なんだか最近、「+1 800542710110」という見慣れない番号からの着信で検索して、このブログにたどり着いた方が多いみたいですね。
もしかして、あなたも不安に思って調べている一人でしょうか？ 僕もインターネットの話題には目がなくて、こういう不審な電話番号のことは気になって調べています。
これって、結論から言うと、かなり怪しい電話の可能性が高いんですよ。
放っておくと、うっかり高額請求や詐欺の被害に遭うかもしれません。
一緒に、この番号の正体と、どう対処すればいいのか、詳しく見ていきましょうね。
「+1 800542710110」って、一体どこの国の番号？
まず、電話番号の頭についている「+1」という記号。
これは国際電話であることを示していて、アメリカやカナダからの発信で使われる国番号なんです。
そして、その後に続く「800」という部分。
これは「国際フリーダイヤル」、つまり国際フリーフォンと呼ばれる種類の番号なんですね。
日本で言う「0120」や「0800」みたいなもので、本来は電話をかけた側ではなく、受けた側が通話料を負担する仕組みになっています。
企業などが海外から問い合わせを受け付ける際に使われることが多いんですが、この「800」という番号は特定の地域に紐づいていないので、どこから発信されたのかを特定するのがすごく難しいんです。
だからこそ、詐欺グループなんかに悪用されやすいという側面があるんですね。
一般の人が日常的に使う電話番号ではない、ということを頭に入れておいてください。
「+1 800542710110」の電話、もしかして詐欺かも？ 手口を徹底解説！
この「+1 800542710110」という番号からの着信、調べてみるとかなりの高確率で詐欺の可能性が指摘されています。
多くの人が「静岡県警」を名乗る不審な電話だったと報告しているんですよ。
中には、「大阪でのマネーロンダリング（資金洗浄）に関わった『イトウシンヤ』という人物が逮捕された際に、あなたの名義の情報が出てきた」なんて、具体的な話をしてくるケースもあるみたいです。
もう、聞いているだけでゾッとしますよね。
驚くことに、彼らはあなたのフルネームや住所を正確に把握していることがあるんです。
これ、どこから情報が漏れたんだろうってすごく不安になりますよね。
もしかしたら、昔応募した懸賞や無料サンプル、あるいは企業のデータがハッキングされたことなどが原因かもしれません。
一度あなたの情報が漏れると、それが悪徳業者間で売買されて、ターゲットにされやすくなることがあるんです。
電話に出てみると、相手は「おじいちゃんみたいな声」だったり、「逮捕状が出ている」「出頭命令が出ている」といった、不安を煽る言葉を使ってくることが多いようです。
中には、自動音声で「9を押してください」などと指示してくるケースもありますが、絶対に指示に従わないでくださいね。
彼らはプロなので、巧妙な手口であなたの冷静な判断を鈍らせようとしてきます。
それに、日本の企業や行政機関、例えば日本郵便やNTT、市役所などが、わざわざ国際電話を使って支払いの案内や出頭要請をしてくることは、まず考えられません。
これは覚えておくと、怪しい電話を見分ける大きな手がかりになりますよ。
警察庁の報告によると、「+」から始まる国際電話番号を使った特殊詐欺は、この1年で30倍以上に激増しているんです。
なぜこんなに増えているのかというと、国内のIP電話番号が詐欺に使われると警察からの要請で利用停止にできるんですが、国際番号はそれが難しいからなんだとか。
彼らは法の抜け穴を狙っているわけですね。
また、よくある手口として、電話がすぐに切れる「ワン切り詐欺」というものもあります。
これは、相手に「誰だろう？」と気になって折り返し電話をかけさせることで、高額な国際電話料金を請求するのが目的なんです。
一度電話に出てしまうと、彼らはその番号が「生きている」と認識し、さらに迷惑電話が増える可能性もあるので、本当に注意が必要です。
「+1 800542710110」のような不審な国際電話が来たら、こう対処しよう！
ここまで聞くと、もう電話に出るのが怖くなっちゃいますよね。
でも、大丈夫です。
正しい対処法を知っていれば、被害に遭うリスクはぐっと減らせます。
一番大切なのは、「身に覚えのない『+』から始まる国際電話には絶対に出ないこと」です。
これはもう鉄則だと思ってください。
もし、うっかり出てしまっても、慌てないでくださいね。
「もしもし」と声を出してしまったとしても、すぐに電話を切ってしまえば問題ありません。
相手に名前や住所、家族構成など、個人情報は絶対に伝えないでください。
彼らが「お子さんは何歳ですか？」「ご主人は今ご在宅ですか？」なんて聞いてきても、一切答える必要はありませんよ。
相手を刺激しないように、「すみません、今手が離せないので」などと言って、早めに電話を切るようにしましょう。
そこで怒ったり、高圧的な態度を取ったりすると、かえって迷惑電話が増える原因になることもありますからね。
絶対に折り返し電話をかけてはいけません。
高額な国際電話料金を請求されるリスクがあるだけでなく、彼らに「カモ」だと認識されてしまう可能性があります。
ご契約している電話会社に相談すれば、国際電話の発着信を休止できるサービスもありますよ。
固定電話なら「国際電話不取扱受付センター（0120-210-364）」でも休止の申し込みができるようです。
僕はキャリアの着信拒否サービスを利用したり、Whoscallみたいな迷惑電話をブロックしてくれるアプリを活用したりしています。
これ、かなり効果的ですよ。
着信時に迷惑電話の可能性を警告してくれるので、安心して電話に出られます。
もし、すでに個人情報を伝えてしまったり、金銭的な被害に遭ってしまった場合は、一人で悩まずに、すぐに公的機関に相談してください。
国民生活センターの消費者ホットライン「188」や、警察の相談専用窓口「#9110」が力になってくれます。
早めの相談が、被害を最小限に抑える鍵になりますからね。
なんで私の情報が漏れてるの！？
「なんで私の個人情報が詐欺グループに知られているの？」と、疑問に思いますよね。
これにはいくつかの可能性があります。
まず、あなたがウェブサイトで懸賞に応募したり、試供品を申し込んだりする際に、意図せず個人情報を提供してしまっているケースがあります。
そうした情報が、悪質な業者間で転売されていることがあるんです。
また、利用している企業のデータベースがハッキング被害に遭って、個人情報が流出してしまう、なんて悲しい事件も増えていますよね。
その情報が拡散されて、今回の詐欺のようなターゲットにされてしまうことがあります。
一度あなたの電話番号が「生きている番号」だと認識されてしまうと、その番号が迷惑電話や詐欺のリストに入ってしまい、さらに多くの不審な電話やメールが届くようになる可能性があるんです。
だからこそ、怪しい電話には反応しないことが何よりも大切なんです。
まとめ
「+1 800542710110」からの着信は、非常に高い確率で詐欺電話です。
覚えておいてほしいのは、日本の公的機関や大企業が国際電話で一方的に連絡してくることは、まずありません。
「知らない国際電話には出ない」。
「もし出てしまっても、個人情報は伝えない」。
「絶対に折り返さない」。
この3つのポイントをしっかり守っていれば、たいていの詐欺は防げます。
不安に感じたら、すぐに電話を切って、最寄りの警察や消費者センターに相談してくださいね。
僕もいつも「変だな」と思ったらすぐに調べたり、周りの友人と情報共有したりしています。
みんなで気を付けて、詐欺から身を守っていきましょうね！
