ。一度出来上がってしまうと、それを変えるは難しいので、慎重を期してすべきであるという戒めの言葉。
- 一石二鳥 (いっせきにちょう): 一度の行動で二つの利益を得ること。または、一度の行動で、同時に二つの目的を達成すること。
- 一殺多生 (いっさつたしょう): 一人の人を犠牲にして、たくさんの人が助かること。
- 一銭一厘 (いっせんいちりん): ほんの少しの金銭のこと。または、非常に少ないこと。
- 一箭双雕 (いっせんそうちょう): 一つの行動で二つの利益を得ること。
- 一措一画 (いっそいっかく): 文字の一つの点、一つの筆画、主に漢字についていう。または、文字の一つ一つの細かいところに気をつけて、丁寧に書くこと。
- 一体分身 (いったいふんしん): 一つのものが複数のものに分かれること。
- 一短一長 (いったんいっちょう): 人や物には、長所もあれば短所もあるということ。また、得意なことと苦手なことがあり、完全ではないということ。
- 一張一弛 (いっちょういっし): 人に厳しくしたり、やさしく接したりすること。
- 一朝一夕 (いっちょういっせき): ほんの少しの時間。あっという間の時間。
- 一長一短 (いっちょういったん): 人や物には、長所もあれば短所もあるということ。また、得意なことと苦手なことがあり、完全ではないということ。
- 一超直入 (いっちょうじきにゅう): 迷いを乗り越えると、悟りの境地に至ることができるということ。
- 一朝之忿 (いっちょうのいかり): 少しの間、怒ること。
- 一朝之患 (いっちょうのうれい): 少しの間、心配すること。または、急に心配になること。
- 一朝富貴 (いっちょうのふうき): いきなり高い地位や財産を得ること。
- 一擲乾坤 (いってきけんこん): 自身の運命を賭けて、運まかせの大博打をすること。
- 一擲千金 (いってきせんきん): 惜しむことなく豪快に大金を使うこと。または、思い切りよく行動すること。
- 一徹無垢 (いってつむく): ひとすじに信じ込む、純粋な様子。
- 一点一画 (いってんいっかく): 文字の一つの点、一つの筆画、主に漢字についていう。または、文字の一つ一つの細かいところに気をつけて、丁寧に書くこと。
- 一天四海 (いってんしかい): 全世界。
- 一点素心 (いってんそしん): 名誉や利益に固執しない純粋な心。
- 一天万乗 (いってんばんじょう): 天子や天皇のこと。
- 一刀三礼 (いっとうさんらい): 慎みを持って、深く敬いながら仕事をすること。
- 一刀両断 (いっとうりょうだん): ためらうことなく、物事をすぐさま決断すること。または、思い切りよく、物事の始末をつけること。
- 一得一失 (いっとくいっしつ): 利益を一つ得ると、別の部分では一つ損失があること。利益と損失の両方がともにあるということから。
- 一徳一心 (いっとくいっしん): 目的や利益が同じ者同士が心を一つにして事にあたること。または、君主と臣下が心を合わせ団結して物事を行うこと。
- 一斗百篇 (いっとひゃっぺん): 酒をたくさん飲んで、たくさんの詩を書くこと。
- 一登竜門 (いっとりゅうもん): 権力を持っている人に認められると、急激に世間の評判はよくなるということ。
- 一敗塗地 (いっぱいとち): 勝負に完全に負けること。
- 一発五? (いっぱつごは): 一度矢を放つことで五頭の猪(いのしし)を仕留めること。または、五頭だけに抑えて他を見逃すこと。情け深い人の狩りのたとえ。
- 一髪千鈞 (いっぱつせんきん): 極めて危険なことのたとえ。
- 一発必中 (いっぱつひっちゅう): 一度の機会で確実に成功させること。
- 一波万波 (いっぱばんぱ): 規模の小さな事件でも、広い範囲に影響があるということのたとえ。
- 一飯君恩 (いっぱんくんおん): 一度の食事の恩をいつまでも忘れないこと。
- 一飯千金 (いっぱんせんきん): ほんの少しの恩義でも決して忘れず、手厚いお返しをすること。
- 一斑全豹 (いっぱんぜんぴょう): 物事のわずかな部分だけを見て、物事の全体を推測したり、批評したりすること。見識が狭いことのたとえ。
- 一飯之恩 (いっぱんのおん): ほんのわずかな恩義のこと。
- 一飯之徳 (いっぱんのとく): ほんのわずかな恩義のこと。
- 一飯之報 (いっぱんのむくい): ほんのわずかな恩義のこと。
- 一筆啓上 (いっぴつけいじょう): 筆をとって文章で申し上げるということ。男子が手紙の書き出しに使う言葉。
- 一筆勾消 (いっぴつこうしょう): 今までのものを全て取り消すこと。
- 一筆三礼 (いっぴつさんらい): 慎みを持って、深く敬いながら仕事をすること。
- 一筆抹殺 (いっぴつまっさつ): あまり考えずに、全てのものを消し去ること。または、過去に積み重ねた功績を考慮せずに、全てを否定すること。
- 一瓢一? (いっぴょういったん): 粗末な飲食物。貧しい生活。または、贅沢がなく、無駄の少ない生活。
- 一?一笑 (いっぴんいっしょう): 顔に表れるちょっとした表情。または、少しの表情の変化。
- 一貧一富 (いっぴんいっぷ): 貧しい時と富んでいる時では、他人からの接し方が変わるということ。または、貧しくなったり豊かになったりすること。環境や事情が変わることで、初めて人との関係の実態がわかるということ。
- 一夫一婦 (いっぷいっぷ): 夫婦のこと。または、夫と妻が一人ずつの結婚の制度のこと。
- 一夫多妻 (いっぷたさい): 複数の妻を同時に持つことのできる結婚の制度のこと。
- 一碧万頃 (いっぺきばんけい): 海や湖が広大に広がっている様子。
- 一片氷心 (いっぺんのひょうしん): 濁りやけがれがなく、綺麗で澄んでいる心。
- 一放一収 (いっぽういっしゅう): 緩くしたり、しっかりと締めたりすること。
- 一飽一襲 (いっぽういっしゅう): 質素な服装と食事。
- 夷険一節 (いけんいっせつ): どんな時でも信念を守り続けること。
- 以一当千 (いいつとうせん): 一人で千人と同等の働きをすること。または、一つのものが千のものの代わりになること。
- 一意攻苦 (いちいこうく): 苦労しながら、ひたすら考えること。
- 一意孤行 (いちいここう): 誰の意見も聞かずに自分の考えだけで行動すること。
- 一意専心 (いちいせんしん): 他のことに心を奪われることなく、一つのことだけに心を注ぐこと。
- 一韻到底 (いちいんとうてい): 漢詩における古詩の技巧で、初めから終わりまで一つの韻で通すこと。
- 一栄一辱 (いちえいいちじょく): 人の世は、良いときもあれば悪いときもあるということ。
- 一雁高空 (いちがんこうくう): 群れから離れた一匹の雁が、他よりも高く飛んでいる様子。他よりも飛びぬけて優れていることのたとえ。
- 一技之長 (いちぎのちょう): 一つの技術に長けていること。
- 一行三昧 (いちぎょうざんまい): 一つの修行法を一心に励むこと。または、念仏を唱えること。
- 一月三舟 (いちげつさんしゅう): 仏の教えは一つなのに、受け手によりそれぞれの解釈があるということ。
- 一業所感 (いちごうしょかん): 複数の人の前世の同じ業によって、複数の人が同じ報いを受けること。
- 一期四相 (いちごしそう): 人生の四つの段階、生、老、病、死のこと。
- 一言九鼎 (いちごんきゅうてい): 国の動向に関わる重要な言葉。
- 一言居士 (いちごんこじ): 何かあるたびに自分の思っていることを逐一言わないと気がすまない人のこと。
- 一言万鈞 (いちごんばんきん): 非常に重みのある一言。
- 一言芳恩 (いちごんほうおん): ひと言声をかけてもらったことに対して感謝すること。また、その人を主人と仰ぐこと。
- 一新紀元 (いちしんきげん): 新しい時代の始まりのこと。また、新しい時代の最初の年のこと。
- 一字三礼 (いちじさんらい): 敬い慎んで写経すること。または、写経をするときは、敬い慎んでやるべきであるという教え。
- 一字千金 (いちじせんきん): 筆跡や詩文がすぐれていることのたとえ。